Amazon.co.jp ウィジェット TAT ゼルダの伝説 知恵のかりものをクリアしました! 忍者ブログ
ゼルダの伝説 知恵のかりものをクリアしました!



10/12頃クリア。クリア後に確認したプレイ時間(Switch調べ)が「25時間以上プレイ」だったので25時間~30時間くらいかかった感じですね。
ハートのかけらは34/40、力のかけらは119/150、スタンプは22/25くらいで、まぁ、7割がたはやったのかなーという感じでサクッとクリアしました。
これくらいでいいのよ2Dゼルダのボリュームは!
3Dゼルダのティアキンみたいな本気のゼルダも面白いけど、やっぱり2Dゼルダのこう力の抜けた、それでいて「そうそうこれこれ!」ってな要点を抑えたゼルダが私は好きですねー。

序盤から「なんか違うぞ!」と思わせるつくりがいい!

序盤から強烈に感じる違和感がマジで面白かったです。
「またお前か」とリンクを認知するガノン。
一方でゼルダにも、王国の誰にも認知されていないリンク。
王国の城に命からがら帰ってきたゼルダに対し、「1人で帰ってきた」と連呼される状況。
昔からあったとされる神隠しや、最初から「道連れ」にすることを狙っていたかのようなガノンの行動!
この世界に裏があることビシバシの状態で始まるゼルダの伝説!
いつものゼル伝じゃないぞ!という感じが強烈に伝わる感じ、とてもいい引きでした。
実に引き込まれました!
「並行世界が色々あるようなシナリオ運びなのか!?」とか「いつものゼルダの伝説のお決まりを逆手に取ったような演出があるのか!?」とかいろいろ考えてしまいました。

「なんか違うぞ」感といえば「無の世界」に触れずにはいられません。
スピンオフ的な位置づけということもあってか、2Dゼルダには珍しく高低差があり、見下ろし方の平野でもジャンプができるつくりな本作のゼルダ。
「無の世界」ではその特徴を大きく活かして、無の世界に浮かぶ小島をジャンプして渡ったりアイテムを使って高いところに行ったりと、あまりこれまでの2Dゼルダには無かったようなアクション要素を求めてくるのが新鮮でした。
もちろん「借り物」そのものも新しい要素ではあったと思うんですが、絵作りや、アクションの肌触りにおいても変化を見せてくれたのがプレイしてて楽しかったですねー。
なんかこう、自由にやってる感がすごく伝わって面白かったです。

ちりばめられた神トラへのリスペクトが心地よい!

このゲーム、正直プレイするまであまり期待してなかった「神トラへのリスペクト」がマジで随所に散りばめられてて、懐古厨のおっさんであるところの自分からするとすげーよかったです!
マップの配置からしてマジでそのまんまで、神トラのリンク自宅跡とかオカリナ少年の森とかしっかり残ってるあたり、このゲームしっかりしてんなと!
オカリナ少年の森なんか、少年が座ってたところにわざわざハートのかけら置いちゃうくらいしっかりしててなんかもう涙が出そうなくらい驚いたし愛を感じたよ!
「知恵のかりもの買う人たちなんてのは絶対神々のトライフォース好きなんだから、これやっときゃ喜んでくれるでしょ!」ってな心づかいがマジで痛み入る!そうなのよ!実際好きなのよ!

東の神殿なんかマジでまんまでビックリしました。
わざわざ東の神殿に、シナリオ進行においては置かなくてもいいようなちゃんとしたダンジョン用意してくれるあたりすげーなと。

で、それでいていいなと思ったのがマップサイズがガツっとスケールアップしてるとこ!
マジでいい!
マップがマジで広くなってて、同じマップなのに探索するのにすごく時間がかかる!
それが全然苦じゃなくって、探索してスタンプ探したりハートのかけら探したり、場合によっちゃあ洞窟が見つかったり新しい借り物が見つかったり、なんかこうこの辺は3Dゼルダに通じるマップを探索する面白さのノウハウが2Dゼルダにしっかり生かされてるようなそんな雰囲気すら感じました。

もうね、こうなってくると実質的に神トラ3じゃんこれってなるんですよ!
BGMからところどころ神トラのアレンジを感じるのも最高です!
シナリオにおいても、前半→後半への繋ぎでハイラル城に潜入するくだりがあるのなんてマジでもう展開まで神々のトライフォースそのものじゃ~~~~ん!ってなってたよ俺は!

最終版の展開と締めも美しい!

実際シナリオ運びはよくできてて、飽きさせない展開が続くんですね。引きがいい!
プレイ時間から見てもわかる通り、すっきりプレイできるボリューム感でよくまとまってるんですよ。

特筆すべきはやっぱりラストバトルにおけるゼルダ(プレイヤー)とリンク(NPC)の共闘ですよね!
実際ぶっちゃけすべてのゼルダの伝説をプレイしてるわけではないので、他の作品でもこういうシチュエーションはあるのかもしれないんですが、ゼルダ(プレイヤー)がラスボスであるところのヌゥルをその杖の魔力で押さえ込んでNPCであるところのリンクの動きを促す、要は「リンク切ってーーー!」ってプレイヤーがなる展開がマジでいい!
2人が喋らないだけに、そしてNPCであるリンクとの意思疎通がとれないだけに、この辺りの戦闘中の展開はプレイヤーの想像補完がマジで捗る!
途中ゼルダが捕まってリンクが助けに来てくれたり、2人で力を合わせて戦う感がすげー高まってて、もうものすごく盛り上がるんですよ!プレイヤーの気持ちが盛り上がるんですよ!これをよくできてると言わずしてなんと言う!

その後のエンディングも2人が喋らないだけに、サイレンスで終わるんですね。
でもインパや王様がなんてしゃべっているか、自然と想像できるのがすごくよかったです!
ミギ将軍が「ん、そういえばトリィ殿は?」と声をかけ、ゼルダが「トリィは…」と呟いて、トリィロッドを愛おしく手に取って空に消えていったトリィを愛おしく回顧するシーンでスタッフロールに行くのマジで感動的!
俺にはその会話が見えたしなんなら聞こえたしぶっちゃけそう言ってると誰もが思えたと容易に確信できるくらいこのゲームはよくできていた。
最後、トリィロッドを冒険の証、思い出としてゼルダが自室の額に飾って終わるの、幕引きとしてめっちゃよかったなぁーーー!

あと、これだけは言わせてほしい!
1番愛らしかったのは間違いなくコンテ!
エンディングでお兄さんが帰ってきてマジで良かった!



操作はもちろん快適でローディングの無さは神の領域。
サクサク進む物語と、どんどん増えていく「かりもの」がマジで面白い!
さっくり楽しめるゼルダとしてはもうマジで完成された領域!
未プレイの人はぜひプレイしてみてください。面白かった!

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