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太閤立志伝Ⅴ DX をクリアしました!



クリアといってもこのゲーム、正直ボリュームがデカすぎて全然遊びつくせませんでした。
主人公も星の数ほどいるうえに自作することすらも可能で、それら多種多様なキャラ・プレイスタイルに応じたエンディングが多数用意されているという懐の広さ!
じゃあ一つ一つのキャラでのプレイ時間が短いのかと言ったらそんなことは無く、ふつーに1作RPGをこなすくらいの時間が必要ときたもんだ。

そんなわけでプレイ開始前は2キャラくらいプレイできたらいいな~と、のほほん考えていたもんでしたが、とっかかりでプレイした太閤「豊臣秀吉」でヒイヒイ言いながらやっとの思いでエンディングを見てみれば、なんとクリア時間 34時間48分!
おいおいもう一人プレイしたら軽く60時間は越えちまうよ!ということで断腸の思いでいったんここを区切りとして感想を書きたいと思います。
いやーでも正直ホントに面白くって、時間が許されることなら次はオリジナルの主人公を作るなりして自由にプレイしたかったと心の底から思ってます。

で、クリアしてみれば非常に面白かったこのゲームでしたが、そもそも私はコーエーのこうした歴史シミュレーションのたぐいを一切プレイせずにここまで来た身。
コーエーの流儀がまったくわからずどこからどうしてプレイしていくのが常套なのか全然つかめない!
とはいえこれがまた面白いもんで、戦国乱世にポイと放り出されて右も左もわからぬものの、なんとかこの世界で名をあげるべくもがきまくるプレイスタイルが奇妙に秀吉と一致。
だんだん実力が伴ってできることが増え、やりたい放題できるようになっていく過程が、初回プレイならではの高揚感、全能感、カタルシスを生み、「ああ、秀吉もこんな気持ちだったのかな…」なんて思ってしまう、まさに「太閤立志伝」の名にたがわぬロールプレイ感でした。

以下、感想というか、プレイレポートに近い形になってしまいましたが、書いていきたいと思います!
ちなみにクリアしたのは6/14。
のんびり書いてたら一か月も前の出来事になってしまった…。



手探りで戦国を生き抜け!

最初はホントに何すりゃいいか分からなかったんですよ。
「修行しろ」と言われても何をどうしたら修行になって、殿に評価されるのかそこから全然わからない!
とりあえず身分が足軽ですから「足軽」の技術を鍛えたらいいのかなと思いまして、人のよさそうな前田利家に師事を請うものの、突如始まった模擬戦は時間ばっかりかかって能力も全然上がらず実入り無し!
あげく殿にはあきれられると来たもんで「あっ、秀吉はこうじゃねえよな!もっと口八丁手八丁で行ったほうがいいな!」と気づきまして次は米を買いに行くことに。
どこでどうやって買ったら効率よく米を買えるのかわからないものの、ひとまず米屋に特攻したら相場をざっくり教えてくれることを発見。
とりあえず近場の安そうなところで買って高そうなところで売る術を身につけることに成功!

その後、金を稼いでこいと言われ「じゃあさっき身につけた米を売り買いする手段を活用すればいいじゃないか!こりゃ楽勝!!!」とかなんとか高を括っていたら指示されたミッション以外の時には米は売り買いできないシステムときたもんだ!
さて困ったぞとチュートリアル爺さんの言われるがままに酒場でチンチロかましてみたり、用心棒クエストをこなしてみたりするもののリスクばっかり高いうえに全然金がたまらない。
用心棒やってる過程で何度も山賊に襲われてゲームオーバーになったり、酒場にいるおじさん方に話しかけては斬りかかられたりと試行錯誤を続けていくうちに「あっ、そうか!俺秀吉だった!」と再度思い出し、座でモノ買って遠くで売ってみることに。

何度か売り買いを重ねていくうちに、とにかく単価が高くて重量が軽いモノを目いっぱい座で買いまくって、それなりに遠いところで売ればけっこう金になることを発見!
あっちこっちに行っているうちにフラッと寄った花の都 京都で買った茶がとにかく金になることに気づいてからは財布に余裕が生まれまくり!
信長の金稼ぎミッションを早々にこなす傍ら、空いた時間と余力のある財布事情にものを言わせて京都にいる宣教師に寄付して開墾技術を教えてもらったり、雑賀で鉄砲技術を学んだり、利休から茶道を教えてらったり、甲賀で忍術を学んだり、その他にも建築キャラ算術やらを学びまくる日々!
今思えばこの辺り、奔放にあっちこっち行ってスキルを磨きまくってた頃の手探り感、戦国乱世を自由にブラブラしてる「可能性はいっぱいあるけど、今はまだ何者でもない」時代が楽しかったですねー。

「両方」やらなくっちゃあならないってのが「城主」のつらいとこ!

