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前回の記事でメガテン5の戦闘周りについて書かせていただきました。
今回はそこで書ききれなかった、シナリオや雰囲気について書きます!
ネタバレがたくさん出てきますので、未プレイの方は気をつけて下さいね。
ただ、その一方で品川区編が終わった後の、陰鬱な雰囲気たるや、充分すぎるインパクト!
ものすごく衝撃的だったのを覚えています。
神とは、悪魔とは、そして世界はどうあるべきなのかを主人公が悩むにあたって、重要キャラクターである樹島の選択と結末は常に彼の頭の中にあったのだろうと思わずにはいられないです。
この樹島という女の子、いろんな経緯があって同級生にいじめを受けているのですが、古の悪魔であるラフムにかどわかされ、その力を借りていじめっ子を殺害。
その後樹島はラフムを拒否しますが、樹島と同一になることで新たなる世界の創生が可能となる力を得たいラフムによって崩壊後の東京であるダアトに連れ去られます。
で、樹島と旧知の仲であるタオと、ダアトでの冒険に経験のある主人公が、樹島を救いにダアトに潜入しラフムを追うというのが品川区編の大まかなあらすじです。
当然プレイヤーからしたら樹島も、タオも併せて連れて帰るつもりでいるわけですよ!
これ、ゲームが始まってふたつめのシナリオですよ。
そんなハードな展開が待っているなんて予想しないじゃないですか!
どっこいそこはよろしく女神転生。
プレイヤーに洗礼を与える意図があったのかどうかは分かりませんが、品川区編の最終盤でラフム撃破後にあっさりとタオと樹島は死んでしまうんです。
しかも樹島は主人公自身の手で殺すしかないという展開!
もう主人公=プレイヤーであるところの私にとっては残念でならなかったです。
ラフム撃破後、樹島の様子が何かおかしいことに気づく演出が入るんですが、もう嫌な予感しかしない!
そうでないことをマジで強く祈ったもんでしたが、いやー辛かったですね。
樹島の心の弱さだったのか。運命の宿痾だったのか。あきらめるにはまだ悔いが残るシナリオでした。
最後、ラフムと合一してしまった樹島がラフムの攻撃の手をとめさせ、自ら死を望んだことを主人公が理解したあの一瞬が強く心に残っています。
樹島を救おうとする過程でいくつもの選択肢が出てくるんですね。
そこがもうプレイしている最中は気になって気になってしょうがない。
選択肢によってはラフムから樹島を助け出し、且つタオも生かすルートがあったのだろうか?
俺の選択は、判断は誤っていたのだろうかと頭を抱えずにはいられなかったです。
女神転生ならではの「何が人間にとってよい未来なのか」という悩みを大いに楽しんで、のめりこんでプレイした一方、ファーストプレイでトゥルーエンドにたどりつくことが困難な仕様はマジでよくねえぞ!
ラストダンジョンである万古の神殿後に出てくる未来の選択で、これまで戦ってきた3勢力のコトワリである既知の3択しか出てこないことに、もうマジで愕然としたもんでした。
えっ、この3択なの!?
あいつら3勢力のコトワリのどれかを信じなきゃならないの?
あいつらの描く未来どれを選んでも人間の世はどう考えても修羅の国にしかなりようがないんだけどそれを分かってそっから選ぶしかないってこと!?
俺がそう感じてるってことはそういう風にゲーム側が演出したからなわけでしょ!?
どう考えてもどれ選んでもハズレエンドってーことじゃあないの!?
てことは俺、何か間違えたのか!?
この3択以外の、こういう悩みを超越した選択肢があって、そのコトワリに従って世界を再編するっつう気持ちスッキリエンドに進むんじゃないの!?
どういうこと!どういうことなの!!!
これは罠かとマジで頭を抱えに抱えた結果、ブレイブリーデフォルト的な何かがあるんじゃないかと5分くらい放置して新しい選択肢がうっすら画面に出てくるのを待ってみたり、あらゆるキーを押したり、Switchならではのタッチスクリーンを使用したギミックが用意されてるんじゃないかと画面をポチポチしてみたりして、第四の選択肢をここで俺が出すんだと鼻息荒く四苦八苦してみたんですが、びっくりするくらいなーんにも反応なし!!!
