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俺の屍を越えてゆけ をクリアしました!


プレイ時間が表示されないためどの程度かかったか分かりませんが
予想クリア時間50時間の「しっかりモード」でプレイし、
1018年4月⇒1033年2月までゆるゆると時間をかけ、
家系図的には11代目まで行きました。
ちなみにラスボスクリア後の裏京都についてはチラッと見ただけでパス。
クリア後要素は時間が無限にある学生にでもやらせておけ!

もうほんと独特な味付けにしびれました。こういう作品をプレイすると
やっぱり色んなメーカのゲームをたくさんやるべきだなと思いますね。
そういう意味では今年の頭からPSPでたくさんゲームをやってますが
完全に新規のタイトルという意味では俺屍が初。桝田ゲーとしても初。
ところどころ挟まれるアニメーションの、何とも言えない古臭さが
むかーし1980年台のOVA特有なちょいグロ感をどことなく彷彿とさせ
怪しさ漂う平安時代を舞台としたこのゲーム特有の空気を際立たせます。

特にラスボス間際のシナリオ展開は極めてギリギリな感じで
ただただ「スゲーな」の一言。こういうゲームを作ってしまうあたり
桝田ゲーに固有ファンがつくのも頷ける。
中学生だった自分にRPGはスクエニだけじゃねえぞ!ってのを
教えてあげたいもんです。

システムと戦うゲーム


ゲームとしてはサガ的なシステムと戦うタイプのゲームで
構造や敵の種類、ボスの強さなども分からないような数ある迷宮に
挑んでは散り、挑んでは散りを繰り返しながら代を重ねて
一族としての強さの底上げを図りつつ大ボスの打倒を目指すもの。
全滅した場合のペナルティがかなりデカく、
場合によってはキャラが死亡してしまうため、
それまで高能力な神様との交信を重ねて代を重ねて
能力を高めた血筋が失われてしまったときには
相当な喪失感を味わうことになります。

そこへきて先述の通りボスの強さが分からないもんだから
プレイスタイルとしては慎重にならざるを得ない!!!
とりあえずボスに挑んでみてボスの強さを推し量り、
こりゃかなわんわと思ったら即リセット!
他のダンジョンを経由するなりして奉納点を稼ぎ
優秀な神様との交信を行って次世代の子らに夢を繋ぎ
どんどんと代替わりを重ねる日々。

でもね、このゲームがすごいのはこれが作業にならないところ。
一人一人のキャラクタが本当に個性的に見えてくるんですよ!

物言わぬ個性豊かなキャラクター達


それぞれのキャラクタは固有の顔グラフィックこそ用意されているものの
当然ながらキャラクタ間の会話イベントも無いですし
特に人物を知れる演出もない。
あるとすれば死亡するときに発する残された家族への遺言だけなのですが、
そんなことは全然気にならないくらい各キャラクタの個性が
プレイヤーには見えてくるんです。
顔グラフィックからは性格を推測せずにはいられないですし、
親子の関係からこの子はこういう会話をしたに違いないと思える。
兄弟がいればその関係を想像せずにはいられないし、
同じ時を生きたキャラクター間での絡みなんかも
生き生きと見えてくるんです。すごいですよこれ!

DQ3なんかでもよく言われるじゃないですか。
ちまちまとしたドット絵のキャラクタが
かえってプレイヤーにはどんなCGよりも鮮明にその旅の様子を連想させると!
まさに今、PSPでその体験を味あわせてくれるとは思いませんでした。
もうね、ぶっちゃけ遺言メッセージもいらないくらい。
遺言メッセージで初めて喋られても「お前そんなキャラじゃないだろ!」とか
こっちが思い描いてたキャラ造形とのギャップでツッコミを入れちゃうレベル。
ここがこのゲームのすごい所だと思いました。いやもうマジで。

さらに加えていえばエンディングですよね。
素晴らしいですよこのエンディングは。ちゃんとしてる!ちゃんとしてる!
ここまで対酒呑童子の悲願を胸に挑んでは散り、後世に望みをつないだ
彼ら彼女らを一人ずつその功績とともに紹介する、それだけです、
それだけなんですが、それがプレイヤーにはググッと響く!
こんなやつがいた。あいつがいたからボスを倒せた。
こいつには無理をさせた。跡継ぎを作ってやれなくて申し訳なかった。
色んな思いが、体験が胸に去来するすばらしいエンディングです。
まさに花!テーマ曲の素晴らしさもあって涙すら流れる出色の出来!

