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神業 盗来をクリアしました!



すずな編をクリア後、真・すずな編を10/29頃クリア。
ゲーム上の総プレイ時間は15時間19分ですが、「そんな短いわけないよなぁ」と思ってSwitch本体のプレイ記録を見たら「25時間以上」って書いてあったから実質30時間弱やってるんでしょう!
この辺のプレイ時間の開きについては後述します。

隠し切れないPS2感と鬼のリセットアンドロード地獄

やってみてびっくり、どっからどう見ても隠し切れないPS2のゲーム感がすごい!
リマスターされているはずなのに、そこはかとなく漂う「今とは違う隠しきれないローポリ感」が!
操作感やカメラアングルの不器用さからくる「あのころのゲーム感」が俺を苦しめる!!!

そもそもステルスアクションからして初心者だってこともあって序盤はマジで大変でした。
慎重な性格も手伝って敵に見つかったり操作をミスったりしたら即リセットアンドロード!
ひとつの依頼をこなすのに気づいたら一時間以上たってたなんてこともザラで、冒頭記載した通りゲーム上のプレイ時間以上に楽しませてもらいました。

とはいえこのゲーム、そうした需要にも応えてくれていて、オートセーブが頻繁に挟まれるうえにセーブデータのロードが非常に容易でスピーディ。
何度もトライアンドエラーしてプレイヤースキルが上達していくのが楽しかったですね。
リマスターだからこうしてやっていれてますが、当時のPS2版ではそうはいかなかっただろうなぁという気はものすごくしますが!

操作感になれたら盗みが面白くてたまらなくなる!

序盤こそ独特な操作感に四苦八苦したものの、中盤以降慣れてくるとこれがどうしてめちゃめちゃ馴染んでくるもので、気づいたら思い通りに海老蔵を動かせるようになってたのには驚きました。
自らの手足のように海老蔵を動かせるようになってくるとマジで面白いように右から左から好き放題に盗みまくれるもんだから爽快感がスゴい!
次から次に依頼を発注しては朝から晩まで西へ東へ町中を駆け回って盗みまくりたくなる!
このゲーム、おもしれえぞ!!!

僕がすずな編に突入した理由

で、肝心のシナリオですが、すずなの容態はそこそこにキープしつつ、面白くなってきた仕事にハマりまくって縦横無尽に盗みを働きまくっていたら藍之助に呼び出しを食らい「てめーはすずなを無視して盗みにドはまりしてるから死刑!」と無限牢獄行きに。
たはーっ、藍之助よくみてらっしゃる!

無限牢獄をさまよううちに五右衛門に出会い、なんかよくわからないけど膨大な金をせびられ、ははーんなるほど、こりゃ投獄前に膨大な現金を用意しておく必要があるんですねと気づくも時すでに遅し。
その後、牢獄から抜け出すためにコソコソとあたりを探索していたところ、相も変わらぬ下手糞プレイスキルであえなく看守に発見され即座にリセットアンドロードしたところなんと投獄前に戻されることに!
「おおっ投獄後にオートセーブされないのかこのゲーム鬼だな!」と思う一方で、「待てよこれはこれで好機!金でも稼いでから投獄されるか!」とまたしてもすずめそこそこプレイで懲りずに仕事に励もうと思った矢先、すずながリアルにぶっ倒れてマジでビビる。
「うおっ、こりゃまずいマジに藍之助の野郎の言う通りすずなほったらかしで盗みが楽しくてしょうがないクソ親父になってんじゃん俺!」といまさらながらに自覚し心を入れ替え、稼いだ現金を薬に変えてすずな死ぬなよと大量投薬した結果、思いがけずすずなが快方に向かって元気に!
薬を一気投与したら治るってどんな身体なんだよというツッコミは放り投げて「さすがに若い子は違うねー!」なんてポジティブに解釈しながらプレイしてたらすずな編に突入した次第。

無限牢獄のストレスと海老蔵の心境がシンクロしてナイス!

いやーでも無限牢獄は本当に長かったですねー。
このゲームでこんな長いダンジョン無いと思ってたんで、マジに驚きました。
すっげーストレス感じましたが、いや、これはいい意味でのストレスでしたね。
すずなの容態を案じる海老蔵の気持ちになってみればストレスを感じない方が嘘だってなシナリオの流れでしたし、早く帰らなければならないと焦る海老蔵の心境と、ダンジョンから与えられるプレイヤーに対するストレスがシンクロするためにはこれくらいの長さが必要だったと思います。
いいダンジョンでした。

真すずな編の分岐や焼き増し感にはやや不満

その後のすずな編ラスボスに至るまでの流れはしっくりくるスマートさでとってもよかったんですが、すずな編エンディングは何じゃそりゃ感が強かったですね。
トゥルーエンドとまではいかなくても、グッドエンドくらいにはなるだろうと思ってたんですよ。
そしたら「海老蔵は流刑!すずなは失踪!終わり!」で、完全にバッドエンドで笑いました。
いやいやいや、これじゃ終われないよ!トゥルーエンドも見なけりゃなぁ!というわけで真すずな編へ。

ニューゲームしてみたら驚きました。
あれだけてこずった序盤の外ヶ崎屋敷もサクサクとクリアできるし、これまで培った盗みのスキルが遺憾なく発揮されてあれよあれよとシナリオが進む進む!
すずなへの薬の投与もガンガン進んであっさりと完治。
あっさりと真すずな編に入ることができました。
過去のしがらみを断ち、2人がどこかの町で幸せに暮らしていくというエンディングは非常にホッとする内容で、よかったなぁと思えるものでしたねー。

ただ、気になったのはシナリオの流れがすずな編と全く変わらないこと!
マジでエンディングの最後しか変わらないんですねこれ。
そこまではすべて同じイベントシーンだったので、焼き増し感がものすごく、ちょっと不満でした。
シナリオの進み的にも、真・すずな編と、すずな編の差って何よ?って感じが。
すずな編の時の俺のすずなも、見た目すっかり元気そうでしたしねぇ。
条件そんなに厳しくしなくてもいいんじゃないっていう、なんというか、トゥルーエンド条件に納得感がなかったように思いました。
最初っからすずな編をトゥルーエンドにしておけばよかったのでは、と思わずにはいられない!
前述の通り盗みスキルが上がっていたことでさっくりプレイできただけに不満はそこまで強くありませんが、そこはプレステ2のゲームということなんですかねぇ。




マルチシナリオにはやや不満が残りましたが、アクションの面白さは折り紙付き。
もっと広いフィールド、たくさんの屋敷、たくさんのイベントで盗みを働いて爽快感を味わえたらよかったのに!と思えるほどでした。
福元さんの勧めもあってプレイしたアクワイア作品でしたが、今後リマスターが続くようであればぜひまたプレイしてみたいです。

次はブレイザードライブをプレイします!

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