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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
昨年、年頭に「2020年やっておきたいゲーム」を書いておいたところ
思いのほかそれらのゲームをプレイするのが生きる希望になり
日々を充実して過ごすことができたので今年もやっておきます!

色々動画を張りながら書いてたら長くなってしまったので
とりあえず今回は今年発売される新作ゲームに的を絞ります。
旧作については後日ということで。

ブレイブリーデフォルト2



2/26発売予定
もうなんつってもこれでしょう。2021年期待大の新作ゲーム。
ブレイブリーデフォルトの面白さは3DS随一。期待せずにはいられない!
2020年に発売されなかったことが唯一の不満ですが
まー、コロナの影響とかいろいろあったんですかね。

サガ フロンティア リマスター



夏 発売予定
当然のごとく未プレイ。だからこそプレイせずにはいられない!
それにしても河津のリマスターの波はすごいですね。売上もいいんでしょうか。
この調子でどんどんやっていってもらいたいもんです。

女神転生5



2021年発売予定
そりゃやるでしょ。やらなきゃならんでしょう。
どんな絶望を、苦難を、地獄を、そしてどんな生きる道を見せてくれるか
今から本当に楽しみです。

メタルマックスゼノ リボーン2


2021年発売予定
ということで一応出る予定にはなってる!一応生きてるぞ!
生きてる限りやり続ける義務があるゲーム。俺は行く末を見守る!
信じることをやめないぞ!!!

イース9



発売未定(Switch)
俺は知ってる!海外では2021年にSwitch版が発売されることになってるんだろ!
steam版も2021年に出るんだろ!これって去年のグランディアと同じ流れだ!
いきなりさらっと出てくる可能性を信じて吉報を待ちます。



ということで新作ゲームはこの5作かな。
年始のブレイブリーデフォルト2から始まって夏のサガフロ、
年末のメガテン5と要所要所で締めてきてくれる2021年はいい年ですね!
そこへメタルマックスとイースがうまいこと入ってきてくれれば
マジでいうことないです。2021年、いい年になりそうですね!!!

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やってきました年の瀬。
振り返れば今年は年初にやっておきたいゲームをぶち上げておりました。

2020年やっておきたいゲーム
> 新作旧作あわせて何本プレイできるか分かりませんが、
> 10本くらいはやっておきたいところです。

ということで目標10本を掲げていましたが、
結果から言うと合計11本のゲームをクリアすることができました!
今回はこれらのゲームを振り替えりつつ、2020年プレイしたゲームの中から
大賞と佳作を決めてゆきたいと思います。

STAR OCEAN -First Departure R-

Switch 2/20頃クリア
SFC当時クリアできなかった作品であっただけに気合を入れてプレイ。
キャラの描写が実に素晴らしく、さらにキャラメイクや戦闘バランスの
絶妙さが、このパーティで旅をすることの面白さ、旅を続けることの
心地よさを増大させていたゲーム。2もぜひやってみたいですね。

ブレスオブファイア3

PSP (PS1 ゲームアーカイブス) 3/15頃クリア
リュウの成長を丁寧に描いて、終盤に大きく畳みかけるようなシナリオの妙。
世界観を見ても味付けのバランス感を見ても、当時のカプコンの懐の広さや
チャレンジ性を存分にうかがい知ることができました。何と言ってもあの砂漠。
本当にプレイしておいたよかったゲームですね。

ベイグラントストーリー

PSP (PS1 ゲームアーカイブス) 3/28頃クリア
なんつったってその硬派なシナリオ。世界観。独特すぎる雰囲気。
そんでもって謎が謎を呼ぶとっつきにくいシステムと、そのシステムの理解が
シナリオとシンクロして他のゲームでは絶対に得られないような没入感を生み
最終的にはマジに涙を流すまでに主人公アシュレイにはまり込むというマジで
稀有な作品。こんなゲーム、他にはない!