迷いに迷った挙句、どう考えてもハズレ選択肢だと思われる二つ、すなわちゲーム側の用意した演出による俺の印象が悪すぎるアヴディエルルートと、当初は正ルートかと思われたものの最終盤に到達するにつれて徐々に嫌悪感が出てきたツクヨミルートを除外。
ジョカルートはなかなか厳しいことを言っているとは思いましたが、そこに至るまでの演出でそこまでジョカと八雲を悪として描いていなかったこともあり、消去法的にこれをチョイス。
そしたら仲間だったタオは離れていくわ八雲とジョカはアヴディエル様に吹っ飛ばされてどっか行っちゃうわで、えーこんなんでいいの?感がものすごい!
その後、どうみても悪役中の悪役に成り下がったアヴディエル様と、俺たちが正義を担うと強く信じすぎていて逆に回りが見えてないツクヨミをぶっ飛ばしたら、悪魔と人間はこれからも戦い続ける、でも俺は人間を信じている!というモノローグのみの「うーん」な展開でエンディング。
ええっ、これでいいの?
俺、85時間近くダアトをさまよって、人間と悪魔について考えて、未来はどうあるべきか悩みに悩んだのに、まだ人間は戦い続けなきゃいけないし、過去の平和だった日々は戻らないし、東京だって吹っ飛ばされたままだし、人はどんどん死ぬし、主人公はよくわかんないけど宇宙歩いてるし、これでいいの!?
一体全体どこで間違えたんだと調べてみたら、単純にクリアしてないクエストがあるよう。
言っちゃあなんですが、私も日ごろ育児に家事に仕事にと時間を色々と割かれて自由にできる時間が少ない中、それでも時間をかき集めてどうにかこうにかゲームをやっている身。
何とか一回でトゥルーエンドを見なけりゃ二回目のプレイはないぞと腹をくくってたった一度のゲーム体験を無我夢中楽しんでいるわけですよ!
なもんですからクエストだって見つけたもんは全部クリアしたし、マップ中に散らばるミマンだって全部探し当てたうえでラストダンジョンに臨んでるわけです!
そんな俺が!とり逃したクエストがあるとすれば!たった一つ!そのクエストに挑もうと思ったら「まだその強さではない」とか出て挑めなかった激つよシヴァ様討伐クエストのみ!!!
トゥルーエンドを見ようと思ったらどういう因果か分からないですがとにかく大アトラス神がいう事にゃあシヴァ様を討伐せにゃいかんのですってよ!!!
違う違う違う違う!アトラスさんそれはちがうよ!そういうことをやっちゃあいかんのだよ!
一回目でちゃあんとプレイヤーが満足できるエンディングに到達させてくれないと!
「まだその強さではない」とか言ってくれちゃうクエストをトゥルーエンドの条件にしちゃいかんよ!
どう考えてもクリア後要素だと思うじゃん!
クリア後の周回でとんでもなく強さを極めたプレイヤーのみが自己満足の境地でのみ挑むクエストなんだなーって思うよ!思わないわけがないよ!
それをクリアしないとスッキリエンディングが見られないとは思わないじゃんよ!!!
いやいや、私だってね、一回目でトゥルーエンドでなきゃならんとは言いませんよ。
でもね、それだったらマルチエンドの一つ一つに納得感を持たせてくれなきゃならんと思いますよ。
あのジョカルート(ニュートラルルート)で「ああよかったな」って言って満足してメガテン5を終わりにできる人がどれほどいることか!
やっぱりゲームって途中の体験も重要だと思いますが、後味ってものすごく大事だと思うんですよ!
いいエンディングだったなーって思わせることができれば、ゲーム全体の思いでも鮮やかに彩られるってもんで人間ってそんなもんだと思うんですよ!
そこへきて85時間のゲーム体験が「えっ、これで終わり?」みたいなエンディングであってみなさいよ、「もうメガテンはいいかな…」ってなもんですよ!
ちょっとそのあたりもう少ししっかり考えられる人はいなかったんですかって話!
プリプリ怒りながらどうしたもんかと悩んだもんでしたが、やっぱりこのままじゃあ終われない。
シヴァを倒さにゃトゥルーエンドが見られんよとくりゃあ、そりゃ倒すしかないってなもんです。
事前にシヴァがメチャつよだと攻略情報を聞いてひよった俺は1も2もなく難易度セーフティーをDLC!
恥も外聞も捨ててご安全にの精神でシヴァに挑むことに!
