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ブレイザードライブをクリアしました!



12/3頃クリアで、クリアデータのプレイ時間が36時間36分。
ミッションクリア数は85で、クリアまでに出てきたミッションはすべてクリアしたと思います。
クリア後のクエストはプレイしていません。
久々のDSゲーでしたが、いやーなかなか面白かったですね!

少年漫画のノリが熱い

やってみて驚いたのがそのあまりにも直線的に浴びせられる少年漫画的ノリの嵐!
こういうゲームをやったのってすごく久しぶりで、今はあまりないノリなのか、あるいは年齢層的にあまり被っていないのか、とにかく私個人としては逆に新鮮でした。
言ってみたら武蔵伝とかに近いノリだと思うんですが、マンガも交えてマルチメディア展開されたゲームというだけあって、描写がもっと直球なんですよね。
一枚絵やボイスで演出されるそのノリが、懐かしくもあり、新鮮でもあり、とても心地よかった!
お約束のような、普段はすかし気味なのにその実ものすごい熱血少年な主人公を中心に嫌味なく進んでいく展開はやっていてとても爽快感がありましたね。

正直特に序盤は描写や展開に唐突さを感じる場所がなくはありませんでした。
ただいい意味でどっかで見たような展開の展開も多く、かつそのイベントひとつだけをとってみれば熱さがうまいこと演出されているので、違和感やストレスは感じないんですよね。
むしろ「こういう展開あるある!」とか言いながら「こういう展開いいよね!!!」みたいな気持ちで見てました。

で、このゲームの偉いのはそういう展開を積み重ねていく中でキャラや主題歌に徐々に愛着がわいてくるつくりになってるところ。
特に終盤の展開でタマキの出生の秘密が明かされるシーンや、イベントシーンのクライマックスで主題歌が流れる中シロウとタマキが特攻するアニメーションは素直に熱くて控えめに言っても最高でした。
いいゲームだったなぁ。

分かりやすく戦略性の高いシステムはグッド

カードバトルそのものはルールもわかりやすく、デッキ構築も手軽に行え、ストレスなく楽しめました。
チュートリアルが非常に丁寧だったのと、やっぱりDSのタッチパネルと相性が良かったんでしょうね。
カードがどんどん増えてくるのにつれて、デッキ構築の自由度が上がっていくのが楽しかったです。
正直カードは種類が多すぎて全然使えこなせませんでした。
なんですが、それでも戦闘をうまく運べると爽快感がスゴい!
うまくいかないこともあるんですが、その都度カードの使い方や振る舞い方を研究して、対策したりプレイングを見直すことで勝利に繋げられるのがベタによかったです。
カウンターディフェンスの使い所や、とにかく4枚左右に貯めるのを優先すべきとか、いろいろゲームシステムの特徴を見定めながらプレイしてました。

色んなデッキを組みましたが、最終的には炎デッキ(右ヴァリアント、左フーゴ)で攻撃カードとテンション上げカード主体から、風デッキ(右ガラティーン、左ルヴァン)で攻撃カードと素早さupカードを主軸に、貼付枚数分攻撃力や素早さ、防御力がそれぞれ上がるカードに繋げるプレイに至りました。
風デッキはガチっとはまると枚数に応じて攻撃力の高まる「台風」を2枚腕に貼ることができるので、攻撃力がすげー高まって爽快感ありました!

ボス戦が熱い

そんな中、ヤイバとタッグを組んで戦った最終盤のツルギ戦が熱くて非常によかった!
マジでツルギが強くて面白かったです。
いつもの通り風デッキでカードをバシバシに貼っていこうと思ったら、ツルギから「相手のカード貼付ターンをスキップする」デバフを2ターン連続でかけられてしまい八方ふさがりに。
このゲーム、1ターンに貼れるカードの枚数が限られているので、2ターン連続でスキップされてしまうと圧倒的に不利になるんですよ。
当然敵ボスのツルギはバシバシ右から左からカードを貼って貼って重ねて貼ってで攻撃力も防御力も高めに高めまくっていくので加速度的にヤバさが上昇!
どうにもならねえと思った矢先に、パートナーのヤイバがコツコツ貼り重ねていたスピードupカードが実力を発揮して相手の行動ターンを追い越すことに成功!
ヤイバ→シロウ(プレイヤー)→ヤイバと味方のターンが3連続でやってきたタイミングでどうにかこうにか体制を立て直し、一進一退の攻防に持ってゆくことができました。

