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亰都ザナドゥ -桜花幻舞- をクリアしました!



8月6日ごろクリア。クリアデータでプレイ時間49時間33分。
主人公らはLv.59で、各キャラの友好度を高めることで見られる譚歌抄&奇縁小噺は全て開放済み。
ネタバレありで感想を書いていきますんで、皆さん注意してくださいね。


さすがザナドゥ、学園生活の日常をしっかり描いててよい!

いやー日々日々ザナドゥに潜りまくりましたね~!
もう全く衰えない東亰ザナドゥからかわらねえ相変わらずのノリ!
やれやれ系かつ底が見えない主人公と愉快な仲間たち!
しっかり食いてえもんを期待通り提供してくれるファルコムに乾杯する俺!

学園モノでありながら生死を伴う異界探索がカリキュラムに組み込まれていて、かつ異界探索の報酬によって成績だけでなく学内でのヒエラルキーも大きく評価されるという、俗世からすれば大きくかけ離れたシステムが組み込まれた日常の中で、青春を謳歌する亰都学生の日常を様々な角度から描いてくれたのがお気に入りポイント。
実にいろんなキャラを出してくれるんですよ、
主人公らや生徒会メンバーらと言ったメインどころ、すなわち学校の中でも目立つ、このゲームのストーリー展開全般や全体的な学生生活においても主役になりうる面々がいるわけですが、そうではない人々の学生生活もきっちり描く!これがいい!
まっこと特異な学校ではあるんですが、そんな中であっても年相応に自身の実力や境遇、身の程を知ってその中で存分に青春を過ごす学生がそりゃあいっぱいいるわけですよね。
俗にいうクラスの一軍二軍みたいなものっていうのが現実にはあるわけですが、そういう連中がこの学校で何を思い、どう過ごしているのかを主人公を通していろいろと見せてくれるのがよかった!
亰都の街並みの描写が現実のものをうまくトレースしてくれてることもあって、実際にこういう奴らがいるんじゃねーかと思ってしまうほどの出来栄え。
よかったですね~!


「部室を確保する」イベントもしっかりあります


「終わってもいい」と「終わってほしくない」で翻弄される俺

で、やっぱりザナドゥといえばこうして学園生活の枠組みの中で色々な問題があって、それを仲間と解決していくとともに、学園で生活を送る多くの人たちとの絆を深めて、この学園生活、世界そのものをプレイヤーが愛おしく感じていったその果てに、そいつを全部ぶっ壊すようなでっかい事件が勃発して、そいつの解決に全力で挑むってのが既定路線ですよね!
当然俺からすればそれをガッツリ期待するわけですが、そこはファルコム、きちっとやってくれて大安心!
しかも今回は隙を生じぬ二段構えでめっちゃビビりました!

主人公レイの妹であるオトハは、なんかよく分からないけどとにかく遠いところにいて、どうも重い病気を患っているらしく、成功率がそこまで高くないデカい手術を受ける予定らしい、というのがゲーム開始当初からこうなんとな~く暗にプレイヤーに示されてるんですよね。
まずもってこの暗に示すってのがすごくうまくて、主人公レイとオトハのチャットのやりとりやレイの独白から少しずつ状況が分かってくっていうつくりになってる。
あえてゲーム側から丁寧に一から説明するようなことをやらないんですよね。
他のポイントに関しちゃ語り部を用意してしっかり腑に落ちるように説明してくれるんですが、ここだけあえて伏せてる。
なんですが、主人公レイの焦燥や不安を表すことで、プレイヤーからしたら「なんだかよくわからねーけど主人公にとっちゃすごく心配な手術があるっぽい」というのがよく伝わる!
こういうのをすごく丁寧に丁寧に積み重ねて、プレイヤーに思い至らせ、高めに高めてこの手術を大きな契機として日常をぶっ壊しに来るってのがサイコーにザナドゥしてました!


異界化する亰都駅

この手術を契機に精神的にぶっ壊されてしまったレイの過去を描きつつ伏線を綺麗に回収して描く人間讃歌の美しさよ!
偽りの安寧ではなく、積み重ねた今の自分こそが自分自身だと胸を張って叫ぶのが素晴らしい!
このあたりのイベントがほんとによくできてて、いやこりゃもしかしたらもしかしてここでエンディングなんじゃないかと!こいつラスボスなんじゃないかと思ってしまったわけですよ!
ものすげー勢いで物語を盛り上げて収束させて片付けにかかってるこのカタルシスよ!
もう何言ってもクリティカルなネタバレになっちまうんであれですが、前提をがつがつひっくり返しながら大オチを踏まえてボスがでっかく変身して専用BGMがガッツリ流れてきたらそりゃもうどう考えたってラスボスの風格だろうよ!
そりゃあファルコムがこんな中途半端なところで京都ザナドゥをたたむとは思えねえ!
ザナドゥの未到達領域でたまたま主人公レイが見つけた謎の繭から登場したルルイの謎だって全然何にも解けてねーしガツンとぶち上げたザナドゥの完全攻略のその果てにあるものも何にも解決しちゃいねえ!
ここで終わっても間違いねえしファルコムを攻められねえという高揚感と、こんなところで終わっちまうのかよファルコムという焦燥感に包まれつつボスをぶん殴る俺!気持ちが二つある!

そこへ来てボスをぶっ倒したら「おかえり」からの唄入り!こ、これは!終わったってことか!!!
思わず「うおーっ!エンディング!」って叫んじまったしスタッフロール流れる中で次にプレイするゲームを急いでネット注文したよ俺は!!!
でも良く考えたら亰都ザナドゥってばいつも1話完結で最後に歌を流してた!ってのを唐突に思い出したら「おおお!逆にまだ続くってことか!」ってなふうに思ってマジで良かったなって思う!
いやーとんでもなく気持ちをかき乱された。翻弄されました。


こんなん言われたら終わるかと思うじゃん


最終版の展開はお見事だが友人らの奮闘も描いてほしかった!