戦ってパラメータを見てビックリ、これまで戦ったあらゆるボスを凌駕するその戦闘能力に「そりゃこりゃあ勝てないわ」とセーフティを選んだ自分のチキンソウルに称賛称賛また称賛。
セーフティの実力いかなるものぞと戦闘に挑んだところ、敵の攻撃なんて毛ほども入らない上にこちらの攻撃がこれまでの体感で四倍くらい通る通る!
これまでにないくらいの楽勝でシヴァを粉砕し、一抹のこれでいいのか感が俺の脳裏をかすめる中、再度創生を目指して万古の神殿に挑んでいくことに。
さすがトゥルーエンド、いやこりゃあしっかりしてるなと思いました。
ジョカからの依頼を受け、創世に挑み、神を倒したルシファーの真意をしっかりと受け止める形で戦闘に至る流れはなかなか悪くない!
神を滅ぼし、その神の知恵を取り込んだルシファーが神の苦悩をわが物とすることで世のことわりを知り、悩んだ結果としてナホビノらを群雄割拠させ、真たる平和、真たる世の創生に挑んだと言う説明はこれまでの流れを含めて非常にしっくりくる!
正直シヴァを「これでいいのか」的なやり方で倒しちゃったもんですから、最後のルシファーがどんだけ強いのかとビビり倒しながら挑みましたが、なかなかこれがどうして倒せそうで倒せない絶妙なバランスで驚きました。
シヴァほどパラメータ的にメチャメチャな強さではないものの、相手の行動パターンを見定めたうえで、こちらがしっかり立ち回らないとハチャメチャなダメージを全体に食らってパーティが壊滅し、回復が追い付かずジリ貧になって倒されてしまうという加減。
逆にシヴァをなんとか正攻法で倒した方にとっては、ルシファー弱すぎるんじゃねーかと思いましたが、ラッキーなことにシヴァをセーフティで倒した私にとってはいいバランスで、正直一戦目はギリギリでゲームオーバーしてしまいました。
その後、レベルを上げて対策した上できっちりクリアした後のエピローグの後味の良さ!
これこれこれ!こうでなくちゃ!
アオガミとガッチリ握手するシーンを印象的に演出するあたりもう最高で、マジでグッときました。
ともにルシファーの策によって、ダアトに放り込まれた主人公と啓示を受けたアオガミが、やむに已まれぬ状況から手を取りあったその時から始まった物語が、彼と再び手を取ることで終結するあたり、マジでよくできてる!
これっきゃないエピローグだと思ったもんでした。
エピローグではオープニング同様、きっちり主人公がダアトに放り込まれる前の東京が再構成され、皆が以前のまま生活している様子が映し出されます。
再構成後の世界では悪魔の襲来もなく、東京はこの世界で平穏無事に存在し続けていたのでしょうし、本来であれば主人公はこの平和な御代を満喫し、そのまま一生を終えるはずだったわけです。
ですが、アオガミと別れたはずの主人公、すなわちナホビノでは無く人に戻ったはずの主人公は神の力をまだその身に宿したままであることを予感させる描写でこのゲームは終わります。
主人公は神や悪魔が一切いなくなった「人だけの世界」の中で、唯一のイレギュラーとして存在し続けてしまっているというメガテン3のようで少し違うエンディング。
イレギュラーである彼が存在することによって生まれる「ひずみ」が、この世界の安寧を妨げることになるのではないかと不穏な懸念を抱かずにはいられない!
いられないのですが、この後味も含めての女神転生でしょうし、とにかく達成感がものすげーある!
ただ、何度だって言いますけど、このトゥルーエンドがよくできていればいるほどにやはり一度目できっちりここに辿り着けるようエスコートすべきだろと思ってしまう!
このトゥルーエンドを見なけりゃメガテン5は終わらんだろうになあと思ってしまうんですけどねえ。
上述の通り最終盤のマルチエンドのつくり方には言いたいことがあるものの、ノンストレスなUIまわりや、戦闘、悪魔合体、フィールド探索はマジで面白く、非常に濃密な2ヶ月を過ごせました。
間違いなくswitchを代表するRPGです。面白かった!
次はワイルドアームズ2をやります!
今回はそこで書ききれなかった、シナリオや雰囲気について書きます!
