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イースIX -Monstrum NOX- をクリアしました!
プレイ時間はエンディング直前のデータで39時間8分。
アドルの最終レベルはLv.83でした!
前作Ys8がぶっちぎりの名作だっただけにハードルが上がりに上がっていたYs9でしたが、どっこいこれがどうして八五郎!Ys8に引けを取らない面白さじゃあないですか!
ファルコムってのはすげーもんですね。きっちり面白かったです!
なんつってもエンディングがいいですよこのゲーム。
エンディングに至るまでの不穏な雰囲気、みんなが幸せになれるのかどうか分からない不安。
そうしたものをあらゆる要素をきっちりまとめたうえで違和感なくしっかりエンディングに落とし込んで、みんなが笑顔でアドルとドギの旅立ちを見送るという、これ以上ないハッピーエンド!
そんでもって最後の一枚絵!
もうホントによかったねと!よかったねというほかないエンディング!
エンディングに向けてメインクエストで散りばめられた数々の伏線やサブクエストでの保管要素、そしてキャラひとりひとりの掘り下げがひとつにシューっとまとまっていくのが実に美しく、心揺さぶります。
マジで最後までプレイしてほしい。
最後までプレイしたらキャラひとりひとりに対する愛着。
特にアプリリスに対する愛着が爆発すること間違いないです!!!
つうことでここからはもう少し突っ込んでありでがっつりプレイの思い出を語らせていただければと。
ネタバレもありで書きますんで、よろしくお願いします。
書かないと後から読んで俺がワケわからなくなるんですよ。
そこへきて異能アクションという縦の動きが加わったもんだから、単純にアクションが面白い!
とはいえ序盤~中盤はどうしても説明が多くなってしまって引きが弱いのが惜しい所。
街の説明、背景の説明、アクションの説明に重きが置かれ、怪人たちが一人一人仲間になっていくストーリー展開になってしまって、正直ここのあたりはYs8同様、すこしまだろっこしかったですね。
そこへきて強いフックを持った引きが「二人のアドル」。
序盤に脱獄した怪人「赤の王」アドルとは別に、監獄の塔最上階に収監された「囚人アドル」の存在が明かされ、且つその二人が等しくプレイヤーキャラになるんですが、その理由がまったくわからない。
この囚人アドルって誰なの?
アドルっぽいけど、全然説明されないし、やっぱりアドルじゃないの?
この謎に挑み、監獄の謎を解き明かしながら、シナリオが実にゆっくり、ゆっくり進んでいくんですね。
そんな中プレイヤーの頭をよぎるのが、オープニングで語られたアドルによる著書の一節。
お前ってばアドルだと思い込んでいる別人なのか?
どういうこと?グリムワルドの夜とかいってるし、夜だから夢見てんのか?誰が?
そんなことを思ったりするわけですが、全然わからない。
全然どう進んでくのか読めない。
シナリオは仲間が一人一人仲間になる流れを繰り返し、寸劇ともいえるやりとりがリフレインする。
「赤の王アドル」と「囚人アドル」がいつ出会うのか?どんな出会いになるのか?
出会った瞬間、彼らは何を話し、どういう化学反応が起こり、シナリオがどう展開するのか!?
マジで楽しみにしているわけですが、プレイヤーの気持ちを逆なでするように彼らはニアミスしまくる!
おいおいおい、じれったいな!!!
とはいえそこは私もYs童貞を8で捨てた身。
Ysのシナリオは仲間ががっつりそろってからだってことを知ってるわけですよ!
Ys8は山頂を越えてから!
Ys9は怪人がみんな仲間になってからシナリオがぐいぐい動き出す!
ここまでやってよかった!
なんだ、Ys9のシナリオ、8に負けてねえじゃん!
やってくれるじゃねえかファルコムってなもんですよ!
正直ここに来るまで「このゲーム面白くなるのかなぁ」って不安があった!
ぶっちゃけ信じられないでいた!
いやだってそうでしょ、Ys8に比べてYs9はちょっと…みたいな巷の評価、目に入っちゃうでしょ!
いやいやちょっと待ってくださいよ、Ys9、負けてないですよ!
ちゃんとここまでやりましたか!
Ys8やったならわかるでしょ!ちゃんと山越えるところまでやらないと!!!