そこを越えての最終盤の展開はまさに圧巻!素晴らしいのオンパレード!
とにかくここで言いたいのは初登場時から謎の存在感を見せていた体育教師 土岐が名前もドギなら顔もドギで「何でここでイースシリーズからゲスト参加なんだ」と思ってたらこの最終話の冒頭のピンチで主人公レイたちが閉じ込められた廃工場の壁をぶっ壊して参上するっつうもうドギがドギである理由を見せつけてくれてシナリオの整合性とか全部無視して「ドギなら仕方ねえか」ってな納得感と必然性が最高!めっちゃ笑いました。


ドギなら仕方ない

そんでもってゲーム開始当初からレイをフォローしつつ、終盤に至るにつれてどことなく距離を置くような言動が目立っていた沢渡 雀の背景事情や、副会長 天野の狙い、神話級怪異にこうググーっと収束していく物語の美しさたるやファルコムのお家芸らしい、これまで絆を深めてきた仲間たちの中から悪者を作らず、かつきっちりシナリオ的に納得のいく落とし前をつけてくれる決着はお見事のひとこと!
こりゃもう必ずあるであろう追加シナリオを俺は心待ちにするよ!
ルルイの出生の秘密と、ザナドゥの奥深くにかつて合ったであろう古代文明の伏線!
ファルコムならやってくれるよなぁ!俺は待ってるぜ!!!

ただひとつ!ひとつあるとすれば、最終盤の日常がひっくり返るような展開の中で絆を深めた他の連中がいかにして各々のバックボーンやこれまでの学生生活への思いを胸にそれぞれ戦っていたかがわかるようなシーンが少しでもあると良かったなぁとは思いますねえ。
ちょっとフォローが足りない気はした。
やっぱここまでいっぱい丁寧に、選ばれた者、そうでない者の、この特別な学園生活をいろんな角度から描いていただけに、この集大成とも言えるシーンにおいて各々がどう振る舞ったかは描いて欲しかった!


東亰ザナドゥよろしくX.R.C.で臨みました





いやー、おもしろかった!さすがファルコム、安定感あります。
どう考えても追加シナリオか続編が用意されているような構成でしたし、しっかり心待ちにしたいと思いますが、よく考えたら東亰ザナドゥも続編出すまでに10年かかってるっぽいんで、まあ気長に待てばファルコムならやってくれるかなーという感じで待とうと思います!
特に書きませんでしたが、ザナドゥ探索も特にストレスなく、さくさくやれる仕上がりで文句なし。
一気に駆け抜けてプレイできたのはホントによかったですね。
おすすめです!

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冒険家エリオットの千年物語をクリアしました!



これはいい!おもしろい!非常にいいゲームでした。
7/21頃クリア。クリアデータの記録でプレイ時間は28時間18分。難易度はハード。
サクッとクリアできるボリューム感でありながらこの満足感、最高でした。

ネタバレありで書いてます!みなさん読む際には気を付けてくださいね。


丁寧に調整された手触り感にニッコリ

まずプレイして感じたのが手触りが本当に優れたアクションRPGだなーってことでした。
エリオットの操作感に全く癖がなく、少し歩くだけで面白さが直感的に感じられる素晴らしい調整ぶり。
ゲーム全体のテンポ感もよく、2時間で2つのダンジョンを楽しみつつフィールドの探索も味わえる構成になってるのはシナリオの見せ方も含めてかなり調整されてるんだろうなと。
ダンジョンも通り一辺倒にならずそれでいて謎解きもあって面白い。
なんてったって柱の上をジャンプで渡っていくなんていう往年のアクションを求められた日にはもうそれだけで「うおーっ、柱の上の連続ジャンプだ!俺これアランドラで死ぬほどやったよ!」ってな感じで楽しくて楽しくて踊りだしたくなる気持ちが止められない!!!
ボス戦もハードにしたからなのか分かりませんが、ひりつくようなバランス調整でハラハラできるゲーム体験が実によかったですねー。

シナリオもイヤリングを渡す誰かの言葉に始まって、エリオットが孤児で出生の秘密が謎に包まれてるとか、歴史を早いうちに開示するとか、伏線があちらこちらにちりばめられつつ、それでいて早くから時空移動をシナリオに絡めて物語を動かしてくるあたり分かりやすく面白いのがよかったです。
私みたいなおじさんのファンはともかく、今の時代でしっかり見下ろし型のアクションRPGを楽しませてくれようとしてるんだなーっつう気持ちが素直にうれしいです。


慣れてきたころにガツっとストレスをかけてくるのがイイ!

序盤、復興の時代でカイフリードに敗れてから、なんとか村に帰り着くまでの旅路が長くて辛くてほんとによかったです。面白かった。
右も左も分からねえ、初めて歩くマップの中で、どうやって帰ったらいいか、果たして体力はもつのか、薬は足りるのか、どんな道程になるかわからない状況で、なおかつ知らねえ時代を右往左往するこの不安さ、この焦り!
時に洞窟に潜り、道中に潜むよく分からねえ魔法生物や強力な蛮族と対峙し、なんとか村に帰りついた時にはほんとに嬉しかった!
こういうある程度ゲームに慣れたところでがっつりストレスを掛けてくるゲーム構成がほんとによくできてんなと思いました。
やっぱこういうゲーム、知らないフィールドを歩くのが楽しいですねー!

そういう意味ではどの時代も基本的には同じつくりのフィールドなのが、まぁ100年そこらじゃ地形まで大きく変わらねえのはそりゃそーなんですが、その一方で若干の物足りなさはある。
ただ、打って変わっておとも妖精であるフェイの魔法が全て手に入ってからの、どのフィールドも完全に解き明かしてやるぜ感をあおるパワーはスゴい!
これならどこでも行ける、世界各所にあった先へ進むのを阻む障壁や神殿に入るためのありとあらゆるギミックを全部突破できるんだぜーってのがシステム的に暗に示されることで、そんじゃあ行こうじゃないのと!ハートのかけらを集めて猫を保護して武器を回収してさぁ!やってやろうじゃないのと思い立ったらそりゃあ同じフィールドだもの、ガスガス進められるのはそれはそれでまぁ爽快!楽しかったですねー。
ガンガン集まっていくライフゲージを見て、そろそろこのゲームも終盤かぁなんて感じちゃうのもご愛嬌。切ない!切ないけど楽しい!
やっぱ根底にある操作性の良さ、気持ちよさがあるもんだからサクサク進んでいける、突破していける、冒険できるってのがよかった!