ネタバレがたくさん出てきますので、未プレイの方は気をつけて下さいね。
ラフムと樹島のイベントが印象的
本作、シナリオ的に主人公の考え方、ひいてはプレイヤーの考え方・選択に大きな影響を与える件は3や4に比べると少ない印象でした。ただ、その一方で品川区編が終わった後の、陰鬱な雰囲気たるや、充分すぎるインパクト!
ものすごく衝撃的だったのを覚えています。
神とは、悪魔とは、そして世界はどうあるべきなのかを主人公が悩むにあたって、重要キャラクターである樹島の選択と結末は常に彼の頭の中にあったのだろうと思わずにはいられないです。
この樹島という女の子、いろんな経緯があって同級生にいじめを受けているのですが、古の悪魔であるラフムにかどわかされ、その力を借りていじめっ子を殺害。
その後樹島はラフムを拒否しますが、樹島と同一になることで新たなる世界の創生が可能となる力を得たいラフムによって崩壊後の東京であるダアトに連れ去られます。
で、樹島と旧知の仲であるタオと、ダアトでの冒険に経験のある主人公が、樹島を救いにダアトに潜入しラフムを追うというのが品川区編の大まかなあらすじです。
当然プレイヤーからしたら樹島も、タオも併せて連れて帰るつもりでいるわけですよ!
これ、ゲームが始まってふたつめのシナリオですよ。
そんなハードな展開が待っているなんて予想しないじゃないですか!
どっこいそこはよろしく女神転生。
プレイヤーに洗礼を与える意図があったのかどうかは分かりませんが、品川区編の最終盤でラフム撃破後にあっさりとタオと樹島は死んでしまうんです。
しかも樹島は主人公自身の手で殺すしかないという展開!
もう主人公=プレイヤーであるところの私にとっては残念でならなかったです。
ラフム撃破後、樹島の様子が何かおかしいことに気づく演出が入るんですが、もう嫌な予感しかしない!
そうでないことをマジで強く祈ったもんでしたが、いやー辛かったですね。
樹島の心の弱さだったのか。運命の宿痾だったのか。あきらめるにはまだ悔いが残るシナリオでした。
最後、ラフムと合一してしまった樹島がラフムの攻撃の手をとめさせ、自ら死を望んだことを主人公が理解したあの一瞬が強く心に残っています。
樹島を救おうとする過程でいくつもの選択肢が出てくるんですね。
そこがもうプレイしている最中は気になって気になってしょうがない。
選択肢によってはラフムから樹島を助け出し、且つタオも生かすルートがあったのだろうか?
俺の選択は、判断は誤っていたのだろうかと頭を抱えずにはいられなかったです。
マルチエンドのつくりには疑問
ただねー、マルチエンドの分岐に関しては言いたいことがある!女神転生ならではの「何が人間にとってよい未来なのか」という悩みを大いに楽しんで、のめりこんでプレイした一方、ファーストプレイでトゥルーエンドにたどりつくことが困難な仕様はマジでよくねえぞ!
ラストダンジョンである万古の神殿後に出てくる未来の選択で、これまで戦ってきた3勢力のコトワリである既知の3択しか出てこないことに、もうマジで愕然としたもんでした。
えっ、この3択なの!?
あいつら3勢力のコトワリのどれかを信じなきゃならないの?
あいつらの描く未来どれを選んでも人間の世はどう考えても修羅の国にしかなりようがないんだけどそれを分かってそっから選ぶしかないってこと!?
俺がそう感じてるってことはそういう風にゲーム側が演出したからなわけでしょ!?
どう考えてもどれ選んでもハズレエンドってーことじゃあないの!?
てことは俺、何か間違えたのか!?
この3択以外の、こういう悩みを超越した選択肢があって、そのコトワリに従って世界を再編するっつう気持ちスッキリエンドに進むんじゃないの!?
どういうこと!どういうことなの!!!
これは罠かとマジで頭を抱えに抱えた結果、ブレイブリーデフォルト的な何かがあるんじゃないかと5分くらい放置して新しい選択肢がうっすら画面に出てくるのを待ってみたり、あらゆるキーを押したり、Switchならではのタッチスクリーンを使用したギミックが用意されてるんじゃないかと画面をポチポチしてみたりして、第四の選択肢をここで俺が出すんだと鼻息荒く四苦八苦してみたんですが、びっくりするくらいなーんにも反応なし!!!