グランディア

Switch (グランディアHDコレクションでプレイ) 5/21頃クリア
もう言うことないでしょ。シナリオ描写がマジで神がかってる。
キャッチコピー通り、忘れられない冒険になりました。
サントラCDも、近年発売されたオーケストラアレンジCDも買いました。
楽曲を聞くたび、冒険の各シーンが思い浮かびます。

聖剣伝説3 TRIALS of MANA

Switch 6/11頃クリア
2020年唯一、オリジナル作品をプレイしたうえで遊んだアレンジ作品。
ゲームの面白さについては強く同意できる一方で、ターゲットユーザに
なり切れなかった苦しみを味わうことになりました。SFCゲームのアレンジを
プレイする難しさを知ることができた意味ではいい勉強になりましたね。

ポポロクロイス物語

PSP (PS1 ゲームアーカイブス) 8/2頃クリア
画作りの強さに目を見張り、ガミガミ魔王のキャラクタに笑わされ、
親子の描写に心を打たれた印象深い作品。やっぱりPSのRPGってスゲーんだと
思わずにはいられない。RPG好きならまずはPSのゲームアーカイブスをやれ!
とはいっても今やろうと思ったらPSvitaかPS3しか選択肢がないんですが…。
ポポロクロイス物語2も絶対にやります。

ワイルドアームズ

PSP (PS1 ゲームアーカイブス) 8/25頃クリア
もうなんつったってエンディングがよかったもん。そりゃー面白かったですよ。
あのエンディングを見るためだったら俺はまたもう一度だって旅に出ますよ。
そんでもってBGMがマジに神がかってる。唐突に甘茶さんからLINEで
おススメされたワイルドアームズ2もやらんわけにはいかないです。

ベアルファレス

PSP (PS1 ゲームアーカイブス) 9/12頃クリア
こんなゲームが埋もれていることにマジでビビった作品。
選択肢の正解が分からず、且つその選択が世界に与える影響のでかさに
恐れを抱き、頭を抱え、手を震わせながら攻撃ボタンを押したあの日のことを
私は忘れることができません。このゲームをプレイしていたあの日々、
私は間違いなくあの町の住人で、町の外に無限の広がりを感じながら、
仲間たちと世界の難題に立ち向かっていました。

メタルマックスゼノリボーン

Switch 10/3頃クリア
いやー、このゲーム。実際プレイしてるときはめちゃめちゃのめりこんだし
めちゃめちゃ面白かったんですが、これじゃねーだろ感がすごい!
もっと難易度高くていいしもっと理不尽でいいしシナリオはもっと
ぶっ飛んでていいし、もっとメタルがマックスしてていいんじゃねーかと
いいたくてたまらない!というわけで俺はメタルマックス3を買った。

武蔵伝

PSP (PS1 ゲームアーカイブス) 10/25頃クリア
めちゃめちゃ作りが丁寧で、しっかり市場分析したことがよくわかる良作。
当時スクウェアがすっげえ気合を入れて作ったんだろうなと思わされます。
実際問題今やっても面白い、ですが、もう一歩!とびぬけた何かが
ほしかったのが正直なところかな。

真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER

Switch 12/16頃クリア
信頼と実績のメガテン。戦闘が面白い。シナリオが面白い。
なんてったってシステムが計算されつくされててシナリオにびしっとハマると
着たらそりゃー面白くないわけないですよね。
やっぱり人間賛歌は見ていて気持ちがいいです。




いやホント、面白いRPGにいっぱい巡り合えて今年は本当によかったです。
色んなシリーズ、いろんなメーカのRPGができたのがすごく面白かったですね。

と、いうわけで今年の大賞と佳作の発表を。

大賞 ベアルファレス (PS1 ゲームアーカイブス)
佳作 真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER (Switch)


もうなんつってもベアルファレスがとびぬけて面白かったです。
今でも思い出すくらいプレイ後感がよかった。素晴らしいゲーム体験でした。
佳作はかなり悩みましたが、プレイ後感やプレイ中の熱中度合、
絶妙な戦闘バランスが生んだ得難いゲーム体験などで一歩勝っていた
メガテンをチョイス。今ならパッチがあたってプレイしやすさもupしている
ようですので、ぜひプレイしてみてくださいませ。

ということで皆さん、よいお年を!

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驚いた。

俺がメガテンの東京受胎による世界崩壊にビビっている間に
俺が愛する別の世界も、音を立てず、静かに、だが完全に崩壊していた。

その名はPSストア!!!

異変、検索でアランドラがヒットしない

メガテン3クリア後、無限航路をやり始めた私ですが
ちょこちょこと新しいゲームについては目星をつけていたんです。
プレイするのは来年以降になることが分かっていますが、
やっておきたいゲームは常にリストアップしておきたいタイプ。

例えばアランドラとか、ジルオールとか。

PSストアのゲームアーカイブスで値段をチェックしたりしていたのですが
どーも最近、PSストアで検索がうまくヒットしなかったんですよね。
検索すると、謎の現象が発生する。

こうやってアランドラって入れて検索すると


512件もヒット!?


