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何を今さら感がある話で申し訳ないのですが、
まったく知らなかったのでここで紹介させて下さい。
プギャーしてくれてもかまわない!

RPGツクールVX Aceの素材として
RPGツクールDSグラフィック&音楽素材集」が発売!

そもそも発売されたのが今年2014年の2月14日ということで
既に一か月も経過してのこの紹介と言うところに
どんだけノーマークだったんだよという気がぎゅんぎゅんしていますが
こういう素材の転用と言うか焼き回しと言うか、あるんですね。

特にマップチップを配布してくれるのがデカい!非常に貴重です。
以前にもRPGツクール2003でRPGツクール4のモンスターグラフィック素材が
配布されていたりもしましたが、マップチップの配布はなかったですよね。
もういっそのこと家庭用RPGツクールのグラフィック素材を
どんどんPC用に移植してくれたらいいのになーと思わずにはいられません。



こういうサンプル画像を見ていて思うのですが、
家庭用ツクールはどうしたって容量を気にしながらマップを作らなきゃいけないので
これだけ大きなマップを自由自在に組むことは非常に困難なんですね。
PC用という容量を気にせずともよい環境で好き勝手にマップを組めるのは
ある種非常に贅沢なこと。



素材の質はいいわけですから、
こういうのをPC用に転用できるのはとてもいいことですよね。
RPGツクール自体はどんどんと下火になってきている感がぬぐえませんが
こういうあまり手がかからない程度に薪をくべていくくらいは
あってもいいんじゃないかなぁ。



でもこの盾はデカすぎるだろう。

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神々のトライフォース2、のんびりプレイしています。
予想通り、面白い!安定した面白さが続いています。

プレイしていく中でふと思い出したのですが、
少年時代にプレイしたゼルダの伝説 神々のトライフォースは
私にとって大きな影響を与える作品でした。
RPGツクールにおいても当然、その色が濃く残っています。

ダンジョンにおけるギミック

もともとダンジョンでエンカウントが多くてなかなか先に進めないゲームが
あまり好きではなかった私にとって、ゼルダの伝説のダンジョンのような
敵と剣を交えるだけではない、ちょっとしたギミックや謎解きがあるスタイルは
とても参考になりました。
ダンジョンごとにいろいろなテーマや、メインとなる武器の特徴を持たせて
それを活用してどんどんと先に進んでいく形です。

中にはそういったスタイルだけでなく、ギミックそのものについても
強いインスピレーションを受けて作成したものがあります。

たとえば、TU-MULTにおける序盤の森のダンジョン。



こちらでは、スイッチのON/OFF切り替えによって
色の異なる2種類の草が通行可能になったり不可能になったりするという
氷の神殿で見られるようなギミックを採用していました。
難しくなりすぎるのを防ぐべく、1マップで完結する形にとどめていたため
プレイヤにとっては押せるスイッチを次々に押していくだけという
作業になってしまった感は、今となってはぬぐえません。
もう少し難しくしてもよかったのかも。その辺の調整が難しい。


もう一例挙げます。
UN.SEALの序盤の洞窟ダンジョンでもゼルダからインスピレーションを受けていました。



要はフックショットです。
宝箱から手に入れたロープを、地中に埋まった剣の柄に向けて飛ばして
その間を移動するというもの。
ロープは水平まっすぐにしか飛んでいかないため、
縦横軸と高低差があっていないと渡ることができないといものです。

UN.SEALでギミックを作るにあたって気をつけていたのは
ただスイッチをおす組み合わせや、暗号を解くというものではなく
動きのあるギミックにすればプレイヤは飽きづらいのではないか、というものでした。
そういう意味では、UN.SEALらしいギミックになったと思います。

「神々のトライフォース」に対する影響

また、ダンジョン的な要素だけでなくそのほかにも
作品としての「神々のトライフォース」に対する影響がいろいろと見て取れます。
私の作品群の中でも、その色が一番濃いのはTRAUM LANTじゃないかなぁ。

たとえば、TRAUM LANTでの標準ダンジョン曲は
神々のトライフォースのダンジョン曲を採用していました。



怪しくも、どこか美しい、それでいて底知れないダンジョンの恐ろしさが
よく現れていると思います。
個人的にはかなでーるで作られたこの曲を聴くと
TRAUM LANTで作ったゾンビがうようよする洋館のダンジョンを思い出します。



そのほか、これは気づいた人少なかったんではないかと思うんですが、
アニメティカでも神々のトライフォースの重要な要素を借りています。



聖剣です。

TRAUM LANTでは聖剣がひとつシナリオの大きな要素として組み込まれていますが、
この聖剣のグラフィックを何にするか考えた際に、
いろいろ悩んだ末、やっぱり私にとっての聖剣はマスターソードしかないだろうと
マスターソードのドット絵を参考にすることにいたしました。

