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STAR OCEAN Second Evolutionをクリアしました!
クリア時間は最終セーブデータで22時間31分。主人公クロードの最終レベルは84でした。
キャラはクロード、レナ、プリシス、チサトが最終メンバーで、控えにノエルとレオン。ノエルは特に一度も戦闘に出ない不遇ぶりでした。
後からwikiみたらキャラいっぱいいてびっくり。こんなにスルーしてたとはなあ。
キャラの掛け合いやシナリオの流れ、諸要素から私が中学生のころに触れていたエニックス系出版物(要はガンガンとかギャグ王とか)から感じていたエニックス特有の雰囲気がビシバシに出ていて、面白さを感じるのと同時に、いい意味での気恥ずかしさに似たような感覚を覚えたのが新鮮でした。
この雰囲気、今のゲームでは出せないよなぁ。そういう意味で独特なゲームだと思います。
また、初代に比べるとファンタジーにSFを混ぜるのが上手いというか、こなれたというか。
主人公をSF側の人間に据えることで、初代にあったファンタジー要素が全面に出てしまう現象をうまく防いでいたと思います。
これはプレイヤーである私自身も、初代をクリアすることでスターオーシャンの流儀を理解できていた点も大きいのかもしれませんけどね。
そこまでのクロードとレナの積み重ねを見事に反映させたストーリーテリングで、展開に見入ったし、クロードの選択に対する意外性、クロードの成長に対する驚きもあり、率直に感動しました。
序盤からレナに対して態度を決めかねていたクロードが「レナを守る」ことを決意し、これを告白。
その後、圧倒的な力を前に「守る」ことができずパーティは敗走。
ゲーム中できちんと描かれない点が残念でしたが、彼が挫折感を味わったことは間違いありません。
結果としてレナは無事でしたが、クロードは負い目を感じ、次こそは守ると決意を固めます。
そうした中、エクスペル星最終ダンジョンの最奥でクロードの母艦からまさかの通信。
有無を言わせぬ強制転送で母艦に戻され、且つ「エクスペル星にはもう戻さない」「エクスペル星は1時間後に高エネルギー体との衝突により消滅する」という、あまりにあんまりな事実を知るわけです。
ここでの選択が、スターオーシャン2のある種のクライマックスなんだと思いましたねー。
いやマジに盛り上がった。
序盤、クロードは何が何でも母艦(これまでいた世界)に戻りたかったわけです。
正直エクスペル星のできごとなんてどうでもよかったし、「勇者」とか言われて迷惑に感じてた。
そんなクロードが「俺の居場所はここ(エクスペル星で出会った仲間たちと一緒にいること)なんだ」と言い切るまでに打ち解け、心を開き、決意を固めるという流れが美しい。
でもね、それがちゃんと積み重なって礎になっていることが分かって、且つ結実するシナリオってすごくカタルシスあると思いませんか!
夜中宿屋を抜け出して、隠れてポチポチ連打してた通信機(クロードがいた世界とつながれるかもしれない唯一の装置)を「俺にはもう必要ないものだから」といって捨てちゃうくらいなんですよ!
すごく印象的に描かれてた、いいシーンだと思いますねー。
もちろん、戻ったところでエクスペル星はあと1時間で消滅しちゃうわけで、戻ったところで何ができるのか?という冷静な疑問はあります。
ただね、いいじゃないですか。若くて。
仲間を見捨てられない!理屈じゃなく、俺は彼らを放っておけない!だから俺はいかなければならない!
先が全く見えないまま若さゆえの勢いだけで戻ってしまうあたり、未熟な無鉄砲さも結果的にうまく表現されていました。
なぜクロードはレナのいるエクスペル星の神護の森に飛ばされたのか?
エクスペル星にある勇者の伝説とはなんだったのか?ガブリエルの言ったフィリアとは?などなど。
イベントとり逃したか?と思って調べたんですが、容量不足からか作中では語られてないんですね。
裏設定の内容そのものはかなり熱かったので、しっかりゲーム内で描いてくれたらもうひと盛り上がり作れたでしょうに、残念です。
これはね、設定上仕方ないところあると思います。
初代がすでに組みあがっている(周りがそれを認めている)カップリングでパーティが組まれていた一方で、2は若い二人がこれから関係性を構築する、というシナリオになってます。
必然的にパーティーキャラがクロードとレナの関係を中心に描かれ、かつクロードとレナの成長も描く必要があることから、どうしても周りのキャラが成長を描くための要素にしかならないし、クロードやレナを除いた周りのキャラ同士のでの関係性が描きにくかったんだと思います。
こうした事情もあって、村を回ってのプライベートアクションも初代に比べると正直、あまり見て回る気にならなかったですね。
また付け加えると、クロードやレナの精神的な未熟さを表すためではあるのですが、キャラを新たに仲間に入れることをプレイヤーが取捨選択する際に、露骨に嫌そうな顔をしたりする演出があったりするんですが、そうしたこともあって最後までどこか希薄な仲間関係になってしまった印象。
PSPを貸してくれた福元さんが「2はキャラの仲が悪い」と言っていた点も合点がいくってもんです。
ここはホントに初代より数倍いいと思います。
ラスボス以前のボスはみんなで周りを囲んでボコボコに殴ればあっという間に終わってたんですよ。
とにかく連続ヒットする必殺技をみんなして右から左からぶっかけまくったら相手は何もできないままに沈んで言うという、勇者がそんなんでいいのかという立ち回り。いいのだ!