しかもアランドラが出なくて、関係ないPS4のゲームしか出てこない。
どういう検索バグなんだろう。まぁ、SONYがすぐ直すだろうと思ってました。

驚愕、世界はすでに崩壊していた!!!

ですが、これは検索バグじゃなかったんですね。

PSストア刷新が告知!PSP/PS3/PSVitaタイトルがPC/モバイルから購入不可に

> ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、
> PlayStation Storeを2020年10月27日~10月28日(モバイルは28日)に刷新、
> PC/モバイルから購入可能なコンテンツを変更することを発表しました。

> この刷新では、PSP/PS3/PSVita向けコンテンツ(中略)が
> PC/モバイルから購入不可に。

> なお、この変更で最も影響を受けるのは
> 「PSPを所持しているがPS3/PSVitaは持っていない」ユーザー。
> 既にPSP向けのPlayStation Storeでのコンテンツ販売は終了しており、
> 一切のDLコンテンツの購入が以後不可能となる可能性があります。

ええーっ!!!

そんなことが俺のあずかり知らんところで発生していただなんて!!!

10月末といえばちょうどメガテン3が発売されたタイミング。
武蔵伝をプレイし終え、メガテン3に集中していた隙に
PSストアは完全に崩壊を迎えていたのであったーッ!!!

上記印応分の通り、PSP向けのPSストアでの販売は終了しているため
これまで俺はPCでPSストアに入り、DL版ソフトを購入。
PSPでDLすることでゲームを遊んでいました。
だが、今後はPCでPSストアに入ってPSP用DL版ソフトが購入できない!
すなわちPSPでゲームアーカイブスを遊ぶことができない!!!
ワイルドアームズ2も!ポポロクロイス物語2も!ブレスオブファイア4も!
アークザラッドも!アランドラも!ジルオールも!!!
ぜんぶ!ぜんぶ!全部遊ぶことができなくなった!!!

せめて武蔵伝を購入した10月頭くらいにもうちょっと強めに
アナウンスしておいてくれたら、その期にまとめて購入しておくとか
やりようがあったものを、もうホントこっそりと切り捨てられた印象で
イメージは激悪。なんでこんなことするんだソニーーーーッ!!!
そりゃあPSPでゲームアーカイブスやってる連中なんて
維持費の割にあわないクソみたいな粘着クソ老害ユーザーかもしれんよ!
だがな!俺たちだって金払ってゲームアーカイブスのソフト買ってんだ!
PS5買うような最新おハイソユーザだけがてめえらの客だってことか!
PSの珠玉のレトロゲーを愛でる連中は目に入るだけで毒だってか!!!
PSPそのものを福元さんから借りているという点には目をつぶってほしい!

崩壊した世界に取り残された同志を発見

もうホントにこれが現実だとは信じられなかったので
いろいろ調べましたが、同じように苦しんでいる人を発見。
すごく親近感がわくとともに、どうしようもない現実を受け止めました。

プレイステーションストアのリニューアルに伴って起こった悲劇について。
たまっていくのは遊びきれないゲームと数えきれないリグレット (livedoor.blog)


たけGさんという方ですが、同じようにPSPしか持っておらず
ある日突然切り捨てられた現実に直面し、ビビりまくっているのが上の記事。
その後、PSvitaを中古で購入してゲームアーカイブスを無事に購入して
ホクホクしているようでした。ドラポケのたけさんとは無関係だと思います。

私もそうするしかないのかなぁ…。

どうするどうなる待て次号!

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女神転生3をクリアしました!


今見るとこの千晶とのすれ違いが全てを物語ってると思う

プレイ時間はクリア後データで61時間46分。主人公の最終レベルは88でした。
マガタマをマサカドゥスまで集める一方で、抜かりなくメノラーも全回収し
メタトロンを前に日和ってカグツチの塔を登って
裕子先生ENDを迎えるプレイングでしたが、いやー、これ!これですよ!
女神転生!いい!