要はロマサガ2でもあったようなエンディングの演出なんですが
こういうのってなんでしょうね、やっぱりいいですよね。
プレイヤーそれぞれにある体験をまっとうに評価してくれる。
押し付けでない、それぞれの体験だけに根付くエンディングがあるゲームは
やっぱりそれだけで得難いゲームだと思います。
最後にあったもう一仕掛けも素晴らしかった。そう来たかと思いました。
よくできてます。

ラスボスがしっかり強い!


もうひとつ!
このゲームでとってもよかったのが、ラスボスの強さ!
これはもう、私の体験でしかないのですが、
久々にしびれるラスボス戦を味あわせてくれました。
もうね、ラスボスが強い強い!

踊り子が渾身の花踊りを舞い
アタッカーたる剣士、拳法家、大筒士の攻撃力を限界まで高め、
過去連綿と続くその命の連鎖、血統が生み出し、継承し、
時に途絶え、そしてまたこの世に復活させた秘術を
それぞれが文字通り己が命を削りながら連発する!
そんな血反吐を吐きながら全力疾走する我々に
ラスボスは超火力の全体攻撃を繰り出してくるもんだからたまらない。
4人いるキャラのHPがそれぞれ600~800くらいなのですが、
全体攻撃で600くらいごっそり削られてごらんなさいよ!
このゲーム、ペナルティの件もあり復活呪文は無いんですよ!
その戦闘の中で死んでしまったら復活させられないんですよ!
序盤こそ何とか回復の手も間に合っていましたが、
あっさりと花が散るように一人、また一人と仲間たちが倒れてゆく!
二人までキャラが減り、すわ全滅かと思った矢先、遮二無二繰り出した
飛天脚がラスボスの胸を貫き、何とかラスボスを打倒できた時には
ああ、これで戦いが終わったんだなと!
彼らの戦いは終わったんだなと思えました。

ラスボスの強さ、ラスボス戦で得られるカタルシスってのは
レベル上げの状況や数々の運に左右されるので、
製作者のもくろみ通りには行きづらいところがあると思いますが
今回私はこれ以上ない、よいラスボス戦を味わうことができました。
強すぎても弱すぎてもいけない、ラスボスってのは難しいですよね。
でもね、私にとっては愛着を積み重ねた彼らが悲願を達成できたことが
素直に喜ばしい、よかったと心から思えるラスボス戦でした。



俺の屍をこえてゆけ、非常によいゲームでした!
古臭さが逆にいい!そんでもってシステムは色あせない!
ぜひ皆さんにもやってもらいたいゲームです。

次はスクウェアが送る最後のファンタジー、クロノクロスをプレイします!

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ファイナルファンタジータクティクスをクリアしました!



プレイ時間は52時間58分、主人公ラムザの最終レベルは68でした。

タクティクスオウガをプレイしたその日から、
いつかはプレイしなければと思っていたこの作品。
福元PSPの力を借りてようやくプレイすることができました!面白かった!

怒涛の如く押し寄せる松野節!

FFTを初めてもういきなりビビったのが
これでもかと容赦なく序盤から炸裂する松野節!
己が主張を独特な言い回しで振りかざし、
相手にぶつけまくる演説演説また演説の応酬!これだよこれ!
互いの異なる立場、境遇、身分、思いをぶつけまくるのがタクティクス!!!

幻想水滸伝とのあまりの違いから最初っから飛ばしまくるそのテンションに
ぶっちゃけ若干の置いてきぼり感がありましたが
シナリオを進めるにつれてラムザの魂の叫びがなければ
物足りなくなってくるから不思議。そう、いつの間にか俺がラムザになっている!
青臭い主張でもいいじゃないか!俺はラムザ、お前のその主張が大好きだ!!!
詭弁を振りかざしまくる年長者どもをお前の青臭い演説で説き伏せろ!
言って聞かねえ奴はその鉄拳でぶん殴って息の根を止めてやれ!!!