安定のシナリオ構成にしっかりハマる俺

そんでシナリオですよ。
いやもうやってくれましたね、さすがの浅野チームでした。
終盤にかけて謎が深まっていくのがとてもよかったです。
時の扉とは一体?魔法の時代にいったい何が!?ミュー族がなぜヒューリアを!?複数の伏線が張られ、クライマックスに向けて収束し、そうかと思えば更なる謎が生まれ、その謎を解決するために駆け回り、そして真実が少しずつ見えてくるこのサイクルが実に秀逸。

がっつりネタバレですが、ヒューリアに呪いをかけてるやつが現代の北の白楼にいるっつうもんだからそこへ乗り込んだらどうみても蛮族を用いた人体実験が行われてた雰囲気ビシバシでさらに中にいたのはミュー族と来たもんだから驚くしかねえ!
「あの子をさらった」とかエリオットの名を最後に出すとかいうあたり「オイオイオイこいつどっから見てもマオだろ」感がやべえ!それに気づかんままエリオットがミュー族をぶっ倒してもヒューリアの身体は元に戻らんわ街に蛮族は入ってくるわでこりゃあ期待があると見せかけてどっからどうみてもバッドエンドじゃねーか!
ご丁寧にエンディングロールまで用意するあたりブレイブリーデフォルト感がスゴいぞさすがチーム浅野のお家芸と来たもんだ!
ここからは俺の手で!未来を掴み取らなければならんというわけか!
エリオットのなすことを見てきた大いなる意志が、エリオットにあのミュー族を倒しても何もならないと理解させ!道を模索させ!ハッピーエンドを手繰り寄せる!
好きだよなぁ浅野はこれ!「だがそれがいい」ってか!そうだよ!これを期待してたんだよ俺たちは!うおおおっ、やるぜ!!!


希望ある風のバッドエンド

何とかミュー族の三賢者を見つけて、ヒューリアを氷漬けにしてた憎悪の魔獣を逆に氷漬けにするという「それってなんか解決になってんのか」みてえな流れからヒューリアの解放と加護の時代の復活を果たした2度目!
いやいやいや!ちげーだろ!あのミュー族どう考えたってマオだって言ってんだろ!
エリオットもエリオットなら三賢者もとんでもねえポンコツぶりだよ!
あのミュー族が誰なのか、なぜあんなに人間を憎むのかを考えたら「全てを救うことはできない」とか言えねえだろ!!!
あああもう、お前らが気づかねえなら俺が言うけどよ!マオがよお!あのヒルデブランドの野郎にさあ!さらわれて子供をどーにかされちまうんじゃねえのか!そんなん許されねえだろうがよ!それでマオが1,000年にもわたってあんな地下牢で憎しみに囚われ続けるなんてどう考えたってフェアじゃねえだろ!
あの娘言ってだだろ!エリオットにもこのお腹の子を抱いてほしいってよ!あの約束をよお、願いをよお、ないがしろにするような軽薄なやつじゃねえだろ俺たちは!
そうだよ!なんとかするんだよ!俺が!俺たちが!フェイを見えるようにするんだぁ!とかお天気なこと言ってる場合じゃねえぞ!
つーかフェイもフェイだろ!お前旅立つ前に言われた願いをなーんにも覚えちゃいねえ!えへへ!動く床って楽しいね!じゃねえよ!癒されるけど!


とんだポンコツ妖精


んでそっから3度目の戦いに挑むにあたってのカーターを時の扉に逃がすミッションを経てとんでもない距離を守って守って歩きまくってからどっかで見たような砂浜に到達して時の扉の洞窟を見た時の、えっ、あれっ、おいおいおいこれってもしかして、いやいやいやまさかまさかまさかそんな、でもよく考えたらエリオットの父親ってエルダーツリーでぶっ倒れてたとかって言ってたような気がするしってことは俺ーーーー!!!!感すごい!
いやー、ほんとにここがすごかった!この気づきを得たときが最高潮に盛り上がった!やられた!エリオットは耳もねえしきちっと帽子取ってるアクションよくやってたし、何より男だったから俺はもうなーんにも気づかなかった!
カーターがバタバタして時の扉を二つ潜っちまったってのもすげー引っ掛けだし、こういうトラブルの中でエリオットと歴史が紐づくのがすげえ!思いもよらんかったなぁ。
この驚きを新鮮に受け取れたのがほんとにこのゲームやっててよかったなと感じたところでした。


ここがマジで今作最大の驚きポイント

で、マオを元に戻すための戦闘が、「マオによる力を込められた盾」と「リュドミラによる力を込められたペンダント」の共鳴を引き出すための行為としてのジャストガードってのがすげーいい!
そうそうそう!ジャストガードでの戦いってのはこういう必然性を持たせてほしいのよ!意味もなくQTAやりたいんじゃないの俺は!
傷つけたくない相手に対してジャストガードして盾の力を引き出し、それによりペンダントの記憶を相手に送り込んで相手を正気に戻す!すげーいいシステム!震えるよ!
相手の攻撃を必死になって避けるし、こちらから攻撃なんて絶対にしたくないと思った!
この、システムとシナリオがガチッとはまって戦闘を盛り上げる体験を作り出せたエリオットはマジでもうこれだけで神!
そんでマオが戻って、再開して、多幸感に溢れるエンディングはもうマジで涙なしにはみてられない超絶ハッピーエンドだよ!マジ泣いたよ!いい話だよ!
そこからの邪竜討伐なんてマジで絶対に負ける気しねえって感じだよ!