そういや最後にメガテンやったのいつだったかなと思ってちょっと調べてみたら
女神転生4が2013年、デビルサバイバー2が2015年。
そこからもう5年!いやー5年もたってるんですか!
思った以上に久々のメガテンでしたが、やっぱり普遍的な面白さがありますよね。
時間を忘れてのめりこんでプレイしました。

友人らとの対比を軸にヒトを描くシナリオ

ストレンジジャーニーやソウルハッカーズでも感じましたが、
メガテンはその空気感と絶妙なシナリオがいいんですよね。
他のゲームとは一線を画す、いかにも悪い雰囲気をビシバシにまとってますが
やってることはすっげえ王道!すっごいグッときますよこのシナリオ。
どっちかっていうと女神転生4よりも等身大のストーリー展開なので
迫ってくる、訴えてくるものがありましたね。

現代社会が突如として崩壊し、悪魔が跋扈するボルテクス界となった世界で
悪魔の身体に変異した主人公と、人間のままの友人らがどのような選択を
するかがストーリーの軸なんですが、この対比が美しいんですね。
押し付けがましく描かないのがアトラス流。素晴らしいです。

高校生の主人公が友人らと裕子先生を病院へ見舞うところから物語は始まります。
突如崩壊する東京。主人公は悪魔に生まれ変わり、強力な力を有することに。
ボルテクス界という謎の世界に生まれ変わったトウキョウを舞台に
何故東京は崩壊したのか、このトウキョウでなにが起ころうとしているのか、
そして自分と、ヒトとしてボルテクス界に生き残った友人らは何を選択し、
行動するのか?

プレイヤーがヒトであることを巧みに生かしたゲーム設計

変わり果てた境遇を突き付けられ、理解し、そして様々に変わりゆく友人たち。
いずれの友人もそれまで持っていたヒトとしての感情、心、分別を徐々に忘れ
最初は少しずつ、やがて急激に狂っていく様が劇的に主人公に突き付けられます。
ヒト、すなわち世界を導く者としてコトワリを開く立場となった友人らの思考が
どんどんと変質していくのを間近に見る主人公。

主人公である私は正直その思考の変化に全くついていけないんですよ。
友人らは友人らでボルテクス界で様々な経験をし、追い詰められ、
結果として思考の変質に至っているのだと思いますが、
その経緯が細かく描かれない、語られないことが
置いてきぼりになった主人公との一体感を生みます。
ボルテクス界を生き抜ける悪魔の力を有してしまったがために
世界に順応できてしまい、友人らが経験せざるを得なかった
思考の変質を経験しなかった主人公の考え方がプレイヤーと一致する。
この設定、ゲーム作り、シナリオ運びが実に絶妙!

俺の身体は悪魔になってしまったかもしれない、
でも心であるプレイヤーは間違いなくこの現代を生きるヒトなんです。
それをね、ゲーム側がきちんと理解しているんですね。
ゲームシステム上悪魔になってしまった主人公と、プレイヤーが
ヒトであることによる悪魔(身体)とヒト(精神=プレイヤー)のギャップが
シナリオにきちっと生きてくる。これによって、得も言われぬ感情移入、
主人公との一体感が味わえるんですよ!こんなゲームなかなかないぞ!

序盤、世界が主人公を悪魔として扱うことにものすごく違和感があるんです。
プレイヤーからしたら説明もなしに悪魔とか言われても疑問符しかつかない。
その疑問が最後の最後までずーっとくるんです。クリアした今なら
わかりますが、それもゲーム上の狙いだったんですね。おそろしい…。
またメガテン3は主人公が喋らないゲームです。主人公が何を考えているかは
分からない。でも誇張でなくそのことが主人公とプレイヤーの一体感を
相乗していたと思います。

ヒトであるプレイヤーが選びつかみ取る未来

女神転生の例にもれずメガテン3も多くの人々との会話の中から
自らの立場を選択し、エンディングが分岐するシステムをとっています。
この選択肢の選ばせ方が絶妙だなと思いましたね。

プレイヤーからしたら
友人らの極端な思考の変化、友人らが提唱する「新しい世界のコトワリ」は
あんまりにも極端で、排他的で、夢も自由もなく、受け入れられないんですよ。
そんな世界を共に目指そうと言われても、手を取り合うことはできないです。
最初っから狂ってる「東京を崩壊させた元凶」氷川のコトワリなんて論外。

一方でコトワリを開けなかった裕子先生が目指した、
よりヒトが「自由」に生きられる社会とは何だったのか。
その社会こそが崩壊したあの世界ではなかったのか。

ゲーム中にはこの「自由」を選ぶ勇気を問われる選択肢があります。
変わり果てた友の行いもまた自由のなせる業!主人公が友を否定し、
自らが正しいと思う道を選ぶことも自由であると!
それがゆえに争い、傷つき、倒れようとも、なおも自由を信じて進む勇気が
お前にあるのかとこのゲームはプレイヤーに問いかける!