いやホント、色々RPGやってそれなりにシナリオのバリエーションに触れてきた詰んだつもりでしたが、逆にこういうある種古典的な番狂わせは予想できませんでした。
素晴らしい!こういう体験は初めてです。Ysっていろんな引き出しあるなぁと感嘆したもんです。
どういうオチかなと思ってたけど、私の引き出しにはなかったオチでした。
なるほど、こういうのもありなのか!よくできてる。
神話とかファンタジーとかで攻めてくると思ってたからこの展開は驚きです。
「赤の王アドル」が自身の出自を自認し、これまで「プレイヤーそのもの」だったくびきから解き放たれて、突如として自らの意志を持ち、その意志をもって「囚人アドル」にその後を託すシーンはものすっごく切なかったです。
俺が知るアドル、すなわちこれまでの冒険家アドルならば、この運命を受け入れるには相当な葛藤、諦めがあったと思いますし、そんでもって託すに足る信頼、覚悟、決意があったろうなと思うんですね。
もう一人のアドルに、仲間を、未来を託さなくてはならない厳然たる事実、自身が受け入れなくてはならない事実にガツンと胸を打たれるわけですよ!
一方、受け取った側のアドルの気持ちもどうだ。こっちだってプレイヤーそのものだ!
突如与えられた情報、仲間、将来への責務!そんなもん受け入れられるのか!
でもね、この辺ファルコムよく描いてました。「ひとつになった」んですよ。
ここがね、すっげーよく理解できた、腑に落ちたのは、ここまでシナリオの展開に思いをはせていたプレイヤーが嫌というほど反芻したあのフレーズが真に理解でき、アドルの気持ちに納得できたからなんだと思います。
うおおおおっ!!!
なるほど!よくできてる!すげー!!!すげーぞ!
マジでフレーズの意味が分かった時には膝を打ちました。
いやー、いい体験をしたもんです。
「赤の王アドル」「囚人アドル」この双方をしっかりゲームプレイを通してプレイヤーの意識に定着させ、そのうえでニアミスを繰り返して引っ張りに引っ張って二人をガツンと対面させるこの流れ。
ゲームという「体験するメディア」ならではの贅沢な面白さに触れられたと思います。
いやー、面白かった。心を揺り動かされました。
きっちり物語をまとめていくその手腕にも驚かされました。
黒幕であるゾラを単純に悪役として描かないところがまた憎い。
ゾラも彼なりに解決策を見出そうとしていたという描き方が実にいいじゃあないですか!
考え方はねじ曲がっていましたが、彼なりにきちんと物語の解決に向けて邁進していたわけですよ。
もちろんアドルとその仲間たちには受け入れられないものでしたが、ゾラにはゾラの正義があり、プレイヤーにもその理屈は理解できる!
いいキャラしてました。
神の作った装置である「グリムワルドの夜」は、その地、バルドゥークに住む人々が発した「負の感情」を「夜」に閉じ込め、やがて沈殿した「負の感情」が異形のクリーチャーとして実体化したところをお人好しな神々がその剛腕をもって薙ぎ払うことで、その地の平穏を維持するというシステムです。
人々の精神からは負の感情が自然に解消され、日々平穏な心持で穏やかに生活を送ることができる。
そう聞くと確かに素晴らしいシステムですねこれ。
ストレスが全然たまらない街バルドゥークの出来上がりというわけだ!
ところが身勝手な神々はその装置を放置したままこの地を去り、完全無欠なシステムだけが残される。
残った人々はやむにやまれず英雄らを生贄に捧げ、異形のクリーチャーを日々抹殺するオブジェクトとして装置に組み込むことでバルドゥーク500年の安寧を得るというクソったれソリューション!!!
誰かの犠牲によって成り立つ平和なんて真の平和とは呼べねえだろ!
人は人の手によって平和を掴み、営む必要があるってえもんじゃねえのか!!!
対するゾラの解決策は明快で「神がこの地を去ったのなら、俺が神を作り出してやる!」というもの。
それもいい!それもいいだろう!
だがその帰結として、夜に縛られ続けた英雄らに死という幕切れを唐突に突き付けるってのはどうよ!
そりゃあやっちゃあならないことだろうよ!
この流れも非常によくできている!
ここはぜひ皆さん実際にプレイしてみてほしいです。
で!さらに、この解放された英雄らのその後を描くエンディングが本当にいい!
アプリリスがじーさんになったゾラの面倒を見てるとことかいいじゃないの!すげーよかったよ!
つらい生涯を強いられてきた彼女が解放され、幸せに歳を取り、ばーちゃんになって、安らかに死んでいけるような、そんな生涯であることを強く祈ります。
クレドが彼の仲間たちと旅に出てるとことか変わったなーって思いますし、アネモネが人間にしてもらったところとかすげーいい!