さらにそこへきて邪竜討伐でのフェイの復活を使った仕掛けにはマジでビビりました。
もう復活できねえのか!
やり直すっきゃねえのかと思ってからのヒューリア、マオの魔法による援護はマジで激アツ!
エリオットがフェイを救い出すっつう展開もマジでいい!
ヒロインなんだかんだ言ってフェイじゃねーかこれ!


最高に極まったラストバトル


最終的なエンディングの多幸感たらもうなかったですねー。
そりゃもう会う猫会う猫ぜーんぶに話しかけるよ!

んでもう何つっても各時代の人々の手記が見つかって彼らのその後が窺い知れるのもほんとにいい!
時の扉が閉じられ、顔を出さなくなったエリオットをふと思い出し書き溜めた手記がそれぞれゆかりのある人々の子孫に受け継がれているってのがすげーグッときます。
どの人々の手記にも彼らのその後があって、彼らの時代があったのだと思わせる。
いやーほんとにいいな。
とくに滅びゆく魔法の時代のマーニーの手記なんて実に良かったです。
魔法の時代って他の時代に比べてその後に影が見えているだけあって、どう締めくくるのかなって思ってたんですが、いやーああやって閉じさせるのは味があって、余韻があっていい!
すばらしい幕引きでした。


誰もが何かあるだろうと思ってたら、ただの猫好きだっただけの人





もうほんとこのゲームよかった!
惜しみなく、丁寧に、しっかりとまとめられた名作であった!
素晴らしいです!浅野チームに、スクエニに幸あれと強く願う!

HD-2Dの新規IPゲームって言ったらもう色々とやってくれてると思うんですよ。
そりゃもう前からしたらオクトパストラベラーなんてもう押しも押されぬビックタイトルになりましたし、トライアングルストラテジーだってホントに面白かった。
そこへこのエリオットの千年物語という新たな息吹がラインナップされたことが本当にうれしい。
どんどんこうして、新しいゲームを、体験を、臆することなく世に出していってほしいと思うし、そのチャレンジを全身全霊をもって応援して、受け止めたいなと思います!

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テイルズオブ アライズをクリアしました!



6/27頃クリア。
サブクエなんかも目に付く範囲でガッツリ取り組んで、クリアデータでプレイ時間が50時間26分でした。

これまでJRPGを好きこのんでやっていた私ですが、何を隠そうテイルズシリーズは全て未履修。一作もやったことがありませんでした。
なんかこう、シリーズが続きに続きまくってるもんだからどこから手を付けたらいいかわからないとか、やっぱこうリマスターがいっぱい出ていますけど、それをやるのも違うんじゃねーかとかいろいろ理由をつけて別のゲームに手を出していた感は正直否めない!
でもここへきてバンナムがガッツリ最新作のアライズをSwitch向けに出してきたとあっちゃあ正直もうプレイしない理由がないわけよ!
そういうわけでバンナムの胸を借りるつもりでこのウェーブに乗っかりアライズをプレイしたわけです。

テイルズの洗礼を冒頭から浴びまくる俺

いやーーーおもしろかったですねー。
序盤からダナとレナのわかりやすい二極構造を提示しつつ世界観を彩る固有名詞をバンバン提示して強引に引き込んでいくこのつくり方!
それでいてダナ世界のファンタジー感とは対極的なレナ世界のSF感を冒頭からガッツリ演出してくる一筋縄ではいかない世界構造!
すごくいい!面白くてドキドキワクワクする!これからどうなるんだって感じがめっちゃする!

序章の大ボスであるスルド・ビエゾ戦でもその演出の派手さといい、ビエゾが呼び込んでしまった炎の化身との戦いから続けざまに演出される炎の門撃破といい、もうなんつーかプレイ後4時間であっていいような盛り上がり、派手さのイベント群じゃねえぞっていうこのバンナムの本気ぶりに圧倒されました。
サビまたサビの惜しみないサビの連続!怒涛のような展開とグラフィック!それでいてムービーシーン過多というわけでも無いバランス感!すごい!これがテイルズ!
一連のイベント群を撃破後に主人公の鉄仮面が割れて顔があらわになったとともに名前を思い出して叫びと共に流れるオープニングテーマ曲のこれこれこれ感!
やべえ!テイルズやっぱりやべえ!すげーぞ!俺こそがテイルズだと声高に宣言するようなこの一連の演出にひれ伏すしかない俺!
おみそれしたとか言いようがない。


こんなところでタイトル出されたらもうダメです

その後の旅路でテイルズの演出の幅を知る

第二の街、シスロデンもなかなかよかったですねー。
単純に放棄した民衆を率いてガッツリぶつかりにかかるだけだったビエゾ戦と異なり、
密告による猜疑に包まれた街の人々の目をかいくぐって、怪しまれないように入り組んだ路地を駆けまわるなどの息が詰まるような演出。
プレイ開始後わずか10時間弱でこんなにもいろいろな表情を見せてくれるゲームだとは思わず、本当にいろんな顔を見せてくれるなと感じました。
飽きさせない、楽しませようという気概を感じる!


胡散臭さ半端ないと思ってたらガチの蛇で笑いました

その後のメナンシアも、星霊力を奪われた人間の慣れ果てとしての虚水化とかいう衝撃展開からテュオハリムの何もなさに至る流れ、そこからの激熱展開はマジで秀逸でした。
この国には何もなかった!
理想も夢もなく、ただひとりの静かに過ごしたい男が作り上げた空虚な国だった!
そこには空虚さに理想を投影してしまった哀れな人間と、その空虚さこそに付け入る隙をみつけた狐しかいなかったのだ!
空虚さに夢を重ねたダナ人の愚かさよ!
だが、確かにそこには賭けるに足る理想はあったのだ!理想とすべきダナ人とレナ人の心の繋がりが確かにその国にはあった!出所は空虚だったかもしれないが、そこに集った人々の思いは、絆は、それを信じた人々は確かにこの国にいたのだ!
だからこそ人々は、この理想を現実に使用と立ち上がったんだ!
熱すぎるだろこれ!!!