その先に、どんな未来があるのか。
「悪魔にコトワリは開けない」ゲーム開始当初から言われていることです。
友人らが目指すコトワリを否定して、打ち壊して、その先に何が待っているのか
全く見えない。コトワリ無き創生の果てに何が待ち受けているのか、
保証は何もない!だけど、友人らのやっていることは明らかにおかしい!!!
強き者だけが生きてゆける世界や、一切の他者を拒絶する世界、
感情を持たずただただ絶対的な意思に従うだけの世界を
理想として掲げることなどできるわけがない!俺は自由に生きる!
自ら考え、自ら行動し、自ら未来をつかむ!
シナリオの中で、自然にそうした考え方に至り、選択し、未来(エンディング)を
掴みとれるのがメガテン3の素晴らしい所です。

ヒトであり通した裕子先生と、その遺志を継ぐ主人公

裕子先生の弱さが原因の一端となって招かれた今回の出来事でしたが
裕子先生の気まぐれにも似た懸念によってボルテクス界に召喚された
主人公によって事件は解決されます。
この裕子先生がものすごく人間らしくて好きですね。

オープニングで颯爽と登場し、精神的な強さを見せ、
頼りになる大人の女性として映っていた裕子先生。
しかしゲーム中盤以降、そんな裕子先生も
思い描いた自分になれないことに葛藤し、迷い、悩みを抱え、
自信を持てない一人の人間であったことが明らかになり、
そして最終的に主人公に未来を託す流れは非常に美しいです。

自由を強く願い、選択した先に得られる裕子先生エンドは本当によかった。
夢オチかなと思いましたが、まったくそうではなかった。
裕子先生がプレイヤーに再生を感謝するメッセージで
このゲームはエンディングを迎えます。悪魔の身体となった主人公の精神が
「ヒトそのもの」であることをついに世界が認め、且つその精神が
コトワリに足る力を有すると承服したことで得られたエンディングです。

結局コトワリなんていらないんですよ!迷い悩む人間にコトワリなんか
必要ない!迷い悩みながらもそれでも自分を信じて進んでゆける勇気!
それが自由!人間なんだ!神が自由=過去の世界を否定しようとも、
人間である俺がそれを選ぶ!神の意志なんてくそっくらえだ!
うーんとっても女神転生的。スカッとします。

忘れちゃいけない最高なゲームバランス

戦闘バランスも見事ですね。非常にスリリングでした。
特に前半のマタドール戦はやばかった。何度も何度もやり直して、
作戦を練って望みました。このゲーム、バフ・デバフがかなり有効なので、
敵の行動パターンが見えてくると、仲魔の得意不得意や技の選定によって
どんな敵でも乗り越えてゆけるのが面白い。

中盤以降、自分なりの戦術が見えてくるのもとても爽快でした。
モイライ三姉妹に対してだいそうじょうが瞑想しまくって
相手のMPがからっけつになるまで持久戦を挑んだのもいい思い出です。
ひたすら強力な魔法を連発する相手のMPが切れた時ほど嬉しいときは無い!

最終的にはとにかく相手にランタマイザをぶっかけまくって
物理で殴りまくるゲームにできるなど、かなり戦略的な幅が広くて
おもしろかったですねー。自分が好きなことやれるゲームにできるあたり、
やっぱりメガテンは懐が広い!それでいてバランスが良くとれてるから
安心感があります。プレスターンバトルの戦闘も、一つ一つのコマンドが
詰将棋のようで緊迫感が出ててよかったですね。



いやー、さすがメガテン。外れナシですね。
これで2021年にはメガテン5が出ると来たもんだ。買わない理由がない!

次は無限航路をプレイします。そう、ニンテンドーDSだ!

拍手

武蔵伝をクリアしました!


このCMめちゃめちゃよくできてますね。プレイしたくなる。
FF8の体験版もついてくるなら買わない理由がないぞ!!!