シナリオも伏線を張りまくりーの
様々な組織の役者が現れては思わせぶりな発言をしーので
プレイしていて思いを巡らせられる作りになっており引き込まれました。
役者が多すぎて意味不明にならないよう、
きっちりイベントを振り返りできるようになっているのは
タクティクスオウガ同様ナイスなつくり。これがないとわけわからん。

あらゆる役者がそれぞれに野望を抱き、その野望の赴くままに個々に行動し、
一方のラムザは純粋なる信念から翻弄され、怒りを覚え、特攻してゆくという
入り込みやすいシナリオだったのがよかったですね。
特にベオルブ家の兄ちゃんたちまわりのシナリオ展開はとてもよかった!
家訓に込めた思いがぶつかりあうシナリオ展開は実にナイス。
残酷な展開ではありましたが、
それを乗り越えてゆくラムザに感情移入せずにはいられない。

強すぎるぜアルガス!キュクレイン!!べリアス!!!


タクティクスオウガよろしくのシビアな戦闘バランスも
なかなかにしびれるものがありました。

まず辛かったのが第一章ラストのアルガス戦。
いやーもうマジで何度も何度もやり直しました。
高所に籠城して矢を放ってみたり、ハートを奪うに賭けてみたり、
全員ナイトにしてみたり。何度も何度も繰り返すうちに、
敵の移動地点がうまいことばらけて敵を減らすのに成功。
仲間を一人犠牲にこそしましたが、もうこれ以上の成果はないと苦渋の決断をし
シナリオを先に進めたのも今となってはいい思い出です。
その後は一人も仲間を犠牲にせずに進められたため、
結局犠牲者はここで出た1名のみ。個人的にはここが一番難しかったです。

その後もゴルゴラルダのガフガリオン戦、キュクレイン戦、ベリアス戦では
何度も何度もリセットを繰り返すほど苦戦しました。

特につらかったのはキュクレイン戦。なんだこのバイオガの強さはよお!!!
パーティを何度も何度も入れ替え、ジョブを入れ替え、
配置を入れ替え試行錯誤。結局行きついた結論は
「ああ、結局魔法なんて唱えてるからいけねえんだ」という脳筋理論!
ここから魔法使いはパーティから外れて馬車要員に。
脳筋パーティを再結成し、戦闘開始直後にパーティメンバーが四方に散らばって
なんとかキュクレインをこちらにおびき寄せることに成功。
その後は脳筋ラムザを筆頭とした野郎どもが四方八方から腕力をふるうことで
何とか倒すことができました。こういう試行錯誤が面白かったですね。

べリアス線も同様に何度も何度もやり直したんですが
もうほんとにべリアスの唱える召喚魔法が凶悪過ぎて笑うしかなかったですね。
なんせ一発でパーティメンバーが半壊!!!マジで半分死ぬんですよ!!!
もうこれはシンプルに強さが足りないと思うしかなく
レベル上げ大作戦を決行することに。ここでこのゲームのレベル上げの
楽しさに気づいてしまったのがラスボスどもの運の尽き。
このゲーム、キャラ育成が面白すぎるんですよ!


キャラ育成がおもしろすぎる


このゲーム、FF5よろしくのジョブ&アビリティシステムを擁しているんですが
もうね、ホントにキャラ育成がおもしろすぎました。
がんがんAPを稼いでアビリティをガスガス覚えさせて
キャラを強くしていくのがマジ爽快!どんどんキャラが強くなっていくのが
目に見えてわかるもんだからレベル上げが楽しい楽しい。

各町で仕事を請け負ってフィールドをあっちへこっちへしていたら
報酬がもらえるシステムも手伝って
レベル上げの楽しさに目覚めてからはシナリオを進めるのは脇に置いて
酒場の仕事を請け負っては各地でランダムにエンカウントする
モンスターを狩りまくってレベルを上げまくる便利屋家業に身を落とす始末。

結果としてレベルが上がりまくり
最終的にうちのラムザはモンク二刀流でラスボスにも
500ダメージ×2をぶちかますほどの脳筋キャラになっており、
わきに控えるアリシア&コンスタンス(一般キャラ)も
同様に殴るやらジャンプするやら踊るやらでやりたい放題。

クリア後に攻略記事を見て「強すぎる」と知ったオルランドゥやバルフレアを
基本パーティに加えていたこともありラスボスですら姿を現した瞬間に
四方を脳筋キャラに囲まれてボコボコにタコ殴りにされ、
せっかくよみがえったのに何もできないうちに倒されてしまう有様!