続くミハグサールもシナリオ展開が読めず面白かったです。
漆黒の翼のいけすかねえ連中と、滅ぼされた街。
ダナ人はダナ人でどーしようもねえ奴がいると散々思わせておいたところでスルドの火炙りからくるダナ人連中の絶頂と虚水化たるやマジで驚かされました。
あのいけ好かねえデダイムが実はスルドなのかとか、でもそれじゃあシスロデンと一緒だなぁとか色々思ってたらもうマジで!みんな死んじまった!みんな溶けていなくなっちまった!
イヤーほんといろいろやってくれるなテイルズよと思わされました。


旅路で積み上げた絆を全部ぶっ壊すシナリオ展開に狂喜乱舞する俺

こうして様々な事情を抱える街をめぐってお互いの信念をぶつけ合っていくわけですが、もろもろの難題にかかっていく中で、主人公アルフェンとヒロインであるシオンの仲がだんだん深まっていくのが素直にやっていてよかったです。
触れるものに電撃にも似た強い刺激を与えてしまう呪いである「茨(いばら)」にかかっているシオンでしたが、何らかの事情から痛覚が封印されているアルフェンという特異な体質の人物とともに旅をしてゆくことで、これまで人と交流することを避けていたシオンが、彼女自身からアルフェンに触れようとするようなそぶりを見せるまでになったり、シオンがその他のパーティの仲間をも認め、心を開いてくれようになっていくさまがマジで美しい!
小さな積み重ね、アルフェンの愚直なまでの想いが開いた心の扉!いいパーティになっていく感じがしてたまらなかった!


ニコニコしながらプレイしてました

だからこそ!だからこそアウメドラを倒した後の急展開がマジでよかったです!
こうこうこう!こういうのがいいのよ!
追ってきてたカラス野郎ヴォルラーンは第五のスルドだった!
でもそいつはつい最近代替わりしたやつで元々のスルドは別にいた!
てことはアルフェンお前は!?とか思ってたら仮面が割れて記憶が戻りまくる!
でもそんなことはどうでもいいんだ!今はヴォルラーンの手にかかったシオンを奴から取り戻さなければならないんだ!
ヴォルラーンから逃れ、自然と手を伸ばすアルフェンと、その手を手繰り寄せるシオン!
2人のこれまで培った関係性の集大成!
でも、ああ、このタイミングで痛覚が戻るアルフェン!
初めて浴びせられる茨の痛みに手を握っていられないアルフェンよ!それを見て、絶望し、差し出した手を引いてしまうシオンよ!
全てが、全てが崩れ落ちてしまった!!!
ここまで積み上げてきた絆も!少しずつ溶かしてきたシオンの感情も!全て崩れてしまった!
それを表現するかのように海底へ沈む船!

おおおお!!!すげー展開!これが!これがテイルズ!いい!!!
積み上げて積み上げて、いい感じになってきたな~~~と思わせてからそれを全部崩しちまうのがいいのよ!いや、ダメなんだけど、それがやっぱいいのよ!
そんでさ、そんでこっからなんでしょう!?
痛覚がないっつうギフトでもって作られた偽りの絆をさあ!
これから本物の絆にしていくっつうことなんでしょう!?
だからこそ、ここからのカタルシスをガッツリ味合わせてくれるんだろう!
だろ!そうなんだろバンナム!!!
一人盛り上がる俺。

無力さと復活を演出する戦闘のすばらしさ!

そっからアルフェンひとりになっちまった後の無力感の表現がほんとに秀逸でした。
仮面が割れ、記憶が戻り、自らの生い立ちに打ちひしがれるだけでなく、痛覚がなかったことによって得られていたシオンの援助もなくなり、これまで通りに戦うことができなくなったアルフェン。
浜辺で目を覚まし、落胆する中で仲間を探すも、その道中で何の事ない巨大やどかりとエンカウント。
ここでね、これまでだったらバババーっと一掃できていたそこらの単なる雑魚モンスター相手にホントもうびっくりするくらいとんでもなく苦戦するんですよ!
これをフツーの戦闘のシステムの中でまざまざとプレイヤーに感じさせるってのがほんとによかった。
演出で喋らせるとか、ムービーを挟むとかじゃなくて、単純にアルフェンが弱ええ!
必殺技が弱すぎる状態になっちまうのがマジで辛すぎる!
陰鬱すぎるBGMも相まって「おいおいおいアルフェンここまで落ちぶれちまったのかよ」ってな絶望感がやばかった!
痛覚が戻り、炎の剣を失い、力を持ってかれたアルフェンの絶望を一つの戦闘でまざまざとわからせるのがホントすげーなと思わされました。

で、その後、仲間との邂逅を経て自身の迷いを討ち捨て、前に進むしかないと。
過去は変えられないし、シオンはここにいない。
だからこそ、自分が今すべきことは、連れ去られたシオンを開放すること、それだけなんだと整理できたアルフェンの気持ちの変化を、村に迷い込んできたモンスターとの戦闘で表現するのもまた秀逸!
このときのBGMがね、通常戦闘のBGMそのままなんですよ。
この潔さ、すごくないですか!
通常戦闘のBGMがもともと超爽快感あふれるカッコよさで、仲間がガンガンにしゃべりまくって俊敏に走りまくって攻撃をガンガンあてまくる戦闘のテンポ感だってのがそもそもの土台にあるんですが、その「これまで通りに戦えるメンタルに回復した!」ってのを通常戦闘のシステムの中だけで十二分に表現されてるのがマジでいい!

仲間との邂逅も、仲間それぞれを掘り下げつつこれまでのアルフェンの道のりを確かめるような内容でとてもよかったですねー。説得力のある内容だった!
過去は過去としてある!アルフェンの、重く、整理のつかない過去は確かにある!
はるか昔に犯した罪と、それを庇ってくれた仲間。
かつての仲間はすでになく、ただ自分の中には罪の意識だけが残ってしまったけれど、それは救い出すべきシオンにはなんら関係がない!
俺はアルフェンで、このスルドブリガを終わらせるために戦ってきた!
それは確かで、揺るぎなく、今もなお事実としてある!
それでいいんだと思える力があった!