実際に画面上へ配置してみますと、驚いたことにすごく合うんですね。
この森における石碑と、差し込む光の神聖さと
マスターソードのグラフィックが実によく合ってる。
この構図を描きたかったためにTRAUM LANTを作ったといってもいいくらい
好きなシーンになりました。

 ただ、今見るとアレですね
 聖剣の影の向きがホントは逆になってないとおかしいですね(汗)



探せばもっといろいろ出てきそうではありますが、
パッと今思いつく範囲ではこんなところです。
今思えば、こうして好きなゲームの要素を細かくこっそりちりばめられるのも
ツクール、ひいては同人作品ならではの、面白さですよねぇ。

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誰だってトレジャーハンターを主役にしたRPGを作りたかった

俺たちがまだ小学生だったあの頃、
「トレジャーハンター」という響きはどんな職業よりも輝いていました。
冒険家や賞金稼ぎではなく、「トレジャーハンター」という響きが持つ
なんだかよくわからないカッコよさが俺たちを捉えて離さなかった時代!
そんな時代を生きた私たちはイチもニもなくトレジャーハンターを主役に据えた
RPGを作りたくってたまらなくなっていたはずです。

はじまりは人それぞれなのかと思いますが、私の場合
トレジャーハンターとの出会いはFF6のロックでした。
スクウェアってのはホントにすごい!小中学生の心を掴むのがホントにうまい!
今思えば単なる泥棒じゃねーかとも感じてしまうのですが
もうね、まずあのテーマ曲がずるいですよね。



この動画見てくださいよ!
ロックの名シーンをロックのテーマとともに振り返る動画ですが、
なんつーかテーマ曲のカッコよさとロックのカッコよさが相まって
トレジャーハンターすげー!みたいな気持ちになりませんか!

私の中ではそれ以来トレジャーハンター=ロック的カッコよさ
みたいなところがあって、トレジャーハンターと言えば
軽いノリで遺跡を巡って色んなお宝を探しつつも
実は過去の苦い経験からずっと探し求めているオーパーツがあって
しかも他のキャラのピンチの時には華麗なテーマ曲とともに
颯爽と駆けつけてくれるみたいなキャラ付けになっています。

トレジャーハンターに影響された男たち

思い起こせばドラコン5でLegend of Factを公開したゆえさんなんかは
トレジャーハンター2人組が活躍するRPG(非公開)を色々作っていて
少なくとも私たちの中学校まわりではトレジャーハンターが
一大ムーブメントとして大きく取り上げられていたものでした。

キャラクターがロープを使って天井に登ったりだとか
遺跡を巡って落とし穴に落ちたりだとかするシーンを
ゆえさん得意のアニメティカを使ったキャラモーションで
表情豊かに演出していたのを思い出します。

他には、Saiさんが作られたDark&Bringなんかにおいても
このロックのテーマは非常に印象的に使われていて
ぶっちゃけDark&Bringではトレジャーハンターは出てこないんですが
私の中では勝手にSaiさんもトレジャーハンター的なゲームを作りたいと
FF6に影響を受けたんだと信じています(ひどい)

今もまだトレジャーハンターになりたいと思っている

そういう私もやっぱりそういう多感な時期をスクウェアゲーで過ごしただけあって
トレジャーハンターものを作りたいとはずっと思っていたんですね。
やっぱり、遺跡!オーパーツ!失われた古代文明!とくれば胸躍るものがありますし
そこへばっちり絡められる要素がトレジャーハンターだったんです。
とくれば作りたくならないわけがない!
幸いツクール3は遺跡を思わせるような場面パーツやマップチップも多かったですしね。

正直私もちゃんと世に出す形でトレジャーハンターものを完成させられませんでしたが、
こんな世の中だからこそ、いまいちどちゃんと作ってみたいなーとは思わされますねー。

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人に歴史あり

私は歴史本が好きで、
特に近現代の伝記や出来事にまつわる本を時折読んでるんですが、
やっぱりこういう本を読んでいると、あらゆる人が
その世界の主人公なんだなと思わされます。

ある個人の伝記を読んでると、そりゃもうたくさんの人が出てくる。
仲間もいればライバルもいるし、頼れる上司や生意気な後輩もいる。
当然憎い野郎も出てくれば恋仲になる人だっているわけです。
色んな人がいるなかで、その伝記の中では主役の果たした役割や影響が
どうしたってピックアップ、誇張されて表現されるんですが、
そのほかの人たちだって立派にその時代を生きた人間です。

歴史本のいいところは、その主役以外の人間に興味を持ったなら
またその脇役を主役にした伝記を知ることができるところですよね。
そしたら前に呼んだ本で主役だった人間のまた別の面が見えたり
当然、新たな登場人物が現れたりして際限なく物語が紡がれてゆくと。