なんせモンクがマジに強い。
モンクさえいれば回復だって状態異常改善だって蘇生だってできる!!
魔法使いどもは魔法を詠唱する手間がかかるがモンクは気合で一瞬で蘇生できる!
じゃあモンク軍団が最強じゃん!!!という結論から
最終的にはみんな脳筋になってしまったのも
なるべくしてそうなったというモンク軍団最強説。
結局最後は拳こそが正義なんだなと思いました。

そうさ、この戦争を終結させるのは俺たちの拳のみ!
ディリータ!俺はこの拳を手に入れたぞ!お前には功夫が足りない!!!
ナイフ攻撃だって白羽取りでかわせたはずさ!!!

エンディングの後味の悪さ!!!


ナイフ攻撃といえば触れずにはいられないのがエンディングの展開。
なんというか、必然性はあれど、いちプレイヤーとしては
どうにかならなかったのかなと思わずにはいられないです。
タクティクスオウガをロウルートでクリアした身としては、
やっぱり主人公のライバルであるディリータにも
ハッピーエンドを用意してほしかったです。

そりゃ分かりますよ。FFTのあのオープニングの流れから行ったら
何が正史なのか、正史とは何なのか!誰が何のために歴史を語り継いでいるのか!
民衆が求める耳触りの良い英雄譚が正史なのか!?ということだと思いますし。

ただ、あまりにも、後味が悪い!

私はプレイしていてディリータを嫌いになれなかったですし、
何なら「いつパーティに合流するんだろう?」くらいの気持ちで
プレイしてましたから最終的なこの展開にはマジでビビった。
松野やりやがったなという感じです。

ただ、この容赦ない展開がタクティクスなんだよと言われれば
はいぃ!そうですねえ!と言わざるをえない。
この結末を知ったうえで、もう一度最初からプレイしたい気持ちにさせます。
そうすればもっと、オヴェリアの不安が。ディリータの不器用さゆえの身勝手さが
言葉の、ふるまいの端々から感じ取れるんだろうなと思います。




なんだかんだと書きましたが、
マジでプレイしていて楽しかったですしシナリオにも引き込まれました。
でなければ毎日毎日ちまちまと50時間もプレイしない!
PSストアで気軽にDLしてプレイできますし、未プレイの方はぜひ!

次は俺の屍を越えてゆけをプレイします!PS最高!!!

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幻想水滸伝2をクリアしました!
これがコナミの本気!輝いていた頃のコナミ!皆に愛されていたコナミ!
幻想水滸伝というシリーズが伝説となり、今もなお語り継がれる理由が
確かにこのゲームにはありました!!!


プレイ時間は43時間59分。主人公の最終レベルはLV.60でした。


本気出してきたコナミのおそろしさ

まずプレイして驚かされるのは1からのクォリティアップがハンパないこと!
ドット絵のきめ細やかさ。イベントにおける演出の抜かりなさ。
キャラの感情の機微はもちろん、絵としての美しさにも気を使った表現!
特にミューズでナナミと一緒にジョウイを待つ夕陽のシーンは傑作!!!
セリフまわし、選択肢、音楽、動き、
ジョウイが帰ってくるかどうかマジで分からないというシナリオの展開も含め、
全てが一丸となってプレイヤーに訴えかけてくるものがありました。

ドット絵アニメーションも
もうホントにクルクルと感情豊かに動くもんだから見ていて楽しい楽しい!
特にナナミは持ち前の明るさでコロコロ動いてくれてお気に入りでした。
吹き出しでエモーションマークが出てくるのもイベントシーンを単に
メッセージを読むだけの作業にさせない工夫としてよかったと思います。

シナリオの容赦なさ!ルカブライトの容赦なさ!!!