プレイ時間はクリアデータで14時間04分。
第68日で最終HP457、最終BP490でした。
それなりにやったと言っていいんじゃないでしょうか。

爽快感あふれるアクション!

いやーこれ、中学生当時に友達がやってた記憶がありますね。懐かしい。
今回プレイしていて強く感じましたが、当時のアクションゲームとしては
非常に高水準にまとまっていることがよくわかりました。
第三章酒場の地下の溶岩ステージのアスレチックや
第六章リカーバレルの空中庭園のガンガン湧いてくる敵をBPを大量消費して
消耗戦でぶっ倒していくシーンはスピード感や爽快感がすごい!!
そんでもってBGMがめちゃめちゃカッコいいと来たもんだからさすがスクウェア。
よくできてる。

手に汗握るボス戦!

またバランス調整もほどよく、特にボス戦の難易度はよく調整されてます。
特にフリーズパレスのドラゴン戦は手に汗握る接戦で個人的ベストバウト大賞。
ゼル伝よろしくボス戦はどれも倒し方が一筋縄ではいかず、
倒し方を見つけながら戦うスタイルになりますが、これが面白い!

まずは、いかに早く倒し方に気づけるか!
ボスの行動パターンを丁寧に観察し、直近で手に入れたアイテムや
五輪の書の力をピンポイントで試していく!
ボスにダメージが入った時の「してやった感」は何物にも代えがたいです。

ところがどっこいこれで終わりじゃボスらしくない。
気づいた後はいかにミスなく倒せるかがポイントになります。
往々にして倒し方を探す過程でかなりダメージを食らっているので
倒しかたが分かった後はほぼノーミスでその行動を繰り返す必要がある!
このバランス調整がスゴイ!手に汗握りまくる展開で独り言がヤバい!
「ここで右に来るからジャンプして左によけて、そうそうそう…」
「はいよけた!はいためた!はいここで攻撃!そんで逃げる!」
「違う違う違うやばいやばいやばいそうじゃないよそうじゃないよ!!!」
などなどとんでもなく独り言をわめき散らしながらプレイしていました。

アクセントの効いたミニゲーム!

一方、単なるアクションにとどまらないよう、
プレイヤーに飽きさせない工夫がされていたのも好印象。
激流下りやアリの巣での高速リフト、スチームウッドでのバルブ閉じなど
手を変え品を変えたミニゲームが要所にあり、
且つそれぞれがそれなりに高難易度なのがよいですね。
特に激流下りと高速リフトは難しかった!何度も何度もトライしました。
その分クリアできた時の達成感はたまらなかったですねー。

その煌めきは過去のもの

ただですね、全体を通して、他のゲームを圧倒するほどの
光るものを感じなかったのが正直なところなんです。
あくまで優秀なゲーム。よくできたゲームという感じで、
ゲーム後にも心に残るような煌めきを感じることができなかった。

例えば今年、私は同じPSのアクションRPGでも
ベイグラントストーリーやベアルファレスをプレイしています。
ベイグラントストーリーは松野節とエッジの効いたシステムに、
ベアルファレスはその難易度設計やシナリオ展開にそれぞれ強く光るものを感じ
今からでもプレイするべきだと、強く皆さんにおススメしたいと強く訴えたいのですが、
私は武蔵伝からそこまでの輝きを感じられなかったんですよ。

ストレスのないアクション、行き届いた構成、調整されたバランスなど
それぞれが高水準にまとまっている点にはまったく異論ありません。
おそらく、当時このゲームをプレイしていたのであれば、
この高クォリティーに強く感動し、熱中し、のめりこんでいただろうことが
容易に想像できる。ただ、これはもうやむを得ないことだと思うのですが、
発売から20年以上たった今、そこまでの熱狂は得られがたいと
いうことなんでしょうね…。



色々書いてますが、面白いゲームかどうかと言われれば
満場一致で「面白いゲーム」ですよこれは。
今やってもクォリティが高いことがよくわかる。
微に入り細に入り気を配って作られたゲームであることがよくわかる。
だからこそスクエニもこんな素晴らしい動画を20周年で公開するんですね。



ゲーム中の思い出が美しく蘇る素晴らしい動画です。

武蔵伝。間違いなく愛されているゲームだと思います。その愛に疑いはない。
私も発売当時、プレイしたかったと強く悔やみますね。

次は女神転生3をプレイします!

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