怪人になってしまったことで500年という長きにわたり夜に閉じ込められてしまった英雄らの夜が開けて、やっと彼らにも朝が来た。
これから彼らが自分たちの生活をこのバルドゥークから始めるのだという素晴らしさ!たまらん!!!
みんながきちんと幸せになるのが、イースのいいところ!
最後の壁画とかもうマジでめちゃめちゃ良かったよ!!!
難易度はほぼノーマルで、最後のダンジョンだけハードで挑みました。
根がゲーム下手のヘタレなもんで、ノーマルから難易度を上げる勇気がなかなか湧いてこなかったんですが、意を決して最終盤でハードに上げてよかったですねー。
ラスボスはダメージをガンガンに食らうもんだからポーションを片っぱしからがぶ飲みしつつ肉を食いまくるスタイルでなんとか倒せたし、手に汗握るバランスがきちんと実現されてたと思います。
爽快感もあり、手に汗握る戦闘もあり、おもしろかった!
やっぱりね、偉大な前作であるYs8と比べてどう、という意見も巷にはあるんですよ。
でも正直最後までやってみて俺が思うのは、とにかくYs9はクソ面白いぜってことですよ!
アドルも言ってるじゃないですか!どちらが面白いのかではない。どちらも面白いのだ!!!
Ys10も楽しみにしてるし、なんならVITAでセルセタやら7もやるよ!!!
次はマール王国の人形姫をやります!
プレイ時間はエンディング直前のデータで39時間8分。
アドルの最終レベルはLv.83でした!
とにかく面白かった
いやー、よかった!これはね、マジでよかった!前作Ys8がぶっちぎりの名作だっただけにハードルが上がりに上がっていたYs9でしたが、どっこいこれがどうして八五郎!Ys8に引けを取らない面白さじゃあないですか!
ファルコムってのはすげーもんですね。きっちり面白かったです!
なんつってもエンディングがいいですよこのゲーム。
エンディングに至るまでの不穏な雰囲気、みんなが幸せになれるのかどうか分からない不安。
そうしたものをあらゆる要素をきっちりまとめたうえで違和感なくしっかりエンディングに落とし込んで、みんなが笑顔でアドルとドギの旅立ちを見送るという、これ以上ないハッピーエンド!
そんでもって最後の一枚絵!
もうホントによかったねと!よかったねというほかないエンディング!
エンディングに向けてメインクエストで散りばめられた数々の伏線やサブクエストでの保管要素、そしてキャラひとりひとりの掘り下げがひとつにシューっとまとまっていくのが実に美しく、心揺さぶります。
マジで最後までプレイしてほしい。
最後までプレイしたらキャラひとりひとりに対する愛着。
特にアプリリスに対する愛着が爆発すること間違いないです!!!
つうことでここからはもう少し突っ込んでありでがっつりプレイの思い出を語らせていただければと。
ネタバレもありで書きますんで、よろしくお願いします。
書かないと後から読んで俺がワケわからなくなるんですよ。
二人のアドル
Ys8をベースにしたアクションで構成されているもんだから、プレイしやすさは折り紙付き。そこへきて異能アクションという縦の動きが加わったもんだから、単純にアクションが面白い!
とはいえ序盤~中盤はどうしても説明が多くなってしまって引きが弱いのが惜しい所。
街の説明、背景の説明、アクションの説明に重きが置かれ、怪人たちが一人一人仲間になっていくストーリー展開になってしまって、正直ここのあたりはYs8同様、すこしまだろっこしかったですね。
そこへきて強いフックを持った引きが「二人のアドル」。
序盤に脱獄した怪人「赤の王」アドルとは別に、監獄の塔最上階に収監された「囚人アドル」の存在が明かされ、且つその二人が等しくプレイヤーキャラになるんですが、その理由がまったくわからない。
この囚人アドルって誰なの?
アドルっぽいけど、全然説明されないし、やっぱりアドルじゃないの?
この謎に挑み、監獄の謎を解き明かしながら、シナリオが実にゆっくり、ゆっくり進んでいくんですね。
そんな中プレイヤーの頭をよぎるのが、オープニングで語られたアドルによる著書の一節。
自分ではない何者かになる。そんな夢を見たことがあるだろうか?
その夢の中で私は考える。これは自分なのか、自分ではないのか。
夢が現実なのか、現実が夢なのか?私が辿り着いた答えはひどく単純だ。
『どちらでもいいではないか』
どちらが真実なのか――ではない。どちらも真実なのだ。
二人はいつ出会うのか?