いいイベントでした

テイルズの力を見せつけられたエンディング

その後のレネギス、レナに至る流れもマジでよかったですねー。
なんつーかもうこれがテイルズなんだなぁと思う!
慟哭するほどに残酷な真実を突きつけ、胸焼けするほどに魂の叫びをぶつけ合い、その果てに力の限り正しいハッピーエンドを勝ち取る素晴らしすぎる物語!
どこまでもスケールアップしていく物語と、最終的に仲間の絆と、不運が故に悪に染まった1人の個人の妄執にグググーッと収束していく美しさ!
もうなんていうか完璧!言うことない!

もうここへきて一つ一つの真実や展開にあれやこれやいうのはもうむしろ野暮!
そりゃあ良かったこと全部言いたいし、ビックリしたこと全部言いたいよ!
でもいいの!だってもうほんとに全部よかったんだから!

キャラの二面性や背景をそれぞれにしっかりと描き切り、それでいて各々の確執を乗り越える様を丁寧に演出し、ぎこちなさ満点だった寄せ集め集団が絆で結ばれた仲間になっていく様はまさに芸術!
テイルズってのはこう言うもんなんだってのを力いっぱい浴びて、全力で堪能した!
戦闘のかっこよさ、演出の煌びやかさ、仲間との会話の面白さ、どこをとっても一級品で遜色なく、これこそが王道のJRPGなんだと、俺こそがスタンダードなんだと大声で宣言するかのような作品だった!
もう俺はテイルズの虜だよ!俺はこれからもテイルズするよ!
ありがとうバンナム!本当にありがとう!




いやー仕上がってました。完全に仕上がってた。
この仕上がりこそがテイルズなんだと思わされました。
確かにこう、余白がないというか、あまりにも完璧に物語を見せつけられ、体験したこともあって、感想を挟む余地がないような感覚はあるんですよ。
ただ、それも含めてよかったですねー。

レネギスやレナの物語を駆け足で語る終盤15時間くらいの展開をグワーっと浴びると、それまでダナでやってきたスルドブリガがなんつーかこう全くもって小さな出来事、昔の出来事な感じになるんです。
でも、やっぱしダナの地を足で駆け回って等身大の人間たちがレナのスルドっつうあまりにも巨大な権力に立ち向かってたあのスケール感の描き方、巨悪を撃ち倒す、挑んでいく感じがあったからこそ最終版の展開に納得感がうまれるし、仲間の一歩一歩の積み重ねに深みが出るよなぁと思いました。
何つってもその序盤の展開やゲーム体験がしびれるほど面白かったし、やっぱいつだってスルドはビジュアル的にもすげーとんでもなく強そうに描かれてて、演出的にも超盛り上がってよかったです。

いったん本編クリアでひと段落しましたが、ラッキーなことに追加シナリオがある!
必ずやる!俺はこいつらの続きの旅が見たい!少しずつ絆を深めた連中の旅の続きが知りたい!
うおーっ、楽しみがまた増えたぞ!!!

拍手

フロントミッション サード: リメイクをクリアしました!



5/10頃クリア。エマルートです。
最終戦前のセーブデータでプレイ時間が35時間32分でした。

1とも2とも違う雰囲気だけど間違いなくフロントミッション!
軍属の兵として言われるがままに行動し、最終的には真実を知って反旗を翻す1
泥沼の内戦に足を踏み込んでその中でもがき続けて光明を見出す2
3はそのどれとも違う、情報機関の一員に属しつつ、最終的には傭兵として自らの信念とそれに賛同してくれる人々とともに秘密兵器を西へ東へ追い求める展開で、なるほどそう来たかと思わされましたがやっぱし世界中を股にかける展開はやっていてとても面白かったです。


最高のキャッチコピー。めっちゃ胸躍る!

登場人物の豊かさと顔の濃さは相変わらずですが、西へ東へ組織をまたにかけながら移動していくシナリオ構成なこともあってこれまで以上にガンガン仲間が死んで人々が入れ替わっていくのは残念でもあり、フロントミッションらしくもありました。
パープルヘイズの陽気な連中が散ってしまったのはマジで残念。
一方でシブいオヤジを仲間にしたい一心でなんと無くそれっぽいなと思っていたマーカスが仲間にできたのは良かったですねー。
マーカスは最後まで主力で戦ってくれてホントに頼りになりました。
やっぱしフロントミッションは最終的に両手で相手を殴りまくってボコボコにするゲームなんでね!


最後まで頼りになりすぎる男でした

4人出撃システムは物足りなさもありつつプレイアビリティは良好

4人しか戦闘に出せない戦闘システムには正直物足りなさあって最初は面食らいました。
そりゃあ仲間になった全員で出撃したいし、もっと大人数でマップ攻略していきたいでしょ!
1とか2ではできてたじゃん!
その一方で厳ししすぎた2のバランスから調整が入ってるのはイイ感じでしたねー
適当にやっても何とかなるのがやっててストレス少なめでイイ!

で、結局のところこのバランス調整と、出撃メンバーが少ないところから味方フェイズと敵フェイズがサクサク入れ替わっていくこともあって一つ一つのマップが短く済むあたりはよくできてるなと!
やっぱシミュレーションRPGって一戦一戦が重くなりがちで、しかも攻略に失敗するとものすごい手戻りを生んだりしがちだと思うんですよ。
結果的にそのあたりの解決策を狙った策が有効に機能してるって意味ではよくやったなと思います。

が、とはいえやっぱしパーティメンバー全員出撃させたい!ってな要望を受けてかどうか知りませんが、パーティメンバー8人を二つに割ってそれぞれで敵を攻略していくようなシナリオ構成でこの要望に対してもフォローしてるあたり行き届いてる!
実際にそれがシナリオ的な面白さにつながったりもしてる!いい!


パーティ分割がシナリオにも戦闘バランスにも深みを与えてくれていました

終盤にかけてスピード感あふれる大漢中人民共和国編がいい!

シナリオは上述の通りエマルートだったんですが、もうマジでいつの間にエマルートに入ったかほんとにわからないでいたので、後から最初の最初の選択肢だと知ってもうマジで心底ビックリしました。
この展開でアリサルート最初に選ぶ奴いるのかってなくらいビビった。
もう何にも考えずごく自然にエマルートに入っちまった!

