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ゼノブレイド3をクリアしました!
先に言っときますけどネタバレありますからね!気を付けて下さいね!



いやー、やった!プレイした!死に物狂いでプレイした!!!
クリアデータでのプレイ時間は128時間13分。
その後少しクリア後の世界を歩き回って、コントローラを置いたのが132時間54分でした。
プレイし始めたのがライブアライブクリア後の8/5で、9/24くらいにクリアですから50日で133時間!
ぶっちゃけマジで生まれてこの方こんなにゲームやったことねえぞってくらいやりました。
平日は子供を寝かしつけた後に翌日の仕事に支障をきたすレベルでやりこみ、それでも足りねえってんで午前半休を週に何度も取っちゃあ家じゃあ逆に集中してプレイできねえもんだからマクドナルドにこもってコーヒー飲みながら日がなアイオニオンを端から端まで駆けずり回った2022年の夏!
熱かった、マジでこの夏は熱かった!!!

色々抜きにしてとにかく面白かった!

もうプレイ時間がべらぼうに長すぎるもんだから何から何を感想として書いたらいいのか正直よくわかっちゃあいませんが、もーとにかく俺はこれ以上なく満足しましたね。
クリアまでにしっかりヒーロー全員を仲間にして、自力で覚醒イベントまで見ました。
世界を走り回って、この目で見て、この手で触れて、力いっぱい心の底から愛したんだと言い切れる!

戦闘だってほんとに遊びやすくて、ひとつひとつの戦闘の展開からドラマチックで、それでいてクラスによって戦い方が変わる面白さ。
広大なフィールドを歩き回ってコロニーのみんなの話を聞くだけでも楽しかった。
端から端まで歩き回るたびに受注するクエストをこなして、そのたびにまた一つ世界が広がって、その積み重ねでこのゲームが好きになって、もうマジでやめどころがなかった!

変わりゆく世界をその中心で実感した!

世界が段々と広がって、主人公であるノアらの献身によってそこに住む人たちの意識がどんどん変わって、世界全体でメビウスぶっ倒して世界を変えるんだというムーブメントに向かっていく様子がガチで素晴らしかったです。
これまで互いを同じ人とは思わず、ただ憎み、ただ殺し合ってきた数多くのコロニーひとつひとつが、ノアらによって解放され、意識を変革し、互いの良さや価値観をコミュニケーションによって知り、交流を深め、世界がひとつにつながってゆく過程がなんと美しく微笑ましいことか!
戦うしかなかったコロニーの連中が、戦いを止めることで共生の道を探るようすが多重的に、多層的に丁寧に描かれ結実していく様を俺は充実感とともに見守ったよ!

それでいていろんな考え方する奴がいて、いろんな物事の側面を描いてて、世界の厚みを演出してくれてて、もうそんなところまであるのーーー!?ってくらい味わった!
このアイオニオンという、奇跡のような、それでいて悪夢のような世界を味わった!
クリアした今、もうその世界はここにないのだけれど、そこで彼らが得た冒険が、彼らを通して感じた俺の思いが、今確かにここにあるのだなぁと思う!!!

とにかく5話→6話の展開が最高!

シナリオに関しちゃもうやっぱ何を差し置いたって5話から6話にいたるあの激情を、感情の高まりを語らずにはいられないでしょう。
ゲーム序盤からあからさまに匂わされ、いずれ来ること、描かれることが自明だったミオの死を、溜めに溜めたうえにここまでドラマティックに、絶望感を積み重ねて描いてくれたことに感謝しかありません。
牢獄にとらわれたノアたちの、ミオを何としても救い出そうという必死のあがきが、何もできずにただただ1か月を待つしかないという無力が、焦燥が本当に痛々しく、容赦なく描かれ、このゲームは本気だなと思わされたもんでした。
エヌからノアに「てめえが送れよ」と言われた時にゃあマジでこいつクソみてえな外道俺は絶対に許せねえぞと思ったし、あの時俺は確実にノアだった!!!

そこへ来て死の淵に立たされたその瞬間にノアが見たこの世界の真実。
過去のノアがその子供に未来を託すシーンなんて泣け過ぎたのにオイオイオイてめぇノア!
なんでメビウスなんかになっちまったんだよ!
てめえが子に託した思いってのはなんだったんだよ!
もう俺はてめえのことマジで分からねぇと思ったしゲームと俺の一体感が極まっていた!

でもってエムの唐突な意志のすり替えからくる大逆転!
いやー、これ、マジでよくできてると思いました。
マジで「うわーっ!やってくれやがった!!!」ってな盛り上がりで興奮が追い付かない感じでここまで頑張ってきてマジでよかったと心底思ったもんでしたよ!

ゼノブレイド3はエヌの物語だったと思う

でもってクリアした今振り返れば、このシーンが持つ意味ってのがすげぇ心に重くのしかかってくる。
ラストダンジョンで再びエヌとブレイドを交えるときには、完全に前を向き、自らを希望と言ってのける、いわば覚醒し成熟したノアたちよりも、なんというか人間的な弱さが露呈しまくっているエヌの心情にむしろ寄り添いたくなっている自分がいました。

マジでこれは驚きだったのですが、あれほどまでに許せねえと、心底こいつの考えてること分からねぇし分かりたくもねぇと思ったエヌの気持ちが、最後の最後に来てガチで理解できるようになるんですよ!
これがこのゲームのすげえところだし、エヌこそがこのゼノブレイド3の影の主役といってもいいくらいだし、ゼノブレイド2で言うところのシンに匹敵する魅力をここで得たなと思った!
ノアの言葉よりもむしろ、エヌの言葉が俺の言葉に響き、エヌを救ってやりてえと!エヌを救ってやらなきゃこのゲームは終われねえと思った!!!