その後も敵の攻撃を一身に受けたヤイバが倒れるも、何とか貼っていた復活カードで息を吹き返す胸アツ展開があったり、その隙にこちらが4枚目のカードを貼って攻撃力をアップさせたりしてゆく中でなんとか勝利できた時には、一方的な試合展開ではない目まぐるしく入れ替わる局面から、このゲームシステムの奥深さを感じ取れました。
勝ててよかったとひとしきり喜ぶ一方で、このゲームのシステムよくできてんなーと思いましたね。
その後のカレン戦やビースト戦なんかも熱くてよかったです。
戦略や差しあいがギリギリで決まるとマジで熱い!

最高に盛り上がったラスボス戦で負けちゃいけない

そんな中、ちょっとゲーム体験的に惜しかったなーと思ったのがラスボスの天賢ソル。
負けちゃいけない戦闘だったなーと思いますね。
ソル戦に挑むまでの流れが完璧だったんですよ。
ありがちといえばそれまでなのですが、敵の無敵のバリアをなんとか解除し、たじろぎつつも威嚇するソルに最終戦を挑む流れと、ラストバトルの曲が主題歌というベタな熱さがプレイヤーを最高潮に盛り上げてくれるんです!
そんな中、もう単純に引きの悪さで!一枚目に貼れるカードが全然巡ってこないってことで!数ターンまごまごしてるうちにボコボコにされるという「このデッキ使っててこんなことになったのこれが初めてだよ!」という展開で負けてしまったのが、残念でした。

そりゃあ運も絡むカードゲームという特性上、引きの良しあしがあるよーってのはある程度しかたないことだということはわかっちゃいるんですよ。
でもやっぱ納得感がねぇ…、ここは一回目で勝てたら一番よかっただろうなーと。
初戦敗退後、1枚目に貼れるカードを少しだけ増やして挑んだところ、なかなかいい勝負で試合展開を運ぶことができ、最後はパートナーのタマキと決めた渾身のダブルアタックから、シロウが持ち前の素早さでソルのターンをまくって再度ダブルアタックをしかけて勝てたのは熱くてよかったんですが、これが初戦でできたら一番よかったのになーと思わずにはいられない。
絶対デッキ調整しなくても行けたんじゃないかと思ってしまうんですよね。
ただ、とはいえゲームとしてはよく演出され、盛り上がるラスボス戦だったのは確か!

最終章のクエストの冗長さは残念

一方、クエスト受注型で進むシナリオは、最終章(7th Blaze)で冗長に感じてしまいました。
それまでは章が進むごとに新しいマップが出たり、キャラが増えたり、シナリオ的にも進展があったりと楽しんでやれていたんですが、最終章はちょっと進展が少なく物足りなかったですね。
先述の通り、一応全てのクエストをプレイしたんですが、正直あまりモチベーションが上がらず、だれてしまった感は否めませんでした。
そこに至るまでにスキルツリーがあらかた埋まってしまっていて、経験値を稼いでもめぼしい使い先がなかったという点もよくなかったと思います。
もう少しスキルツリーが長かったらそこにモチベーションを見出すこともできたと思うのですが、どうしても作業している感が強かったのが正直なところ。

最終章手前(6th Blaze)でこれまでの秩序がひっくり返されるようなイベントが発生するんですが、最終章(7th Blaze)のクエストでは特にその経緯が効果的に演出されているようにも思えず、どちらかというと特にノリに変化が感じられない(5th Blaze以前のクエストで演出される世界観とあまり変わらない)のも違和感がありました。
最後の平場で危機感の演出に失敗している印象で、正直少しここは物足りなかったかなー。
ここがもうひとつうまくいっていれば、また評価も一段上がっただろうにと、惜しく思いますねー。




DSのゲームは無限航路ぶりでしたが、まだまだ面白いですね。
タッチパネルを使った操作もなかなか快適で、楽しめました。
アニメーションやボイスが時折挟まるイベント演出にも「あー、DSのゲームってこんなんだったなー!」と懐かしく感じました。
DSのゲームでの積みゲーはじつはまだまだいっぱいあるので、定期的にプレイしていきたいですね!

次はRomancing SaGa -Minstrel Song- Remasteredをプレイします!
神は人をつくり、人は物語をつくるぞ!!!

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