そこからいろいろとありましたが、特にやってて面白いなと感じたのは大漢中人民共和国編ですね。
じわじわと情報を蓄え、地盤を整え、伏線を貼ってから一気に駆け上がる南京攻略までのスピード感、ひっ迫感と、さらにそこから上海攻略でのシナリオの大きな展開の仕方。
そんでもってエマ、アリサの救出から、各国の思惑が激しく動く読みきれない展開がほんとにやってて面白かった!
それでいて先述の通り戦闘バランスもずーっと切れ目なくいい感じのテンションで調整されていて、ギリギリで勝てるようなバランス感が続くのがやっていて心地よい。
何よりこの辺でパーティを2分割しての作戦が頻発するのが本当に面白かったです。
ぶっちゃけそれまでは決まったメンバーでの戦いが続いたこともあって、正直全く使ってないメンバーがかなりいたんですが、ここへきて強制的に使わなければならない場面を作ってくれたことで戦略的にも幅が広がって素直に面白いなと感じましたね。


マップを使った作戦立案が雰囲気を盛り上げてくれました

その後も南京攻略での陽動作戦から救出作戦へと息もつかせぬ畳みかけるような展開に大満足!
進めていくにつれて主人公らの仲間内のやり取りの軽妙さもだんだんと増していって、寄せ集め傭兵連中である彼らに対して、私自身もいろいろと愛着が湧いてくるのを感じました。
いやーそういうとこ、フロントミッションは昔から描き方がうまいなと思わされます。

最終盤にかけての盛り上がりと大オチにビビる俺

その後も九州上陸からの沖縄海洋都市戦と流れる用に目まぐるしく変わる戦局とその中で翻弄される主人公たちってのが心地よかったですね。
クライマックスは海洋都市崩壊からのタケオ死亡→ルカーヴぶん殴り→アリサ自爆といったどでかい流れといい、次から次へと惜しみなく挟まれるムービーといい、ああもうなんつうかスクウェアだよなと思うしかなかった!

で、すげーのが今回のフロントミッションはこれで終わらねえところよ!
危機は去った!人類には過ぎた兵器である大規模爆弾は失われた!
だがなおもまだ食えない連中は安全地帯でニヤニヤと煙草をくゆらせてるってえわけよ!
おいおいおい歴史は変わらんのかと!俺らはずっとこういう上の方でニヤニヤしてる連中の言いなりなのかよと思っていたらまさかのホワイトハウス襲撃イベントでもうマジで大ビビりですよ!
すげーっ!今回のフロミは一味違うぞ!
そうだよなぁ!MIDASを作らされたエマだって、クーデターでっちあげられたタケオだって、人工的に作り出されたルカーヴだって結局こいつらに踊らされただけだよなぁ!
どう考えたってぶん殴り足りねえ奴がいるよなぁ!!!
こういう味付け、これまでのフロントミッションじゃあ考えづらい落としどころだったと思いますが、これはこれでスカッとして俺はいいんじゃあないかと思いました!


手が届かないところに本当の悪がある、が今回は手を伸ばしてしまった!





いやーやりましたね。フロントミッション。
PSPで1stをプレイして以降、まさかのリメイク3連続開発と来たもんですからそりゃもうやらなかったら嘘だろと思ってSwitchで2nd, 3rdリメイクとプレイさせていただきました。
ここまでやったらもうこりゃ人並みにフロントミッションをプレイしたと言っていいでしょう!
正直どれも面白かったですねー。
それぞれがそれぞれに違った良さがあったと思います!
フロントミッション自体には4や5もあって、外伝的作品や精神的続編みたいなもんもあるようです。
いったん一連のリメイクもここでひと段落っぽい様子はありつつも、やっぱりこう、独特のこのフロントミッションの無骨さというか、やるせなさというか、泥臭い感じというんですかね、そういったのをまた味わいたいなと思ってしまう!
それくらい私の中では印象的なシリーズになりました。面白かったー!!!

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モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~ をクリアしました!


よくできたPV。シナリオの面白さがすげー増幅されてる。

4/7頃クリア。クリアデータで総プレイ時間は52時間14分でした。
主人公リオの最終レベルはLv.78で、レウスはLv.77。
仲間のサイドストーリーはすべてクリア。
サブクエも可能な範囲でやっつけた感じで非常に楽しませてもらいました!
相変わらずネタバレありで振り返っていきたいと思います。ご注意!

カプコンが俺らを狙ったJRPGを作ってくれたぞ!

いやー、カプコンのRPGつったらそりゃあもうロックマンDASHやらブレスオブファイアとかやらせてもらってますがやっぱこうスクウェアやファルコム、アトラスとはぜんぜん違うこう世界観の味付けがあってそれがめっちゃ面白いんですよね。
そこへきて今回はモンスターハンターっつうこともありますし、なんつってもこれまでのモンハンストーリーズと比べて主人公の年齢や頭身をあげて明らかにこう高い年齢層の俺らおじさんをターゲットにした作品になってるっつうわけでそりゃもう無視するなんてことはできないわけですよ!やらんのうはもう失礼!カプコンに対して失礼!
それでいてやってみたら、これ、どうですか!
グラフィックの美しさ!アクションのキビキビさがもうすごい!
モンスターに乗って地をかける、崖を登る、空を飛ぶ、海を泳ぐっつうゼノブレイドクロスなら50時間かけたプロセスを開始数分でかなえてくれるあたりのサービスを最初っからこうぶつけてくれるあたりがやっぱカプコンは違うなと思わせてくれる!