とかやっている間に戦国乱世はきな臭くなり、殿の指示で合戦をこなす場面も増えてくる。
攻城戦となれば甲賀仕込みの忍術で城門を爆破したり、バテレン仕込みの土竜攻めで足元から城門を崩したりと八面六臂の大活躍が評価され、あれよあれよという間に一国一城の主になることに!
俺も城を持つとは偉くなったもんだな~と感慨に浸っているのもつかの間、城を持ったらそれはそれでできることが増えて大変に。
なんせこれまでは自分のことだけ好き放題やってりゃよかったものの、これからは部下にやることを指示して、いざとなったら自分の判断で合戦もやってかなきゃならないと来たもんだ!
何を指示したらいいのかさっぱりわからないものの、手探りでやることを指示しつつ自分も金策に走り、かつ敵国に攻め入る日々。

最初は敵国に攻め入るタイミングが分からず、味方が攻め入ったタイミングで援軍を送り出すことばっかりこなしていたもんでしたが、「これって自分が攻め込んで援軍を要請したら戦力としては一緒じゃね?」と気づき積極的に攻めていくことに。
その裏で身につけた利休仕込みの茶の技術や、堺商人仕込みのトークスキル、甲賀仕込みの忍び足で城に潜入しては織田家に従うよう口説きまくる日々!
いう事聞かねえ相手は援軍を要請しまくって城をめちゃくちゃに破壊してやるなどやりたい放題!
石山本願寺の強固さが印象的だった一方で、北条家はあっという間に滅ぼせましたねー。
1回の行軍で4城くらい攻め落とせるもんだから早い早い。
中国毛利家をはじめとした上杉や東北の連中は全員得意のトーク攻勢で戦わずして茶の海に沈め、大友家はあっという間に撃破。
天下統一まであと一歩!

我慢が足らんぞ島津くん

でもって強かったのが島津!
こいつがマジでやばかった!
とにかくタレントが多すぎるうえに攻城戦を挑んだ時にやってくる援軍の兵士数がとにかく多いもんだから野戦じゃどーにもこーにも太刀打ちできず、何度か撤退を余儀なくされました。
なんせこっちが兵力16,000人くらいで何とか攻め込んでいるときに平気で兵力を20,000人くらいかき集めて九州全域のパワーで援軍にやってくるもんだからかなわない。
「こりゃ援軍が来る前に速攻で城を落とすしかねえぞ」と矢のような速さで城を落としにかかり、やっとの思いでのこり4城くらいには攻め落とすことができたものの、どーにもここから攻め手に欠ける!
最終的にはここで初めて使った「お前らはあっち攻めてこい、君はここ攻めてこい、俺はここ攻めるから」というNPCに出陣を指示するスタイルでの合戦で複数拠点を同時に攻め、城に足止めさせる形で援軍の出陣を防ぐ作戦を取ることに!
いや、実はここまで合戦のイロハとか全然わかってなくて、合戦では必ず秀吉自ら出陣して攻城戦をかましてたんですが、このゲームって指示して合戦に行ってもらうこともできるんですね!
ひどいとか言うな。

ここまでやりゃあ何とか勝てるだろと意気揚々攻め込んだ秀吉君でしたが、なんと作戦実らずあっけなく援軍がやってきてしまい万事窮す。
おい誰だ!援軍が出てこないように全部の城に攻め込んだだろうが!弾幕薄いよなにやってんの!
こりゃどーしたもんかと頭を抱えたもんでしたが、通常、攻城戦を挑まれた側の城主はさっさと城内に引きこもるものの、この島津、これを好機と睨んだか総力全員城からわっさわっさと出てきて援軍とともに野戦を挑んできたもんだから驚いた。
戦陣切って島津の城主がこっちの陣に騎馬で突進してくるもんだからこりゃむしろ好機じゃねーかと、援軍が城に駆けつけてくる前にガガッと取り囲んでフルボッコに討ち取って島津を撃破!
「重要なところで判断を誤るとはバカな奴だ!」と気分は秀吉で高笑いする俺!
こんなに楽しいロールプレイは久々です。

「阿鼻叫喚」じゃねーよ!

ようやく天下統一したなーと思い、エンディングが出てこないことに一抹の違和感を覚えつつも、全国各地を漫遊しては会う人会う人に茶を振る舞って札をゲットするナンパ生活を送っていたところ、なんと徳川家が信長との同盟を破棄!
なんという悪逆…到底許されるものではない!
これまで屈服させてきた大名たちの力を借りて、総力を挙げて家康をボコボコにする秀吉。
家康は三河を追われ、駿河を追われ、遠く水戸の地まで追いやられたあげくあっけなく滅亡!
晴れて信長が天下を取るにいたったのであった!

長かった戦国乱世もこれで終了!
これからは明るいお気楽ご気楽な江戸時代の幕開けだよ!
さあさあ俺にエンディングを見せておくれ!
と思っていたのもつかの間、なんだか不穏なテロップが流れてきてビビる俺。
天下を統一した信長であったが人心の掌握は進まず、日本の国力は衰退する一方。
そうこうしているうちに諸外国が日本に足掛かりを築き、日本は諸外国の代理戦争の場になってしまうというなんじゃそりゃエンドに!
おいおいおい俺らの秀吉はどーなったんだよ!納得いかんぞ!!!
終わってみてエンディングリストからその名前を見てみれば「阿鼻叫喚」ときたもんだ。
どっからどーみてもバッドエンドじゃねーか!!!




以上、プレイレポートでした。
いやーこのゲーム、マジで戦国を生きた感があって面白かった!
先述の通り、秀吉が成長するのに合わせてできることがどんどん増えていくのも楽しかったし、やりたい放題できるのも良かったですね。
信長を裏切る勇気は出ませんでしたが、そういうことをやってみても面白いでしょうし、秀吉以外の人物でプレイしたらどんなプレイ体験になるのかも興味があります。
当然新しい武将を自作して挑むのもめちゃめちゃ面白そうで、このゲームマジでそこが知れない!
一回のプレイに意外と時間がかかったもんだから一回ここでクリアとしたいと思いますが、いずれ必ずまたプレイしたいと思わせる内容でした。
あと曲がマジでカッコいい。やるなコーエー!

次は那由多の軌跡をプレイします!

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