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3DS版DQ7をクリアしました!




いやぁ、プレイ時間こそホントに長かったですが
終わった時にはそれらを全部納得させるほどの爽快感、納得がありました。
実に楽しかった!素直に感動しました。
ああ、そういうことがやりたかったんだな!っていう感じ。すごくよくわかる。

もうどれだけのサイトで言われたことか分かりませんが、
要するにこれはスタンドバイミーなんですよね!
エデンの戦士であるところのガキんちょたちが平和な毎日に飽きてしまって
ちょっとした刺激を求めて旅に出ると!
上に貼ったCMの動画そのまんまのあのガキんちょたちですよ!旅に出るんですよ!
その旅の中ではそりゃもう色んな事があるわけですよね。
大人たちの保身から来る裏切りを見ることもあれば、
なんとも情けない過去の改ざんを見ることもある。
分かりあえない人々の争いを見ることもあったし
報われない恋の行く末を覗き見ることもありました。
どれもこれも故郷の平和な村に閉じこもっていたこれまでの生活では
触れることのなかったような経験ばかりだったんだと思います。

そうした旅の色々な思い出を経て、
世界の大きな問題すらも解決するほどに大きくなった冒険を片づけて
村に帰ってくる主人公ですが、この主人公が他のDQと違うのは
結局もとの生活に戻っていくところですよね!
そこがいいんだ!あ、そこがやりたかったんだなって思わせるんですよ。
色んな事があって成長した彼らはひと夏の冒険を経てひとつ大人になると!
周りの大人たちもそれを感じとって、受け入れてくれると!
当然スケールから行ったらとんでもないことをしてるわけですから
故郷に戻ってうんぬんという形ではないエンディングもできるわけですけど
そうじゃないと。このDQはそうじゃないぞと。そこが異色だけど、いいんだなぁ。

旅の途中では一緒に旅に出た兄貴分のキーファが
彼なりの目標を見つけて道を別にしますが、またそれもいいですよね。
ぶっちゃけRPGをやってる側からすればシステム的にそれどうなんだともなりますが
もうね、クリアしてみたらそんな憎しみも無いですよ!
「ああ、ホントによかった!」ってもうほんとそれだけ。
旅をして、それぞれに目標を見つけて、道は別々になってしまったし、
もう会うことも無いんだけれど、それでも心のどこかではつながっていて、
俺たちはずっと友達だぜっていう、それがやっぱり少年の友情であってほしい!
もうほんとすがすがしいまでのジュブナイルストーリーですよ!

クリアする前にも結構色んなところでいろんな人たちに聞かれるんですよね。
「お前はこの旅が終わったらどうするんだ?」「父さんの家業を継ぐのか?」とかね。
そのへん、なんというか、もとの生活が崩れてないんですよ。
他のドラクエと大きく違うのがもうまさにここで、
主人公には帰るところも帰る生活もあるし、みんなもそうだと思ってる。
でも少年はこれまでの生活の中で、あの限られた村、閉ざされた島以外の
生活や人々、生き方を目の当たりにしてるわけで
そんななか主人公がどういう選択をしていくのかっていうのがこのゲームなんです!
このストーリーの熱さ分かりますか!
だからこそあえて言わせてもらえれば一見シンプルに見えるエンディングまでの流れは
主人公の言葉には出さない強い意志があってこその船出なんだと思わせます。
あの瞬間、主人公の行動に対する選択肢は完全にプレイヤの私にはなく、
ゲームの中の彼自身が選んだ道だったんだなと思わせます。
そういう意味では少しドラクエらしくはありませんが、
だからと言って文句を言うつもりは全くない!まったくもってすばらしい!
実に清涼感あふれるエンディングでした!

「ひとは、誰かになれる」というキャッチコピーも
エンディングを迎えてみればこれほどまでにしっくりくるものもありません。
旅を終えて、何者でもないガキんちょだった主人公たちは
様々な経験を通して何者かになったんだと理解しています。
我々だって考えてみれば、様々な環境の中で様々な人々との触れ合いを通し
数え切れないほどの経験を通してあの時見ていた、思い描いていた
誰かになったんだと思います。すばらしいキャッチコピーですよね。

最後に少しだけシステム的なところを言えば、
シンボルエンカウントになったことで、あれだけ苦痛だった敵との遭遇が
なんだか楽しくなってしまい、序盤から高レベルを維持して進んだが故に
会う敵会う敵ほとんど瞬殺できてしまうほどでした。あまり苦戦はしなかった。
ダーマの神殿後、職業レベルがぜんぜん上がらなかったんですが
すれ違い石板のダンジョンでは比較的容易に上がることに気づいてからは
そんなことで気をもむ必要もなくなりましたしね。

ドラクエでは毎回、主人公以外のキャラクタのコマンドはAI任せでやってるんですが
今回はAIがかなり賢く、そのままラスボスを倒せるくらいでした。
AIだとキャラ一人一人がホントに意思をもって考えて闘ってるみたいでいいんですよね。
アイラやマリベルが腐った死体を躊躇せずに舐めまわすのには少し驚きましたが。
それがプロのお笑い芸人というものか。

プレイ時間はぴったり70時間。
長いゲームではありますが、途中で詰まないような配慮がそこかしこにある上に
今はネットで攻略法を簡単に検索できる世の中です。
ぜひぜひみなさんプレイして、エンディングを見て、すがすがしい気分に浸って頂きたいです!

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