え、ちょちょ、ちょっと待って!夢!?夢なのか?監獄が見せる夢なのか?お前ってばアドルだと思い込んでいる別人なのか?
どういうこと?グリムワルドの夜とかいってるし、夜だから夢見てんのか?誰が?
そんなことを思ったりするわけですが、全然わからない。
全然どう進んでくのか読めない。
シナリオは仲間が一人一人仲間になる流れを繰り返し、寸劇ともいえるやりとりがリフレインする。
「赤の王アドル」と「囚人アドル」がいつ出会うのか?どんな出会いになるのか?
出会った瞬間、彼らは何を話し、どういう化学反応が起こり、シナリオがどう展開するのか!?
マジで楽しみにしているわけですが、プレイヤーの気持ちを逆なでするように彼らはニアミスしまくる!
おいおいおい、じれったいな!!!
とはいえそこは私もYs童貞を8で捨てた身。
Ysのシナリオは仲間ががっつりそろってからだってことを知ってるわけですよ!
Ys8は山頂を越えてから!
Ys9は怪人がみんな仲間になってからシナリオがぐいぐい動き出す!
とにかく山越えまではやれ
そういう意味で第7部 監獄狂騒曲 から続く第8部 錬金術師はかく語りき の面白さは頭抜けてましたね。ここまでやってよかった!
なんだ、Ys9のシナリオ、8に負けてねえじゃん!
やってくれるじゃねえかファルコムってなもんですよ!
正直ここに来るまで「このゲーム面白くなるのかなぁ」って不安があった!
ぶっちゃけ信じられないでいた!
いやだってそうでしょ、Ys8に比べてYs9はちょっと…みたいな巷の評価、目に入っちゃうでしょ!
いやいやちょっと待ってくださいよ、Ys9、負けてないですよ!
ちゃんとここまでやりましたか!
Ys8やったならわかるでしょ!ちゃんと山越えるところまでやらないと!!!
いやホント、色々RPGやってそれなりにシナリオのバリエーションに触れてきた詰んだつもりでしたが、逆にこういうある種古典的な番狂わせは予想できませんでした。
素晴らしい!こういう体験は初めてです。Ysっていろんな引き出しあるなぁと感嘆したもんです。
どういうオチかなと思ってたけど、私の引き出しにはなかったオチでした。
なるほど、こういうのもありなのか!よくできてる。
神話とかファンタジーとかで攻めてくると思ってたからこの展開は驚きです。
劇的な二人の出会い
だからこそ、「赤の王アドル」と「囚人アドル」の出会いがこれ以上なく劇的に、シナリオ上 極めて重要な転機として描かれていた点がよかったですねー。「赤の王アドル」が自身の出自を自認し、これまで「プレイヤーそのもの」だったくびきから解き放たれて、突如として自らの意志を持ち、その意志をもって「囚人アドル」にその後を託すシーンはものすっごく切なかったです。
俺が知るアドル、すなわちこれまでの冒険家アドルならば、この運命を受け入れるには相当な葛藤、諦めがあったと思いますし、そんでもって託すに足る信頼、覚悟、決意があったろうなと思うんですね。
もう一人のアドルに、仲間を、未来を託さなくてはならない厳然たる事実、自身が受け入れなくてはならない事実にガツンと胸を打たれるわけですよ!
一方、受け取った側のアドルの気持ちもどうだ。こっちだってプレイヤーそのものだ!
突如与えられた情報、仲間、将来への責務!そんなもん受け入れられるのか!
でもね、この辺ファルコムよく描いてました。「ひとつになった」んですよ。
ここがね、すっげーよく理解できた、腑に落ちたのは、ここまでシナリオの展開に思いをはせていたプレイヤーが嫌というほど反芻したあのフレーズが真に理解でき、アドルの気持ちに納得できたからなんだと思います。
どちらが真実なのか――ではない。どちらも真実なのだ。
うおおおおっ!!!
なるほど!よくできてる!すげー!!!すげーぞ!