容赦ない展開が押し寄せるシナリオも先が読めず楽しませて頂きました。
次々と侵略される町、破壊される村々!
ルカブライトの残虐さとハイランド軍の強さが、
プレイヤーに「これが戦争だ!」と否応無しに突き付けてきます。
1でも軍師の助言に従って次々と策を弄し、
巨大な相手を打ち破って行きますが、2は街を落とし落とされ、
時に攻め込み、時に守り撤退しと局面が二転三転するのが面白い。

ルカブライトにはマジで勝てないと思った。
ルカブライト戦では18人がかりで挑みますが、
あまり控えメンバーを鍛えていなかったこともあり、
そのあまりの火力の前にボコボコにされる始末。強い!強すぎるぞルカブライト!
その後パーティメンバーをきちんと選別して
レベルを上げたらなんとか倒せましたが、
大ボスとしての威厳は素晴らしいものがありました。
きちんと最初から最後までルカブライトの強さ、残虐さを
演出しきった点は間違いなく評価できます。

仲間集めのゲームバランスがGOOD!

また仲間たち一人ひとりのイベントも充実していて、
仲間を集めるのが実に面白い。
1からの続き物ということもあって仲間の個性に深みがでてきています。
名探偵リッチモンドさんのおかげでどこで何をすれば
仲間を増やせるのか分かりやすいのも好印象。
でもモクモクの居場所はサギだろ。

パーティは主人公に加え、「守ってみせるさ」でお馴染みオウラン姉さん、
1から続投ハンパない腕力ビクトール、殴る蹴るの暴行ロンチャンチャン、
いざとなったら色仕掛けリィナ姉さん、
そしてソウルイーターは健在1主人公で進めてました。
特にオウランは怒りの紋章装備で
ファイヤー昇竜拳を連発できるようになるのでマジで頼りになりました。
「その強さがあれば、全てを守れると思った」に対する
アンサーが「守ってみせるさ!」っての、カッコよくないですか!
ナナミが討たれた時のコメントが「私がいれば守ってやれた」ってのも
強すぎてグッド。姉さん一生ついていきます!

ナナミ退場の衝撃

そうそう、そのナナミが討たれるシーンはもうマジでビビりましたよ。
そんな展開になるとはホントに思わなかった。

この戦いが終わったらいっしょにのんびり暮らそうと、
ジョウイもいっしょに前みたいに暮らそうと、
誰よりも3人のこれからのことを考えてくれていたナナミ。
軍のリーダーとしてではなく、主人公をひとりの個人として案じ、
誰よりもその心理的負担を気にかけていてくれたナナミ。
間違いなく主人公にとって、心の支えとなっていたナナミの退場は、
その後のジョウイとのタッグマッチも含めてマジの名シーンでした。

もうホントにね、バルマムッサ以来の衝撃ですよ。
やられるだなんて思わなかった。どーすんのと思いましたよ。
ナナミがあんだけ願い、訴えていた主人公の平穏が消え去ることで、
どうオチをつけるのか全然読めなくなった。
どうやったってハッピーエンドにならないじゃんと思った。
一晩モヤモヤと悩むくらいビビりました。
そんだけ感情移入できていたゲームは久しぶりです。

エンディングはマルチにしないでほしかった

そういう意味ではエンディングがマルチなのはちょっとなぁと思わんでもないです。
あまりマルチエンディングは好きじゃない。
コレ!というトゥルーエンドひとつあればいい。
サラリーマンは同じゲーム二度も三度もプレイできないよ!

