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百英雄伝 Risingをクリアしました!



2/3頃クリアで、クリアデータのプレイ時間は16時間6分。
道中のサブクエストも制覇していく感じでプレイして、メインクエストのクリアまでプレイ。
クリア後のおまけクエストは放置には着手せず、最終的な獲得スタンプ数は133でした。

アクションゲームとしては手堅いつくり

ゲームとしてはとてもサクサク進んで手堅く面白い印象。
アクションゲームとしては以前やったインディーズゲームのスチームワールドディグを思い出すような手触りで、やめ時がなく、どんどんできることが増え、キャラクターが成長していくことに中毒性がある、いい感じのゲームでした。


「百英雄伝いかほどか」を見定めるためのゲーム

が!
このゲームは単純なアクションの面白さどうのこうので測るべきゲームではないですよね!
このゲームの存在意義、プレイ理由、プレイヤーがこのゲームに期待することはそうではない!
なんつってもこのゲームは世に情報公開されたその瞬間から「百英雄伝の前日譚である」ということが明かされており、まさにそれこそが最大のコマーシャルでありレゾンデートルだったわけですよ!
百英雄伝に期待するすべてのユーザが、この百英雄伝ライジングを通して百英雄伝に対するある種の「見定め」をする、もうぶっちゃけて言えば「買うか買わないか事前検討する」と!
百英雄伝が幻想水滸伝ファンからの期待を注ぎ続けるに足るゲームなのかどうなのかを審判すると!
そういう宿命を背負ったゲームであったわけです!
私とて遅まきながら幻想水滸伝は1, 2, DSティアクライスと楽しんだ身。
リアルタイムに追っかけてはいなかったとはいえ、百英雄伝に期待する資格はあるってもんでしょう。

で、プレイした印象ですが、正直言ってかなり期待感をそそられました。

まずよかったのがメインキャラクター3名の軽妙な掛け合いの心地よさ!
CJとガルーのやりとりだけでもとっても楽しかったのに、そこへイーシャも加わってワイワイやりながら冒険していくその雰囲気がすごくいいゲーム。
シナリオもサクサク進んで展開が転がっていくし、冒険を進めるワクワク感がたまらない。
それでいてプレイしていくうちにゲーム全体から漂う、どこか懐かしい雰囲気、なんていうんでしょうね、ロマンがありつつ、牧歌的でどこかゆったりと穏やか、それでいて時折りピリッと緊張感を感じる雰囲気がそこはかとなく幻想水滸伝っぽさを感じさせるようにも思えるんですよね。
幻想水滸伝シリーズって拠点のガヤガヤ感とか、寄り合い所帯感とかあったじゃないですか。
プレイし始めた時点では全く気付かなかったんですが、このゲームの街の「よそ者横丁」もゲームを進めるにつれて町の大きさが拡張されてお店が増えて人が増えてできることが増えて…という感じに似たようなことやってて、それが「拠点」という共通言語を使わずとも違和感なく演出されてて、気づくともうこれこれこれ…これって幻想水滸伝じゃないですかぁ!って感じでした。


シナリオ運びも丁寧で秀逸

シナリオの見せ方も秀逸で、CJという一介の冒険者の疑問ややり取りを通じて世界観や謎、その後百英雄伝本編で描かれるであろう壮大な物語の一端が垣間見られるのがいい。
盗賊団がその身にふさわしくない魔導弾を持ってるとか、高額なレンズを買い集める富豪がいるだとか、古代遺跡だとか神の怒りに触れた魔道士だとか、いちいちワクワクする!
そういう意味では世界観の触りの導入がうまかったロックマンダッシュに通じるものを感じました。

3人の軽妙な掛け合いや、街の人々の活気付いたやりとりから、どことなくポジティブな雰囲気が漂いつつ冒険を続けていく中、少しずつオールドネバーの街が滅びた理由や、魔力の源泉であるロウレンズの成り立ち、そこから予想されるイーシャの生い立ち、宿命、未来。
さらには謎の逃避を続ける町長の真意など、徐々に徐々に怪しさを仄めかしつつ29章で急速にシリアス度が高まって真相にリーチする過程もよくできていたと思います。
終盤にもなればキャラに愛着が湧きまくっているので、没入しやすく、面白かったですねー。


百英雄伝への期待を煽りまくるエンディング

終わり方もスッキリしていて、この大きな広い世界の中での一つの出会いと冒険の終わり、そして次なる冒険を、ビシビシに予感させる素晴らしい一幕でした。
いやもうマジで俺は百英雄伝スタッフの気合いっつーかやる気っつーか本気を感じたよ!
ぶっちゃけやる前には「RPG本編出す前にアクション出すなんてどういう了見だ」と思ってたもんでしたけど、今ならわかる!プレイした今ならわかる!奴らの百英雄伝にかける思いがマジだってことが死ぬほどよくわかる!!!
買うよ!百英雄伝、俺はやるよ!しっかりこの一連のプロモーションにハマったよ俺は!
ヒュースバインとか太公とか帝国とか諸国連合とかレンズとかもう色々謎を解きにいく!
CJとイーシャ、ガルー、そんでもってニューネバーの未来を見にいく!
待ってろ百英雄伝!!!



ネタバレとかどうでもいいつくりのゲームで、もうマジに「幻想水滸伝を一度でも愛した人が百英雄伝を期待していいのかどうかビクビクしながらプレイするゲーム」だと思ってるので、その視点で言いますが、マジでやる価値はあると思います!
ぜひ皆さんやって、百英雄伝本編の発売を期待して待とう!

次はグランディア2をプレイします!

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