迷いに迷った挙句、どう考えてもハズレ選択肢だと思われる二つ、すなわちゲーム側の用意した演出による俺の印象が悪すぎるアヴディエルルートと、当初は正ルートかと思われたものの最終盤に到達するにつれて徐々に嫌悪感が出てきたツクヨミルートを除外。
ジョカルートはなかなか厳しいことを言っているとは思いましたが、そこに至るまでの演出でそこまでジョカと八雲を悪として描いていなかったこともあり、消去法的にこれをチョイス。
そしたら仲間だったタオは離れていくわ八雲とジョカはアヴディエル様に吹っ飛ばされてどっか行っちゃうわで、えーこんなんでいいの?感がものすごい!
その後、どうみても悪役中の悪役に成り下がったアヴディエル様と、俺たちが正義を担うと強く信じすぎていて逆に回りが見えてないツクヨミをぶっ飛ばしたら、悪魔と人間はこれからも戦い続ける、でも俺は人間を信じている!というモノローグのみの「うーん」な展開でエンディング。
ええっ、これでいいの?
俺、85時間近くダアトをさまよって、人間と悪魔について考えて、未来はどうあるべきか悩みに悩んだのに、まだ人間は戦い続けなきゃいけないし、過去の平和だった日々は戻らないし、東京だって吹っ飛ばされたままだし、人はどんどん死ぬし、主人公はよくわかんないけど宇宙歩いてるし、これでいいの!?
シヴァ様はクリア後要素じゃないの!?
いいわけねえよなあ!と思い、いてもたってもいられず攻略サイトを調べてみたらびっくり、やっぱり第四の選択肢があって、トゥルーエンドがあるんだって!?一体全体どこで間違えたんだと調べてみたら、単純にクリアしてないクエストがあるよう。
言っちゃあなんですが、私も日ごろ育児に家事に仕事にと時間を色々と割かれて自由にできる時間が少ない中、それでも時間をかき集めてどうにかこうにかゲームをやっている身。
何とか一回でトゥルーエンドを見なけりゃ二回目のプレイはないぞと腹をくくってたった一度のゲーム体験を無我夢中楽しんでいるわけですよ!
なもんですからクエストだって見つけたもんは全部クリアしたし、マップ中に散らばるミマンだって全部探し当てたうえでラストダンジョンに臨んでるわけです!
そんな俺が!とり逃したクエストがあるとすれば!たった一つ!そのクエストに挑もうと思ったら「まだその強さではない」とか出て挑めなかった激つよシヴァ様討伐クエストのみ!!!
トゥルーエンドを見ようと思ったらどういう因果か分からないですがとにかく大アトラス神がいう事にゃあシヴァ様を討伐せにゃいかんのですってよ!!!
違う違う違う違う!アトラスさんそれはちがうよ!そういうことをやっちゃあいかんのだよ!
一回目でちゃあんとプレイヤーが満足できるエンディングに到達させてくれないと!
「まだその強さではない」とか言ってくれちゃうクエストをトゥルーエンドの条件にしちゃいかんよ!
どう考えてもクリア後要素だと思うじゃん!
クリア後の周回でとんでもなく強さを極めたプレイヤーのみが自己満足の境地でのみ挑むクエストなんだなーって思うよ!思わないわけがないよ!
それをクリアしないとスッキリエンディングが見られないとは思わないじゃんよ!!!
いやいや、私だってね、一回目でトゥルーエンドでなきゃならんとは言いませんよ。
でもね、それだったらマルチエンドの一つ一つに納得感を持たせてくれなきゃならんと思いますよ。
あのジョカルート(ニュートラルルート)で「ああよかったな」って言って満足してメガテン5を終わりにできる人がどれほどいることか!
やっぱりゲームって途中の体験も重要だと思いますが、後味ってものすごく大事だと思うんですよ!
いいエンディングだったなーって思わせることができれば、ゲーム全体の思いでも鮮やかに彩られるってもんで人間ってそんなもんだと思うんですよ!
そこへきて85時間のゲーム体験が「えっ、これで終わり?」みたいなエンディングであってみなさいよ、「もうメガテンはいいかな…」ってなもんですよ!
ちょっとそのあたりもう少ししっかり考えられる人はいなかったんですかって話!
プリプリ怒りながらどうしたもんかと悩んだもんでしたが、やっぱりこのままじゃあ終われない。
シヴァを倒さにゃトゥルーエンドが見られんよとくりゃあ、そりゃ倒すしかないってなもんです。
事前にシヴァがメチャつよだと攻略情報を聞いてひよった俺は1も2もなく難易度セーフティーをDLC!
