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デュープリズムをクリアしました!



4/23頃クリア。
最初にプレイしたルウ編のエンディング前最終セーブデータが7時間53分でHP174, MP114。
続いてプレイしたミント編のエンディング前最終セーブデータが7時間52分でHP177, MP179でした。

アクションに難ありだが、人は慣れる!

まずプレイしてビビったのがもうとにかく癖のあるアクションの操作性!
バランス調整が大味すぎて昔の3Dアクションのよくないところが出まくっている!
地下迷宮の階段登りとか、メルのアトリエの横スクアクション3連発とか神経がガンガンにすり減るぞ!
ジャンプアクションの爽快感がなく、キー入力時の微妙な入力受付しない間とか、いきなりトップスピードに入る妙な慣性、敵と接触して位置がずらされる2d横アクションの作法とは違う3Dの作法が入ってきて印象はよくなかったってのが正直なとっかかりの感想でした。

どっこい最後までプレイすると決めてかかってやってりゃ人間不思議なもんで数時間プレイしてるうちに慣れてきちゃうんですね。
あんだけぐぬぬしてたのに、もう終盤は全然気にならなかったことに人間ってスゲーなと思いました。

操作性に慣れた後の感想!

ルウ編はとにかく最終版のシナリオ展開の熱さがよかったですね。まんまとやられました。
個人的にはこのルウ編のインパクトが強くって、デュープリズムといえばルウ編という印象です。
続けてプレイしたミント編はとにかくミントのキャラがよく立っていて今見ていてもイイ!
妙に記号化されてない感じが好みでした。

クリアして振り返ってみれば非常に魅力的な世界を作り出すのに成功しているゲームだなという感想。
キャラクター・BGM・セリフ回し、これらのどれをとっても秀逸で、今でも続編が熱望されるっつう理由がよくわかる良作だと実感しましたねー。
またこのキャラでこの世界を旅したい!またエイオンの遺産を巡って旅したいと思わせる素敵な余韻。
色々とストレスフルだったアクションなはずなのに面白かった印象しかなくなる不思議!
いやもうマジで、今プレイするなら最初の操作感のストレスを乗り越えられるかが勝負です。


というわけでここからは各編について個別に感想を!

とにかくシナリオが熱いルウ編

シナリオ的な引きの強さと、終盤の展開が熱かったルウ編。
序盤から「おたまのルウ」が伏線となって、ルウが本当に人間ではないことが明らかになったりと色々な謎が矢継ぎ早に展開してくるのは好印象でした。
特に中盤、湖の塔が出現してからの展開はマジで先が読めず、謎が次々に溶けてゆくのが非常に面白かったですねー。

最終的に、ともに人形であるルウとドールマスターの勝敗を分けたのが、彼らの行動原理が「意志」か「使命」か、すなわち「自分の思い」からくるものなのか「誰かに命令されたから」なのか。
これが、「人間らしさ」なのか、「人形」なのかという一点に集約されていくストーリーはかなり綺麗で見事でした。

その後、さらなる巨悪を前に窮地に立たされるルウのもとへ、打ち倒されたはずの、満身創痍のドールマスターが、「自らの意思で」「使命に逆らい」ルウを救いにくる展開は王道ながら激アツ!
もうこれでいいの!ベタだけどこういうのでいいの!!!
ラスボス戦で倒し方を模索しながら戦うのも非常に熱くて良かった!

そっから流れるように連なるエピローグ!
この町で出会った全ての人と別れを惜しみ、幸せすぎるクレアの目覚めをバッチリ描き切って大団円する流れはもうマジで「よかった」と!よかったねと言うほかない!
この纏め方の美しさはスゴい。評価が高い理由もわかる!
ぶっちゃけゲームとしてみたら道中のアクションからダンジョン構成からギミックの調整までトータル見て荒削りすぎるけど、最後のまとめ方がうますぎます。
いやーよかった!最後に残った気持ちが「よかった」しかないのズルくないか!?

ミントのキャラの良さで押すミント編

ミントの底抜けの明るさ、じゃじゃ馬っぷり、破天荒さがみんなをどんどん巻き込んで、みんなをどんどんその気にさせて、なんか「ミントが征服する世界ならいいかなー」ってプレイヤーまで巻き込んで納得させちゃう流れが爽快感あってよかった!
「ミントのキャラの良さ」って言ったらそこまでなんですが、単純な言動だけじゃなく、周りの人のリアクションや雰囲気作りも併せて彼女の良さを引き立ててる印象を持ちました。
よくできてる!

また、ミント編はミントとベルの掛け合いを中心に展開が進むことが多いのですが、この掛け合いが非常に面白く、やっていて楽しかったですねー。
ルウとデュークの掛け合いもかなり楽しかったんですが、こちらはミントとベル双方のリアクションに振り切った可愛らしさがあり、開発陣もノリノリでやってたんだろうなと思わせる出来。
こういう面白さがあるから二週目でも面白いんだろうなぁ。キャラに愛着がわきました。
他にもミント、ベル、ロッドのルウ編ではみられなかった掛け合いもよかったですね。
特にヴァレンの塔に潜り込むまでの流れはこういうのもアリかと思わされました。

一方、ヴァレン戦以降の流れはルウ編の方がよかったかなーというのが正直な印象。
マヤとの共闘というのもそれはそれでよかったけど、これは好みの問題ですかね。
あと、あれだけルウで苦労させられたドールマスターをミントが飛び蹴りでゴリ押ししてボコボコにするのには笑った。




福元さんに聞いたら当時としてもアクションの操作性には難があるゲームだったようですが、今プレイするとなお一層気になるんではないかと思われます。
ただ!それでもなお!それを乗り越える価値のあるゲームだと言いたい!
ルウ編の熱さ、ミント編の爽快さ、唯一無二の良さのあるゲームだと思いました。
未プレイの方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか!

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