108星全てを集めるのが遅かったためか、ジョウイとの一騎打ち後に
ジョウイから紋章を譲り受け、バリバリ仕事するぜエンドになりましたが、
建国神話としてこのゲームを見るのであれば素晴らしいオチだなと思う。
単にハイランドとの戦争の末に、同盟軍の垣根を超えた強国として
新たな国が建国された、という通り一辺倒な表向きの建国神話ではなく、
3人の少年少女の思いが、信念があり、
時代の大きなうねりと紋章の強大な力に翻弄されながらも、
それでもなお互いを信じ、その果てに掴んだ、もたらした平和。
染み入るものがあります。

ただ、主人公の思いは、ナナミ、ジョウイの思いは
それでいいのかと思わずにはいられない。
だからこそトゥルーエンドが用意されているのだと思いますが、
だとすれば最初からトゥルーエンドに到達できるようにしろよと思ってしまう。
やっぱりマルチエンディングは好きになれないなぁ。

ただ、トゥルーエンドの流れ自体はホントによかったねと
心から言えるものでした。こういう奇跡、好きです。
最後はやっぱりご都合主義であっても、
主人公個人が報われなきゃダメだと思いますねー。




マルチエンディングについては少しコメントしましたが、
プレイ中の楽しさ、面白さはピカイチでした。
マジで寝る間も惜しんで毎日プレイした。
他にも曲の美しさ、すばらしさなんかも特筆に値します。
スゴい…、スゴすぎるぞコナーミー!!!

次はファイナルファンタジータクティクスをプレイします!

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幻想水滸伝をクリアしました!



プレイ時間は最終セーブポイントで16時間36分。主人公はLV59でした。
コナミのRPGっていうともうホントかなり前にやった
DSの幻想水滸伝ティアクライス以来です。
当時のblogの記事を読み返してみたら2011年の2月!実に8年前!!!
しかもPSPで幻想水滸伝1・2をやりたいとか言ってる!
当時の自分もよもや8年後、平成の終わりにPSPを友人から借りて
幻想水滸伝やってるとは思うまい!

一作目からちゃんと幻想水滸伝してる!

で、幻想水滸伝ですが
一作目ではあるものの、ティアクライスでも味わったプレイしやすさ、
群像劇、単純に仲間がバカスカ増えていく面白さは
この当時からしっかりと確立されていて驚きました。
この辺、やりたいことがしっかりと明確になっていて、
一作目から作法がきっちり整っているあたりぬかりがない。

特に拠点となる城を構えてからの
「ここから始まるぞーっ!」ってな感は素晴らしいものがありますね。
いよいよだ!っていうワクワク感がもうホントとめどない。
仲間がどんどん増えて、城がどんどん拡張されて、
気に入った仲間をどんどん強くしていく面白さは一級品。
すごい…、すごすぎるぞコナーミー!

てなわけでパーティは任侠の男タイホーと
謎のガチムチタイガーマスクのフースールーを軸に
クロウリー爺さん&ヘリオン婆さんという
ガチムチジジイババアパーティで進めてました。
女子供はすっこんでろ&イケメン不要スタイルで
ゴリゴリ押してこその幻想水滸伝よ!!!

ほほえましさすら感じる荒削り感

と思ったらせっかく仲間を集めたにもかかわらず
ラスボスで6人パーティ中3人が固定メンバーという謎展開!
おい!お前自分のゲームの良さちゃんとわかってんのか!!!
仲間をどんどん集めて!好きな仲間で旅をして!無茶なバランスには
時間を大量投入してレベル上げして!俺はこんなパーティでクリアしたぞという!
仲間との絆!友情!!信頼関係を!!!慈しむゲームだろうが!!!

そんなところもまるっと包含してプレステ初期のゲームっぽい
荒々しさもあってそれはそれでほほえましくもある。ラスボス倒した後、
ご都合主義的に崩れゆく城から必死の思いで逃げ出す最中に
普通にザコ敵とランダムエンカウントしてしまうあたりも
なかなかナイスな荒削り感。ここで死んだら何のためのラスボスなんだ!

思い出のネクロード城マラソン

このゲーム、エンカウント率がかなり低くて
道中ストレスが全然たまらない割にボスがかなり強いもんだから、
いったん引き返してレベル上げしようと思ったら
今度は逆に敵が出なくてイライラするという謎仕様。
特に吸血鬼ネクロードはかなり苦戦させられました。

ボスのネクロードがあんまりにも強いもんだから
レベル上げをせにゃならんということで、ネクロードの城を
上から下まで何度も何度も往復することを強いられる主人公たち。
なんせサッサと進んでいたら1フロアに1回エンカウント
するかどうかという敵の出なさっぷり。
こんなにもトルネコの口笛があればと思ったことはありません。
手動エンカウントするためのアイテムくらいあってもよかろうよ!

