Amazon.co.jp ウィジェット TAT 聖剣伝説3 TRIALS of MANAをクリアしました! 忍者ブログ
聖剣伝説3 TRIALS of MANAをクリアしました!



クリア時間は25時間5分。パーティはリース、ケヴィン、ホークアイで
何をどうしたらそうなるのか甘茶さんと全く同じパーティ構成
いや、SFC版はデュラン、アンジェラ、シャルロットだったので
今回は別のキャラを選んだんですが、そしたらこの有様です。
最終レベルは68でした。

ちゃんと聖剣伝説3してるぞスクウェア!

やぁ、聖剣伝説3リメイクに関しては色々と言ってきました。

で、まずは「スクウェアよくやった」と言いたい!
聖剣伝説3の要素をそのまま活かして、デザインと戦闘システムを刷新、
今風にアレンジした手腕はマジに見事。
聖剣伝説3でありつつ、遊びやすく、かつ面白くしている点は全く異論無し。
DQ8を初めてプレイした時のような驚きがありました。
ドット絵じゃなくてもちゃんとドラクエしてるじゃん!という。
戦闘システムが全く違うという点を踏まえれば
DQ8以上のハードルがあったと思います。戦闘システムを変えたり、
キャラ育成システムを変えたら聖剣伝説3ではなくなってしまうのでは
ないかと思っていましたが、非常いい落としどころで調整していました。
よく旧作の要素を分解して、昇華したなと。すばらしいです。

重ねて、シナリオ面で全く余計な味付けをしない点も潔かったですね。
この点については過去のblogでも書いた通り、余計な事してこれまで何度も
怒られてきてましたから、英断だったと思います。
結果として、淡白なシナリオのままではあるのですが、
誰がターゲットユーザーなのかをきっちり意識した仕事ぶりは見事。

爽快感の増した戦闘システム

大きく刷新された戦闘システムですが、
SFC版に比べてスピーディな展開でストレスも少なく遊ぶことができました。
リングコマンドや、戦闘に入る流れなど、極力オリジナルを活かしつつ
テンポ感、爽快感をupさせることができており、見直し方が素晴らしい。
戦闘バランスも悪くなく、特に後半の神獣戦は
どれも手に汗握る展開でよかったです。

主人公リースがガチャガチャとリングコマンドを回しながら
味方にステータスアップの魔法をかけ、自身もコンボを狙い、
回復に奔走する戦闘はプレイしていて我を忘れるほど。
攻撃一辺倒でいるとすぐに味方が瀕死状態になってしまうため
気を抜けないのがよかったですね。

もう一歩あるとなおよかったか

ただ欲張らせて頂けるのであれば、
もう一歩、爽快感を越える要素がほしかった!
中盤から終盤にかけて壁を感じるような、
後から一皮むける感がなかった点は少し物足りなかったです。
爽快さ、快適さはあるのですが、もう少しストレスを与えるような
バランス調整、仕組みでもよかったかなと思いますね。

スキルポイントを割り振ることでキャラ育成の面白さを向上させている点は
よいのですが、いかんせんそのスキルが活きているかどうかが
分かりづらいと思いました。ボスやダンジョンの構成にあわせて
スキルを付け替える、戦い方を変えるような楽しさがあっても
よかったように思いますね。

パーティメンバーも選び放題、ジョブもスキルも自由に行けるとなると
バランス調整は至難の業であることは理解できますが、
そこまで期待したかったゲームです。

ターゲットユーザーになりきれなかった

最後に、これは私自身の問題でもあるのですが、聖剣伝説コレクションで
聖剣伝説3を数年前にプレイしたばかりであったこともあり
このリメイクがターゲットユーザーに与えるであろう
「なつかしさ」を余り享受できず、さらには記憶が新しいことも相まって、
元々決して濃密とは言えないシナリオの吸引力をあまり感じることが
できなかったことが残念でした。

アクションゲームとしての快適さ、ノンストレスなゲーム設計に助けられ、
クリアまで一気にプレイできましたが、正直な思いとして、
若干の惰性がプレイ中によぎったのもまた事実。

いや、これは私がドンピシャのターゲットユーザーでないことが
大きな要因だと思うんですよ。とはいえ、ゲームチョイスってのは
難しいなと感じましたね。がっちりターゲットにはまったユーザーなら、
思い出補正をバリバリに増長させるつくりと快適なゲームシステムに助けられ
思いっきりはまれたんだろうなと思うと、うーん、
やっぱりちょっと悔しいですね。




色々書きましたが、何だかんだとやりこみ要素のサボテンくんもコンプリートして
楽しく遊ばせて頂きました。過去にSFC聖剣伝説3を楽しんだ方なら
絶対にプレイして損なしだと思いますね。ぜひぜひ!
次はアニメチックドラマチックRPG、ポポロクロイス物語をプレイします!

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