ゼットが提示した悪魔の選択を前に、エヌは迷ったのだろうか、迷わなかったのだろうか。
ただその自らの選択が持っていた重みを、世界に与える影響を理解できていたからこそ、自分の止むに止まれぬ選択を、自分のエゴを通した、思いを貫いた選択を、誰が何といおうと自分自身だけは「あれは間違いだった」と否定するわけにはいかないんですよ!
その過去の選択を否定できない弱さ、脆さ、そして決して外に出すわけにはいかない、内に秘めた泣き叫びたいほどの哀しさが痛いほど理解できる!
だが、だからと言ってどうすればいい!?
自分がやってきたことは間違いだったと認め、贖罪することなど受け入れられるはずがない!
正しい道を進む、もう1人の自分の正論なんて絶対に受け止められるはずがないし、認めてしまったら自分が自分ではいられなくなってしまう、そんな哀しさで満ち満ちてるんですよ!

でも、それでもなお、最後にはエムの言葉に立ち返り、自分自身と向き合って、まだやり直せると、まだ道を進みなおせると立ち上がって、愛したミオと手を握って自分を取り戻すことができた!
きっちりとエヌの物語に、納得のいく幸せなエンディングを用意してくれるゲームであって本当によかったと思いましたねー。

ラスボス戦の世界との一体感がすごい

ラスボス戦は非常にいいイベントバトルでした。
色んなゲームやって自覚してるんですが、私のプレイスタイルだと製作者のプレイヤー想定よりも寄り道が多すぎるらしく、どんなゲームも最終盤はレベルが上がりすぎちゃって簡単になっちゃうんですね。
ゼノブレイド3も例にもれずレベルがガンガン上がっていったのですが、想定レベルが書いてあることも助けとなり、キャンプでのレベルアップボーナスの適用を序盤早々に取りやめてレベルを調整。
それでもやっぱり最後は歯ごたえのある展開を味わいたかったのでラストダンジョン突入に際して難易度をノーマル→ハードへ変更。
これがいい感じに緊迫感を生んで非常に楽しめました。

つーかマジでラスボスは強くって回復防御主体のパーティ構成でなければキツかったです。
パーティ半壊を幾度となく経験しましたが、首の皮一枚でヒーラーが1人生き残ってくれ、そいつをなんとか守りながら、チェインアタックを使うタイミングやヘイトを稼ぐタイミングを見計らいつつ局面を乗り切って倒しきりました。
いやー盛り上がったなー。

ラスボス戦は言ったらワイルドアームズ2でもあった、世界が一体となって敵に立ち向かうというシーンなんですが、それを精神面だけでなく、ガチでやってのけたのが熱かったです。
世界中のコロニーが集結し、外殻からオリジンをぶっ壊しに周り、レウニスや戦闘機が宙を舞い、鉄巨神が拳でぶん殴りにやってくる!
マジで世界がメビウスと戦って、そのど真ん中でノアたちが戦って、それだけでなくヒーローや女王がガンガン助太刀にやってきて全員でこのムカつくゼットをブッ倒すという展開が熱すぎました。
いいラスボス戦だったわー。

再開を信じさせてくれるエンディングが最高!

最後の別れのシーンはマジで切なかった。
泣けました。

走り出すノアとミオ。
みんなの「この時が永遠に続けばいい」という願いが生んだ虚構の世界「アイオニオン」の夢が覚め、また世界が動き始めるその時、必然的に起きる別れを前にして走り出さずにはいられない!
ここまでともに旅を続けた、ゼノブレイド3らしい珠玉のエンディングでした。
いやもうホント素晴らしいですよ。
プレイヤー誰もが、彼ら皆がまた再び出会うことを切に願わずにはいられなかったと思う!

だからこそ、「時」が動き始めるシーンでは、充分にそれが示唆されていて安心しました。
絶妙なバランス、素晴らしい余韻を生む幕引きだったと思います。
このあと世界がぶつかって何が起こるかはわからないですし、彼らが今後何を選択するかもわかりませんが、彼らは、二人はまた必ず出会うのだろうと信じられる!
「そうだったらいいなぁ」という曖昧な希望ではなく、「ああ、これはまた会うんだな」と確信できる、安心できる希望を与えてくれる余韻でした。

この、本来なら存在するはずのなかったアイオニオンという箱庭世界で起こった奇跡のような出会い。
本来なかった形での二つの世界の出会いが、時が動き始めた時にどのような影響を与えるのか。
オリジンの発動によって再生された後の世界で、彼らはいかに生きるのか。
きっと新たな彼らの未来には考えられないような障壁もあることでしょう。
だが、彼らは最善を尽くし、選び、必ずや明るい未来に到達できると信じられる!
それが彼らが選んだ、時を先に進めるということなのだから!

今はいっとき、彼らの「別れ」と「旅立ち」を祝いたい。
そして、また来る「再会」に思いを馳せたいと思わせる、素晴らしい余韻を生むエンディングでした。




というわけでゼノブレイド3でした!
最後にクリア後要素についても少し触れておきます。

クリア後にはきっちりニアとメリアを仲間して、その覚醒イベントまでクリアましたが、おまけにふさわしい、その後の「2人」を描くイベントでした。
こういうクリア後要素って、時系列がクリア前に戻っちゃうんでどういう気持ちで付き合ったらいいか毎度ながらすげー悩ましく思うんですが、このゲームのクリア後要素はそういうのまるっと抜きにしてゼノブレイド初代や2の思い出が蘇るいい演出でした。
曲やイベントシーンの回想など、ほんとに良かったです。
また2人のそれぞれの旅を見たくなりましたねー。
そんな時間はないのだけど!

次はトリニティトリガーをやります!

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