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タクティクスオウガをクリアしました!
いやー、このゲームをプレイできてよかった!


new3DSのバーチャルコンソールでプレイしましたが
クリアまでにかかった時間は堂々の76時間14分!
言ってもSFCのゲームだし、
そこまでかからないだろうと高をくくってかかったら、
それ以上に私のシミュレーションRPGスキルがヘタレすぎていて
リセットリセットまたリセットの嵐。下手すぎる。
とはいえそれでもプレイしたい!
クリアしたいと思わせる面白さがこのゲームにはありました。


これが世にいう松野シナリオ!

今回私はロウルートでプレイしましたが、
人間のエゴイズムや、人々の生々しい感情によって
振り回されるシナリオに驚かされました。
主人公の視点でシナリオは描かれますが、
ここまで見事に民族紛争をゲームに落とし込めるものかと感動すらします。

さらにプレイヤーをゲームに引き込む要素であるシナリオの分岐が見事。
今回私はロウルートでプレイしましたが
1章、2章の終盤の展開には「これがタクティクスオウガか!」と、
「そりゃあ称賛もされるわ」と感じずにはいられませんでした。

この作品を発売当時にプレイしていたら
間違いなくその後のツクール活動には影響を受けていたと思います。
むやみに民族紛争を取り扱うゲームを作ったり、
プレイヤーに過酷な選択を強いるゲームを作ったりしていたと思う。
ゆくゆくは「ファイナルファンタジーのシナリオなんてダセえ!」とか
言い出したりなんかしたりして。
それくらいショックを受ける作品だと思います。すごい。

また、先日も書きましたが
このシナリオを補うグラフィックが実にすごい。
もうこんなゲームは見られないだろうという意味でオーパーツと言っていい。
引き込まれます。

死んで死んで、悩んで勝つ面白さ


もちろんゲームとしての面白さもあります。

先述の通りシミュレーションRPGはどへたくそな私ですから
なんども死にながら、キャラの編成を変え、戦略を変えして
戦闘に挑み、なんとかかんとかクリアしていきました。

戦略がばっちりはまったときはこれはもう面白い!
うまくいかないときにはホントにびっくりするほど簡単に
仲間が死んでいくのですが、バッチリはまると
バッサバッサと敵を倒して行ける。これが快感!

それでもやっぱりシナリオ上のボスは強くてですね、
がんばって苦楽を共にしてきた仲間を時には犠牲にしなければ
勝利を得られない時があるんですよ。

これがねえ、ほんとに辛い。何度も何度もリセットして挑んで、
何とか勝ちの目が見えてきたときに、仲間が倒れると
この犠牲は、やむを得なかったんだと思わずにはいられない。
こういうところでもプレイヤーに選択を強いてきているように
思わされてしまいます。

こういったシナリオ、システムの両面から
プレイヤーがゲームに参画していることを強く感じさせる、
よりよいゲーム体験を得られるつくりの作品だと感じました。





エンディングでは仲間の残り具合によって
演出が変わるものと思います。
ルートも複数ありますし、ぜひもう一度トライしてみたい気にさせられる。
素晴らしい作品でした。

プレイできる媒体は複数ありますし、
今プレイしても全く色あせない面白さがあります。
昔のゲームにありがちなUIのモッサリ感もなく、
古臭さがまったくないところからも完成度の高さがうかがえる。
ぜひ、プレイしていない方は触れてみてはいかがでしょうか。

次はアライアンスアライブをプレイします!
DQ11までにはクリアしたい!!!

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