そこへきてこのラスボス、超強力な全体攻撃を乱発しつつ所狭しとバトルフィールドを周回するもんだから攻撃が全然当たらない!
なるほどこういうバランス設定方法があるかと思いました。
こうなってくるととにかく生きているキャラが惜しみなく復活アイテムを投与しまくって、アイテム使用クールダウン中に何とか相手に追いついて攻撃し、ボスの攻撃の手を緩める持久戦に持ち込むしかない!
パーティの要の回復役であるレナをいかに生かすか、神経を使いましたねー。
幾度となくパーティーの体制が崩壊しつつも、何とかかんとかじわりじわりとラスボスに攻撃を当てていると、いつの間にか相手が時折回復に回るようになって、こちらも体制を整えやすくなり、なんとか押し切れるようなバランス設定になってるんですね。
いやこれはよくできてるなと思いました。
なんとかラスボス戦序盤中盤のつらい局面を乗り切れば、リソースがじり貧になった終盤であっても流れで倒しきることができるわけですよ。
うまく「ギリギリで勝てた!」というゲーム体験をリードしてるなーと思います。
結果、3回ほど全滅した末になんとか倒せた時にはマジで感動しましたねー。
wikiなんかを見ていると、本作の大ヒットにはゲーム的な面白さのみならず、エニックスお得意のコミカライズ、そしてそれに連なるアニメ化や4コマ漫画化によって、ヒットしていった作品なんですね。
そういう意味ではゲームをプレイしただけでは当時のプレイヤーが感じていたであろう熱中、面白さを完全に味わうことはできない点を残念に思います。
ただこれだけは言いたい!
ロニキス復活させてやれよ!時空転移でどうとでもなるだろうが!!!
次はポポロクロイス物語2をやります!
クリア時間は最終セーブデータで22時間31分。主人公クロードの最終レベルは84でした。
キャラはクロード、レナ、プリシス、チサトが最終メンバーで、控えにノエルとレオン。ノエルは特に一度も戦闘に出ない不遇ぶりでした。
後からwikiみたらキャラいっぱいいてびっくり。こんなにスルーしてたとはなあ。
プレイするほどに感じる在りし日のエニックス臭
いやー、面白かった。キャラの掛け合いやシナリオの流れ、諸要素から私が中学生のころに触れていたエニックス系出版物(要はガンガンとかギャグ王とか)から感じていたエニックス特有の雰囲気がビシバシに出ていて、面白さを感じるのと同時に、いい意味での気恥ずかしさに似たような感覚を覚えたのが新鮮でした。
この雰囲気、今のゲームでは出せないよなぁ。そういう意味で独特なゲームだと思います。
また、初代に比べるとファンタジーにSFを混ぜるのが上手いというか、こなれたというか。
主人公をSF側の人間に据えることで、初代にあったファンタジー要素が全面に出てしまう現象をうまく防いでいたと思います。
これはプレイヤーである私自身も、初代をクリアすることでスターオーシャンの流儀を理解できていた点も大きいのかもしれませんけどね。
エクスペル最終盤の展開が最高!
シナリオに関して言えばエクスペル星終盤の展開はマジで見事。よくできた流れだったと思います。そこまでのクロードとレナの積み重ねを見事に反映させたストーリーテリングで、展開に見入ったし、クロードの選択に対する意外性、クロードの成長に対する驚きもあり、率直に感動しました。
序盤からレナに対して態度を決めかねていたクロードが「レナを守る」ことを決意し、これを告白。
その後、圧倒的な力を前に「守る」ことができずパーティは敗走。
ゲーム中できちんと描かれない点が残念でしたが、彼が挫折感を味わったことは間違いありません。
結果としてレナは無事でしたが、クロードは負い目を感じ、次こそは守ると決意を固めます。
そうした中、エクスペル星最終ダンジョンの最奥でクロードの母艦からまさかの通信。
有無を言わせぬ強制転送で母艦に戻され、且つ「エクスペル星にはもう戻さない」「エクスペル星は1時間後に高エネルギー体との衝突により消滅する」という、あまりにあんまりな事実を知るわけです。
ここでの選択が、スターオーシャン2のある種のクライマックスなんだと思いましたねー。
いやマジに盛り上がった。
序盤、クロードは何が何でも母艦(これまでいた世界)に戻りたかったわけです。
正直エクスペル星のできごとなんてどうでもよかったし、「勇者」とか言われて迷惑に感じてた。
そんなクロードが「俺の居場所はここ(エクスペル星で出会った仲間たちと一緒にいること)なんだ」と言い切るまでに打ち解け、心を開き、決意を固めるという流れが美しい。
クロードの未熟さ・若さがまぶしすぎる
そりゃそこまでの流れでクロードの未熟さゆえに、ストレスを感じるシナリオ展開はありました。でもね、それがちゃんと積み重なって礎になっていることが分かって、且つ結実するシナリオってすごくカタルシスあると思いませんか!