その一方で「日が落ちるまでに最上階に来なければ女の命はないと思え!」とか
ボスのネクロードに言われた割に、ひと通りネクロード城マラソンを満喫しては
宿屋で爆睡する主人公たち。そして律義に待ってくれているネクロード。
うわー!こういう自由な感じ、昔のゲームっぽくていいなー!
シナリオの展開を満喫できるかどうかはプレイヤーの良心にかかっています。

荒々しさはあるもののテンポ感は最高

他にもゲームの進行上、強制的に挑まされる
ミニゲーム(運ゲー)の難易度がバカみたいに高かったり
村のNPCが度々行く手を阻んだりと荒々しさも残るつくりではありましたが、
全体的に見ればストレスはほとんど感じずに進められた印象です。

なんせシナリオがガンガン進むもんだから気持ちよくてしょうがない。
ちょっとシナリオを進めるのに広大なフィールドを走ったり
面倒なダンジョンを数日がかりでクリアしたりとそういうことは一切なし!
それでいてキャラが次から次へと増えていくもんだから
好みのパーティでゴリ押しできて楽しいったらありゃしない。
今のゲームにはない良さがこのゲームにはありました。
ホント、テンポ感に関してはこの当時のゲームを見習ったほうがいいと思う。
プレイ時間も15時間ちょっとですが、満足度はピカイチ。
こんなもんでいいんだと思いますねー。



というわけで流れはそのままに次は名作と名高い幻想水滸伝2をプレイします!
そう!「その強さがあれば、全てを守れると思った。」ですよ!!!
もうマジでキャッチコピーからワクワクさせられる!!!

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聖剣伝説が出ない理由、ファイナルファンタジーとは異なる可能性
そして…ゼノギアス クリアしました!


クリア時間は54時間09分。最終レベルはフェイLV.76でした。
これが!これがゼノの原点!
ゼノブレイド、ゼノブレイド2を大いに楽しませて頂いた身としては、
絶対にプレイしておきたかった一作でした。
PSPというオーパーツを福元さんから借り受けて
PSストアからゲームアーカイブスでDL購入してのプレイ!
先日の記事でも書きましたが、PSをRPGツクール専用機として消費した
私としてはこうしてPSPで過去のゲームができるのは本当に助かる!
もっと早くにPSPを買っておけばよかったとマジで思った。
いや~、実に満足。楽しませて頂きました!


こ、これが完全版を期待される理由!

もうしょっぱなからシナリオがエンジン全開で伏線貼りまくって飛ばす飛ばす。
シタン先生が思わせぶりな言葉を吐いたと思えば、
なんだかよく分からんグルグル回る球体に
ジジイが映ったテレビがたくさんついてる映像が映るし
主人公のフェイは記憶喪失な上に絶叫して暴走して村を滅ぼすと来た!
どういうことなんだよ!ぜんぜん意味わからんぞ!
でもこれが!これこそが聖剣伝説が出ない理由!FFとは異なる可能性!!!

伏線が伏線を呼び、謎ばかりが積み重なっていく中をよく分からんままに
あちらこちらに彷徨う自暴自棄な青年フェイとともにアヴェやらキスレブやらを
右往左往するイグニス大陸編はその後の冒険も謎に満ちていて実に面白かった。
特にアヴェ編が夢半ばで終わっていきなり牢獄シティにぶちこまれる
キスレブ編は実に面白かった!こっから先どーすんだよ感がすごかったですし
そこへきてゲブラーが空中戦艦ぶっこんで原子炉を破壊するとかしないとか
する流れは実に熱い。あの辺の流れが好きで、その後もリコを苦労しながら
多用してました。そんなもんだからハマーがらみの終盤のイベントはマジで
きつかった。ハマーはへらへら笑いながら何だかんだと
生きながらえてほしかった。でもこれが!これこそが聖剣伝説が出ない(ry

海底遺跡でエリィが急に達観してエメラダが出てくるあたりだとか
協会地下でソラリスと協会の関係が分かるあたりだとかも
その後の展開を妙に空想させておもしろかったですね。
色んなフェイが出てくるあたり、私の頭はこんがらがりましたが
またそれがその当時はとても心地よかった!どういう伏線回収を
見させてくれるのかとワクワクしていました。

と思ったらディスク2!!!おい!!!