マジでフレーズの意味が分かった時には膝を打ちました。
いやー、いい体験をしたもんです。
「赤の王アドル」「囚人アドル」この双方をしっかりゲームプレイを通してプレイヤーの意識に定着させ、そのうえでニアミスを繰り返して引っ張りに引っ張って二人をガツンと対面させるこの流れ。
ゲームという「体験するメディア」ならではの贅沢な面白さに触れられたと思います。
いやー、面白かった。心を揺り動かされました。
クソったれシステムをぶっ壊せ
で、Ys9のすばらしいところは、この終盤に用意された大きな驚きで終わらないところ。きっちり物語をまとめていくその手腕にも驚かされました。
黒幕であるゾラを単純に悪役として描かないところがまた憎い。
ゾラも彼なりに解決策を見出そうとしていたという描き方が実にいいじゃあないですか!
考え方はねじ曲がっていましたが、彼なりにきちんと物語の解決に向けて邁進していたわけですよ。
もちろんアドルとその仲間たちには受け入れられないものでしたが、ゾラにはゾラの正義があり、プレイヤーにもその理屈は理解できる!
いいキャラしてました。
神の作った装置である「グリムワルドの夜」は、その地、バルドゥークに住む人々が発した「負の感情」を「夜」に閉じ込め、やがて沈殿した「負の感情」が異形のクリーチャーとして実体化したところをお人好しな神々がその剛腕をもって薙ぎ払うことで、その地の平穏を維持するというシステムです。
人々の精神からは負の感情が自然に解消され、日々平穏な心持で穏やかに生活を送ることができる。
そう聞くと確かに素晴らしいシステムですねこれ。
ストレスが全然たまらない街バルドゥークの出来上がりというわけだ!
ところが身勝手な神々はその装置を放置したままこの地を去り、完全無欠なシステムだけが残される。
残った人々はやむにやまれず英雄らを生贄に捧げ、異形のクリーチャーを日々抹殺するオブジェクトとして装置に組み込むことでバルドゥーク500年の安寧を得るというクソったれソリューション!!!
誰かの犠牲によって成り立つ平和なんて真の平和とは呼べねえだろ!
人は人の手によって平和を掴み、営む必要があるってえもんじゃねえのか!!!
対するゾラの解決策は明快で「神がこの地を去ったのなら、俺が神を作り出してやる!」というもの。
それもいい!それもいいだろう!
だがその帰結として、夜に縛られ続けた英雄らに死という幕切れを唐突に突き付けるってのはどうよ!
そりゃあやっちゃあならないことだろうよ!
夜明けの輝きががまぶしすぎる
結果、アドルたちはすったもんだの末に彼自身の手によってシステムとしての「グリムワルドの夜」を崩壊に導き、英雄らを解放するに至ります。この流れも非常によくできている!
ここはぜひ皆さん実際にプレイしてみてほしいです。
で!さらに、この解放された英雄らのその後を描くエンディングが本当にいい!
アプリリスがじーさんになったゾラの面倒を見てるとことかいいじゃないの!すげーよかったよ!
つらい生涯を強いられてきた彼女が解放され、幸せに歳を取り、ばーちゃんになって、安らかに死んでいけるような、そんな生涯であることを強く祈ります。
クレドが彼の仲間たちと旅に出てるとことか変わったなーって思いますし、アネモネが人間にしてもらったところとかすげーいい!
怪人になってしまったことで500年という長きにわたり夜に閉じ込められてしまった英雄らの夜が開けて、やっと彼らにも朝が来た。
これから彼らが自分たちの生活をこのバルドゥークから始めるのだという素晴らしさ!たまらん!!!
みんながきちんと幸せになるのが、イースのいいところ!
最後の壁画とかもうマジでめちゃめちゃ良かったよ!!!
戦闘バランスもよかった!
最後に戦闘についても少しだけ触れておきます。難易度はほぼノーマルで、最後のダンジョンだけハードで挑みました。
根がゲーム下手のヘタレなもんで、ノーマルから難易度を上げる勇気がなかなか湧いてこなかったんですが、意を決して最終盤でハードに上げてよかったですねー。
ラスボスはダメージをガンガンに食らうもんだからポーションを片っぱしからがぶ飲みしつつ肉を食いまくるスタイルでなんとか倒せたし、手に汗握るバランスがきちんと実現されてたと思います。
爽快感もあり、手に汗握る戦闘もあり、おもしろかった!
やっぱりね、偉大な前作であるYs8と比べてどう、という意見も巷にはあるんですよ。
でも正直最後までやってみて俺が思うのは、とにかくYs9はクソ面白いぜってことですよ!
アドルも言ってるじゃないですか!どちらが面白いのかではない。どちらも面白いのだ!!!
Ys10も楽しみにしてるし、なんならVITAでセルセタやら7もやるよ!!!
次はマール王国の人形姫をやります!
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