夜中宿屋を抜け出して、隠れてポチポチ連打してた通信機(クロードがいた世界とつながれるかもしれない唯一の装置)を「俺にはもう必要ないものだから」といって捨てちゃうくらいなんですよ!
すごく印象的に描かれてた、いいシーンだと思いますねー。
もちろん、戻ったところでエクスペル星はあと1時間で消滅しちゃうわけで、戻ったところで何ができるのか?という冷静な疑問はあります。
ただね、いいじゃないですか。若くて。
仲間を見捨てられない!理屈じゃなく、俺は彼らを放っておけない!だから俺はいかなければならない!
先が全く見えないまま若さゆえの勢いだけで戻ってしまうあたり、未熟な無鉄砲さも結果的にうまく表現されていました。
エクスペル星以降はやや消化不良か
ただ、その後の展開はちょっと後付け感あってしりすぼみに感じましたねー。なぜクロードはレナのいるエクスペル星の神護の森に飛ばされたのか?
エクスペル星にある勇者の伝説とはなんだったのか?ガブリエルの言ったフィリアとは?などなど。
イベントとり逃したか?と思って調べたんですが、容量不足からか作中では語られてないんですね。
裏設定の内容そのものはかなり熱かったので、しっかりゲーム内で描いてくれたらもうひと盛り上がり作れたでしょうに、残念です。
キャラクタの魅力は初代に軍配
スターオーシャン初代ですごく好きだったのが、プライベートアクションで見せるキャラの掛け合い、関係性のよさだったのですが、この点は初代の方がよかったかなーというのが正直なところ。これはね、設定上仕方ないところあると思います。
初代がすでに組みあがっている(周りがそれを認めている)カップリングでパーティが組まれていた一方で、2は若い二人がこれから関係性を構築する、というシナリオになってます。
必然的にパーティーキャラがクロードとレナの関係を中心に描かれ、かつクロードとレナの成長も描く必要があることから、どうしても周りのキャラが成長を描くための要素にしかならないし、クロードやレナを除いた周りのキャラ同士のでの関係性が描きにくかったんだと思います。
こうした事情もあって、村を回ってのプライベートアクションも初代に比べると正直、あまり見て回る気にならなかったですね。
また付け加えると、クロードやレナの精神的な未熟さを表すためではあるのですが、キャラを新たに仲間に入れることをプレイヤーが取捨選択する際に、露骨に嫌そうな顔をしたりする演出があったりするんですが、そうしたこともあって最後までどこか希薄な仲間関係になってしまった印象。
PSPを貸してくれた福元さんが「2はキャラの仲が悪い」と言っていた点も合点がいくってもんです。
ラスボス戦の高難易度は好印象
最後にめっちゃよかった点を一つ。ラスボスがほどよい強さですっげー痺れました。ここはホントに初代より数倍いいと思います。
ラスボス以前のボスはみんなで周りを囲んでボコボコに殴ればあっという間に終わってたんですよ。
とにかく連続ヒットする必殺技をみんなして右から左からぶっかけまくったら相手は何もできないままに沈んで言うという、勇者がそんなんでいいのかという立ち回り。いいのだ!
そこへきてこのラスボス、超強力な全体攻撃を乱発しつつ所狭しとバトルフィールドを周回するもんだから攻撃が全然当たらない!
なるほどこういうバランス設定方法があるかと思いました。
こうなってくるととにかく生きているキャラが惜しみなく復活アイテムを投与しまくって、アイテム使用クールダウン中に何とか相手に追いついて攻撃し、ボスの攻撃の手を緩める持久戦に持ち込むしかない!
パーティの要の回復役であるレナをいかに生かすか、神経を使いましたねー。
幾度となくパーティーの体制が崩壊しつつも、何とかかんとかじわりじわりとラスボスに攻撃を当てていると、いつの間にか相手が時折回復に回るようになって、こちらも体制を整えやすくなり、なんとか押し切れるようなバランス設定になってるんですね。
いやこれはよくできてるなと思いました。
なんとかラスボス戦序盤中盤のつらい局面を乗り切れば、リソースがじり貧になった終盤であっても流れで倒しきることができるわけですよ。
うまく「ギリギリで勝てた!」というゲーム体験をリードしてるなーと思います。
結果、3回ほど全滅した末になんとか倒せた時にはマジで感動しましたねー。
wikiなんかを見ていると、本作の大ヒットにはゲーム的な面白さのみならず、エニックスお得意のコミカライズ、そしてそれに連なるアニメ化や4コマ漫画化によって、ヒットしていった作品なんですね。
そういう意味ではゲームをプレイしただけでは当時のプレイヤーが感じていたであろう熱中、面白さを完全に味わうことはできない点を残念に思います。
ただこれだけは言いたい!
ロニキス復活させてやれよ!時空転移でどうとでもなるだろうが!!!
次はポポロクロイス物語2をやります!
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