開始10分でこれです。驚いた。

やってることはゼノブレイドよろしくシナリオを進めるにつれて新しいフィールドに入ってそこを探索しながらいろんなミッションをこなしていくわけですが、そこにうまいことモンハン要素を絡めてやることを多くしてくれてるのがすっげえやってて面白かったですねー。
いやもうホントやること多いんですよ。
モンスターを倒しながら、その土地土地の卵や素材をゲットして、モンスターを野に帰しつつ手持ちのモンスターを育てて、なおかつサブクエやサイドストーリーをこなさないとならん!
いっぱいやることあるってのが得も言われぬ多幸感をうみだしてくれていました。

またこう表現力の美しさのみならず世界観の表現がまたよかったですねー。
スクウェアや任天堂だけでは感じられない独特の空気感があってやっぱ色んなゲームやると色んな表現があって面白いなと思わされました。
特に中盤で訪れる砂漠の街、ガライャドの空気感なんかはほんとによかったです。


砂漠の街ガライャド。すばらしいマップ表現!

緩急ありつつ要点をビシッと抑えたシナリオがいい!

で、そのうえでストーリーですよ。よくまとめてくれて来たなという感じ!しっかりポイントポイントで抑えてきてくれました。

まず序盤は丁寧に不穏さ、伏線を積み上げる感がすごくよかったです。
主人公の親友であるシモンにしっかりフォーカスを当て、そのうえでどことなく漂う影、胡散臭さを匂わせたかと思いきや伏線をすぐに回収しにかかってくるあたり、序盤の旅立ちに絡めた展開の急さには驚かされました。ググっとシナリオに引き込まれましたね。
主人公が旅立つ理由付けをドラマチックに描き、そのうえで禁忌とされた壁越えを行うあたりの演出はもうマジでグランディアを彷彿とさせるワクワク感!
つうかね、もうマジで壁超えた先で自分たちのことが咎人扱いされてる設定が出たり、誰も人間はいないかと思ったら全然文化の異なる村が出たり、主人公たちの認識を色々と改めないとならない事実が出たりするあたりマジでグランディア!!!


「俺は壁を超えないといけない」と思わせる序盤の盛り上げがすごくいい

その後も咎人の村で明かされる過去といい、そこから自然と連想されるシモンの過去といい、すごく丁寧にシナリオを紡いでいるのが好印象でした。
こう、基本は自由にフィールドで遊ばせてくれるんですよ。
で、そうした中でゆっくり世界を、シナリオの背景を紡いでいってくれるんです。
大きなどんでん返しはないけれど、空気感といい世界観といいしっかりとモンスターが息づくモンハン独特の世界観が表現されている良作だと思いますね。

世界の過去が明かされ、人々の罪であるモンスターの兵器化や今もなお残る脅威モンスターなどの存在経緯が明かされてもなお、なぜビュリオンに兵器化の技術があり、聖域を目指すのか、なぜシモンはビュリオンと通じていたのか、アマラはどうしているのか、…といったシナリオに対する疑問が自然と湧いてくるあたり、シナリオ展開のゆっくりさや、丁寧に物語を紡いでいるからこそプレイヤーの心の機微が自然と湧き出てくるんだと思うんです。
これがすごく心地いいんです。ゲームと対話してるような、主人公に感情移入しつつ世界の謎を解き明かしていくようなそういった感覚がすごくいい。
サブクエがあくまで個々人の関係性を深める内容に留まっていたり、なによりフィールドを探索して生態系を強固にすることが面白かったりすることで、ゆっくり世界やシナリオに向き合えるのがいいのかと思いますねー。

はじめこそゼノブレイドシリーズに似たゲームのつくりなのかなぁと思ったんですが、あのどんでん返しの連続で感情を揺さぶりまくるハードな展開に比べると、旅立ちの高揚感こそあれ、その後の流れは非常に着実でこれはこれでといった感じ。
よかったです。


笑える表現もありつつ、仲間と旅してる感じがいい

終盤の盛り上がりが珠玉の出来!

そういった積み上げがあっての最終盤の展開は本当に見事でした。
シモンが超龍化レウスから結晶を引き抜くシーンなんてもうマジでいい!
そこからパーティメンバーみんなの力を結集しながら、アエンシンを「超龍化」という人々が犯した咎から解き放つために戦うという流れが実に美しい!
人々が過去に犯した罪に向き合い、その罪をそそぐための旅であり、戦いであるというのが徹底されていてホントに良かった。
いやそりゃあ俺も厄介オタクの端くれですから、それでもなお人は愚かで、アエンシンの子を利用し、ビュリオンにまで攻め込むというところまで覚悟はしてましたよ!
でもそこをスッと裏切って、しっかりシモンとリオの戦いで決着をつけてくれたのが実に良かったなあと思います。


この一連の流れがマジでいい


アマラを救えずに聖域から敗走し逃れたビュリオンにおいて、村の人々やアマラが陥った「人体の石化」を治すためとそそのかされ、その知識を利用されたシモン。
超龍化の歴史を知ってもなお「次はうまくやるさ」とそそのかすビュリオンの浅はかさに触れてもなお、自らのこういを止めることができなかったシモンの苦心や葛藤は察するに余りある!
だからこそその呪縛から解き放たれ「レウスはずっと俺を呼んでくれていた」とモンスターたちの生に、モンスターの生き物としての、仲間としての声にようやっと耳を傾け、ともにアエンシンを救い出すための戦いに立ち返ってゆくさまがえも言われず美しい!
シモンの半生をたどったこの物語において、この上なくすばらしいクライマックスを用意してくれたと本当に感謝します。

んで、超龍化の呪いに蝕まれ、意識もなく暴れ回るアエンシンを倒すではなく、「その呪いから解き放つ」、呪いをかけてしまった人類の償いとして全力でそれに挑む、これを自然にやってのけるレンジャーとしての生き様が、本当に一貫して描かれていて、いや~これはいいゲームだなぁと思わずにはいられませんでした!


人間の罪に向き合い、ラスボスを救うための戦いってのがホントよかった




閉めるところはしっかり閉めて、フィールドで遊ぶところはしっかり遊ばせてくれるいい作品でした。
シナリオの起伏やドンデン返しは確かにありませんでした。
でも、本当に丁寧に作られたカプコンらしいいいゲームだったと胸を張って言える!
このボリューム感でしっかり遊ばせてくれたのには感謝しかない!
面白かった!おすすめです!

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