恥も外聞も捨ててご安全にの精神でシヴァに挑むことに!
戦ってパラメータを見てビックリ、これまで戦ったあらゆるボスを凌駕するその戦闘能力に「そりゃこりゃあ勝てないわ」とセーフティを選んだ自分のチキンソウルに称賛称賛また称賛。
セーフティの実力いかなるものぞと戦闘に挑んだところ、敵の攻撃なんて毛ほども入らない上にこちらの攻撃がこれまでの体感で四倍くらい通る通る!
これまでにないくらいの楽勝でシヴァを粉砕し、一抹のこれでいいのか感が俺の脳裏をかすめる中、再度創生を目指して万古の神殿に挑んでいくことに。
トゥルーエンドの出来は素晴らしい
ただね、そこからの流れはなかなかよかったんです。さすがトゥルーエンド、いやこりゃあしっかりしてるなと思いました。
ジョカからの依頼を受け、創世に挑み、神を倒したルシファーの真意をしっかりと受け止める形で戦闘に至る流れはなかなか悪くない!
神を滅ぼし、その神の知恵を取り込んだルシファーが神の苦悩をわが物とすることで世のことわりを知り、悩んだ結果としてナホビノらを群雄割拠させ、真たる平和、真たる世の創生に挑んだと言う説明はこれまでの流れを含めて非常にしっくりくる!
正直シヴァを「これでいいのか」的なやり方で倒しちゃったもんですから、最後のルシファーがどんだけ強いのかとビビり倒しながら挑みましたが、なかなかこれがどうして倒せそうで倒せない絶妙なバランスで驚きました。
シヴァほどパラメータ的にメチャメチャな強さではないものの、相手の行動パターンを見定めたうえで、こちらがしっかり立ち回らないとハチャメチャなダメージを全体に食らってパーティが壊滅し、回復が追い付かずジリ貧になって倒されてしまうという加減。
逆にシヴァをなんとか正攻法で倒した方にとっては、ルシファー弱すぎるんじゃねーかと思いましたが、ラッキーなことにシヴァをセーフティで倒した私にとってはいいバランスで、正直一戦目はギリギリでゲームオーバーしてしまいました。
その後、レベルを上げて対策した上できっちりクリアした後のエピローグの後味の良さ!
これこれこれ!こうでなくちゃ!
アオガミとガッチリ握手するシーンを印象的に演出するあたりもう最高で、マジでグッときました。
ともにルシファーの策によって、ダアトに放り込まれた主人公と啓示を受けたアオガミが、やむに已まれぬ状況から手を取りあったその時から始まった物語が、彼と再び手を取ることで終結するあたり、マジでよくできてる!
これっきゃないエピローグだと思ったもんでした。
エピローグではオープニング同様、きっちり主人公がダアトに放り込まれる前の東京が再構成され、皆が以前のまま生活している様子が映し出されます。
再構成後の世界では悪魔の襲来もなく、東京はこの世界で平穏無事に存在し続けていたのでしょうし、本来であれば主人公はこの平和な御代を満喫し、そのまま一生を終えるはずだったわけです。
ですが、アオガミと別れたはずの主人公、すなわちナホビノでは無く人に戻ったはずの主人公は神の力をまだその身に宿したままであることを予感させる描写でこのゲームは終わります。
主人公は神や悪魔が一切いなくなった「人だけの世界」の中で、唯一のイレギュラーとして存在し続けてしまっているというメガテン3のようで少し違うエンディング。
イレギュラーである彼が存在することによって生まれる「ひずみ」が、この世界の安寧を妨げることになるのではないかと不穏な懸念を抱かずにはいられない!
いられないのですが、この後味も含めての女神転生でしょうし、とにかく達成感がものすげーある!
ただ、何度だって言いますけど、このトゥルーエンドがよくできていればいるほどにやはり一度目できっちりここに辿り着けるようエスコートすべきだろと思ってしまう!
このトゥルーエンドを見なけりゃメガテン5は終わらんだろうになあと思ってしまうんですけどねえ。
上述の通り最終盤のマルチエンドのつくり方には言いたいことがあるものの、ノンストレスなUIまわりや、戦闘、悪魔合体、フィールド探索はマジで面白く、非常に濃密な2ヶ月を過ごせました。
間違いなくswitchを代表するRPGです。面白かった!
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