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メタルマックスゼノリボーンをクリアしました!


プレイ時間は25時間から30時間くらい。主人公の最終レベルは60でした。
いろいろ言いたいことはありますが、総じてプレイ中は非常に楽しませて
もらいました。このボリュームのゲームを今の私が1か月以内に
クリアできているのがその証拠。やり始めると止まらない魅力はある。
あるんだが、言いたいことはある!


もっと世紀末感出してくれよ!!!

まずやっぱりそのバランスについては一言言っておきたい!
序盤はかなりメタルマックス的な世紀末バランスなんですよ。
自由に車を走らせて、ヤバげな敵を見つけたら遠くから狙ったり全速力で
逃げたりたまに全滅したり。ウォンテッドモンスターにあったらとりあえず
一回全滅せずにはいられないというのがメタルマックスだと思うんですが、
そういうギリギリ感があって非常にしびれた。

やっぱり弾数が切れてきて戦闘中ににっちもさっちもいかなくなったり
ギリギリ修理しながらなんとかごまかしごまかし次のチェックポイントに
到達するようなバランスがメタルマックスなんだと思います。
どっこい金属探知機で3台目の戦車を見つけたあたりでガッとタガを
外したようにバランスが急に緩くなる。しかもそのバランスがずーっと元に
戻らないと来たもんだ。

どんなウォンテッドモンスターに遭遇しても、一台がキャノンラッシュで
主砲5門で総攻撃、一台がマシンガンラッシュで機銃5門で総射撃。一台が
ダブルラッシュでSEを二連撃してれば数ターンでゴリ押しできちゃう
マイルド仕立てに落ち着いちゃうとくればそりゃもう世紀末の皮をかぶった
接待ゲーに早変わりですよ!

ガンガン強くなるのはそりゃ楽しいよ!

まあ、これも善しあしなんだとは思います。ぶっちゃけこっちが思いっきり
砲撃しまくって、ザコだろうがウォンテッドモンスターだろうが
ガンガン沈んでいく様を見るのはかなり爽快。楽しくねーのかと聞かれれば
そりゃ楽しいさと叫ぶよ!

おそらく制作陣としてもその辺を意識していたんじゃないかと思われるのが、
短いプレイ時間でガンガン強い武器や強い戦車が見つかる点。旧作ではもっと
時間をかけてチマチマと強くしていったイメージがありますが今回はもう
どんどん強くなるし、どんどん攻撃力があがる。それでいて改造の難易度が
極めて低いのも手伝ってガンガン思い通りに強化しまくれる!旧作は改造の
費用が高くて中盤以降になるまでは全然思い通りに車を改造できなかったのが
ウォンテッドモンスターを2,3匹倒せばもう改造し放題ですよ!
大砲5門開けるのも楽勝だ!!!

こんな感じでお手軽にメタルマックスの醍醐味を味わえることを狙ったと
すれば、まぁ、狙いは外れちゃいないんだろうなぁとは思いますね。正直、
楽しかったは楽しかったです。旧作を知るものとしては望んだバランスでは
ありませんでしたが、こういうものとして受け止めればそれはそれでという
感じでもある。

とはいえ、どの戦車もまったく改造に制限がないので車の個性が低く、全てが
発見順に上位互換になっちゃうのは残念といえば残念でした。
でもマルチレグだけは別!8本足でワサワサ動くのを見たくて
主力機にしてました。3Dになって一番よかったところじゃないかと思います。
こういう奇をてらった形状の戦車がもっとあってもよかったですね。

遭遇するたび殺されるラスボス

ラスボスのカタストロプスは計3回出会って、その都度撃破してました。

初回はプレイ20時間いかないくらいで拠点前の瓦礫を何の気なしに破壊したら
いきなりラスボス戦に突入して引き返せなくなったもんだから、強さを知る
ために戦ったらあっけなく倒せちゃったというもの。
えっ、倒せちゃうんだ。って感じでした。ボロカスに蹂躙されたかった。

で、そんな馬鹿なと思いつつシナリオを進めていったらラスボスと同形状の
モンスターが唐突に別のマップ上に現れて「人類を駆逐するために自ら
移動してきたというの!?」とかいうもんだから、どう考えても回避推奨の
イベント戦闘なんだろうなーとは思いつつ、どうしたもんかと考えたものの、
もう倒せるの知ってたもんだから普通に倒しちゃったのが2回目。
しかも1回目とまったく同じエンディングに突入してビビりました。

それでもやっぱり一応正規ルートで最後までシナリオを攻略したら
何かあるはずだと信じてガスガス進めていってシナリオ最後できちんと
相対したのが3回目。ところがいざラスボスに挑んだら全く同じ強さで
すぐに倒せてさらにビビる。メタルマックス2のヴラドは引くほど強かった
もんでしたが、今回は正直改造や装備で全く苦戦しなかったので、
うーん、やっぱり個人的には少し物足りないのが正直なところでした。

そんなに世紀末感出さないでくれよ!

もう一つ!言っておきたいのはその世界観とシナリオ!
ぶっちゃけ世界観、シナリオは望んでいたメタルマックスではなかったと
言うのが正直なところ。荒廃した世紀末世界をどこかネジのぶっ飛んだ連中が
気が狂ったように呑気に暮らしているのが好きだったんだなーと実感しました。

ワケのわからんうちに捕まって牢獄でドラム缶を押すハメになるとか、
廃ホテルやリゾートホテルで殺人事件に巻き込まれるとか、
宇宙ステーションに誤転送されてニンジンを狩るハメになるとか、
自動販売機でアイテム買おうと思ったら自動販売機が襲いかかってくるとか
そーゆー愉快なイカれた世界を期待していたんですが、そーじゃなかった!

人類が絶滅危惧種になった、とは聞いていたけど、ここまでシリアスに
寄せるとは!ヒロインの口から「10歳を過ぎた頃から大人(の男)たちの
見る目が変わってきたのが気持ち悪かった」(要は種の数を増やすことが
最優先として認められている)とか、そんなマジなセリフを聞きたくて
メタルマックスやってるんじゃねーよ!人類がガリガリ減ってるけど
そんなの気にしねーよヒャッハー!ってのが見たかったんだよ!

ただまぁ、これはメタルマックス「ゼノ」を買う前にあまり調べてなかった
私の落ち度でもあるので、本気でゼノに文句を言いたいわけじゃないんです。
無いんですが、言いたくもなる!!!



と、まあいろいろ言ってますが、
先述の通りプレイフィールそのものは非常に爽快で、もっと長くプレイ
したかったというのが正直なところです。だからこそラスボスを3回も
倒すことになったんだと思いますしね。

正直戦闘システムまわりはかなりいいと思います。道具の使いづらさとか、
インタフェースはもう少し洗練させてもらいたいと思いましたが、それでも
ストレスにはならなかった。(パーティが強すぎてアイテムを使う場面が
少なかった、というのはありますが…)

望むとすれば、もう少し懐の広いバランスに調整して、なおかつサブクエが
豊富だったらかなり充実したゲームになっていたのではと思います。世界観は
正式ナンバリングタイトルに期待するしかありませんが、メタルマックス
ゼノリボーン2では、素直にボリュームアップとバランスを期待したいところ!

メタルマックスが予想以上に短かったので、
メガテン3まで時間が空いちゃいました。この隙で武蔵伝をプレイします!

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