フェイやらエリィやらがかわるがわる椅子に座って過去を邂逅する
不思議なお話をスタイルでシナリオがあれよあれよという間に展開し
「あれっ、これサウンドノベルだったかな?」とか思っていたら
たまに入るダンジョンや戦闘でお茶を濁されるもんだから
正直気持ちがついていけない。話がガンガン展開してあっという間に
天帝カインもテレビのおじさんたちも退場していくありさまで
あっという間にマハノンのゾハルがデウスしちゃって
なんだか凄いことになっちゃったぞというのが正直な感想。

後でいろいろなホームページを見ると色々な開発事情が
あったようなことも噂されていて、
こりゃあ完全版が期待されるのも仕方ないよなぁという印象です。
でもこれ全部ちゃんとRPGさせようと思ったらものすっげえ
開発期間とプレイ時間になりそうだな。だがそれがいい!

ゼノシリーズ原点としてのゼノギアス


そういう意味ではもろもろの事情から粗削りになってしまい、
結果としてRPGの枠に収まりきらなかったゼノギアスのやりたかったことが、
ゼノブレイドではホントによくゲームとして納まっていると思いますね。
ゼノブレイドもムービー多かったですが
きちんとRPGとしてきっちりまとまってました。
ゼノギアスでやりたかった表現、演出やイベントが
きっちりRPGとしてまとまっていればなおよかったんだろうなあと思う。
そういうところを知れただけでもゼノギアスをやってよかったです。

終盤の展開はマジで世界の崩壊がものすごいし、
鬱展開のイベントがこれでもかと続くもんだから
最終的なオチがハッピーエンドにならない不安がよぎりましたが、
ゼノブレイドが完璧なハッピーエンドだったじゃないか!
高橋を信じてやれって!という一心で軋んだ破片をつなぎ留め
どーにかこーにかプレイしていましたが最終的にハッピーエンドに
落ち着いてくれたときにはマジでよかったと思いました。
高橋を信じてよかった!これで俺は安心してゼノを今後もプレイできる!!!

イベントの演出で言ったら特に最後、
BGM飛翔でフェイがエリィを救い出しに飛ぶシーンはマジで熱い!
そのほかのシーンを見ても正直ポリゴンは粗いし、
ドット絵も拡大すると違和感がある。
でもね、どんどんそんなの気にならなくなるんですよ。
ゼノブレイドの最新鋭のCGもそれはそれでいいですが、
見せ方やセリフ回し、音楽の妙で画が古いなんてこと微塵も気にならなくなる。
こういうイベントシーンの見せ方がうまいってのもゼノギアスから
ずっと変わらないんですね。マジで驚きました。PSのゲームだとは思えない。
絵のきれいさがゲームの面白さには直結しないと思い知らされました。

ゼノギアスってものすごくジュヴナイル的であり、ボーイミーツガールであり、
重厚なSF設定が下敷きにどっしり基礎として鎮座ましましている一方で
そのくせ真っ直ぐなラブストーリーで、くそまじめな人間賛歌なんですね。
こういうところもゼノブレイドに引き継がれているんだなぁ~。
ゼノシリーズが最初っから人間賛歌であったことがうれしいです。
いやー、満足した。

wikiの圧倒的なボリュームにビビる


クリア後すぐにwikiでゼノギアスのページを見たんですが
圧倒的なその文章量にビビりました。
特にシナリオ!全部書いてあるじゃねえか!
これ書いたやつすげえな!よくまとまってるじゃねえか!!!
キャラクターや設定についてもいろいろ細かく書いてあって見ていて飽きません。
すげーな。こういうの見てると、もう一周したくなりますね。
伏線や設定が分かっている今ならもっとよく理解が進んで、
あのハッピーエンドがより一層輝くような、そんな気がします。


次はそのままPSPで幻想水滸伝をやります!
こいつもずっとやりたかったゲームだ!待ってろコナミ!!!

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