RPGの脇役も歴史を持っている

こうした観点からすると色んなRPGや物語においても
脇役の彼らにも当然それぞれ様々な考え方があって
彼らなりの信念や思いによって行動を行い、ドラマがあって
歴史の中でその役割を果たしたように見えてきて仕方ないんですね。

彼らが主人公の仲間になる前に何をしていたんだろうか、
彼らはこの旅が終わった後何をするんだろうか。
その地にまつわる言い伝えの裏側には何があったんだろうか、
伝承する中で失われた「都合の悪い真実」は無かったのだろうか。
なんて思ってしまう。

主役に絡んだ人間でなくても、その世界を生きる人々は数多くいたわけで
主役の決断や行動に影響される同時期の人間においても
大きな決断や行動を要する場面ではドラマが発生したはずです。

脇役なりのドラマ

ゲームという世界においては主役級の人々の話ではないからこそ
歴史の大きなうねりを覆すほどのエピソードにはなりえないし、
最終的に彼らを待ち受ける結末なんかもある意味予想はできてしまう。
それでも彼らは彼らなりにその背景、そしてそのときの環境をもとに
彼らの思いのもとで判断し、行動し、結果を残していくと。

端役の彼らの物語は結果として
もろ手をあげたハッピーエンドにならないこともしばしばです。
逆に、主人公の行動に思わぬ伏線や影響を及ぼしたりすることもあって
そういう意味では主役を食ってしまうこともあるかもしれません。

スケールの意味では決して大きくはない、
ある意味で主役級ではないちょっとしたドラマになることもあるでしょう。
考え方としては初代ガンダムを原作として考えた場合の
その他の1年戦争モノは大いなる二次創作として分かりやすいかと思います。
ああいうノリを、色んなゲームに対してやっていきたいんですねー。

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第4回ウディフェスが開かれるそうだ!

家庭用ツクールを楽しんでいた無垢なるユーザたちが
次なる大地として選んだと名高いウディタ界ですが、
そのウディタ界には私の知る限りふたつのコンテストが存在します。

東のコンテスト、ウディコン!
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/

対するは西のコンテスト、ウディフェス!
http://hinezumi.velvet.jp/wodifes/

んで、そのうち西のコンテスト・ウディフェスが
来年2月14日からの開催を決定、告知したとのことです。
今回で第4回になるとのこと。

家庭用ツクールにおける2次創作への異常な寛容さ

こんなこと書いてる私もウディタでゲームを作ってるはしくれ、
少しは興味もあってどんな作品が出るのかな?なんて思ったりもする。
しかし家庭用ツクールのコンテストととは違って
ウディタのコンテストは2次創作に対して厳格です。

まー、当然といえば当然ですよね。
そもそも家庭用ツクールの世界ってのがなんていうか
友達が作ったのをその友達の家でガハハと笑いながら見るみたいな
ゆるいコミュニティであったこともあって、
こうした2次創作に対しては非常に甘かった。

だいたいそもそもにしてRPGツクール3のインターネットにおける
コミュニティの実質的な祖であるたけさんのサイトが

 「ドラえもんのポケット」

で、そのたけさんの代表作が

 パロディクエスト2

とかいう当時はやったマンガやゲームの内容を
ふんだんにネタにしたものでしたからね!
そうした中だからこそ私もドラえもんやらドラクエやらの
パロディ色が濃い作品を作って公開することに違和感がなかった。

今になって考えてみればそりゃそうだなと思う

ところがどっこいウディタの世界はそうじゃねえぞと。

そりゃそうなんですよ!
今考えればそっちのほうが正しいのはスゲーよくわかる!
ある程度成熟した昨今のwebコミュニティにおいて
コンテスト開く側の真理としても波風立ちそうな2次創作ゲーは
出してほしくないってのも痛いほどよく分かる!
でもって法的にもそっちのほうが絶対に正しい!

でも残念ながら私の脳は2次創作ありきの発想に寄ってしまっていて
完全なるオリジナルで作りたいなーって作品が出てこないんですね。
脳が枯れとる。

ただまぁ、考えてみれば前回のラピュタの話でも言いましたが
ラピュタの世界観を活かした非常に緩い繋がりでの2次創作ってのもあるわけですし
そういうくくりであればただ少し用語のダブりがあるっていう程度で収まるようにも。
その辺をユーザににおわせる程度にしておいて、あくまで2次創作ではなく、
インスピレーションを得た1次創作として公開するという。

でもまぁ、そんなんでもやっぱりよくないと感じる人もいるわけですし
なかなか難しいところだなと思います。
もうこうなってくると2次創作とは何か!みたいな議論にもなりかねない。

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