Amazon.co.jp ウィジェット TAT FANTASIAN Neo Dimensionをクリアしました! 忍者ブログ
ファンタジアンこと、FANTASIAN Neo Dimensionをクリアしました!



2/26頃クリア。ラスボス直前のセーブデータで55時間40分でした。
主人公レオアの最終レベルは60。

序盤の山場からボス戦の熱さが牙をむきっぱなし

もう全然予想してなかったんですがボス戦がとにかく熱いバランス取りですげー楽しめました!
このゲーム、ボスが全体的に強くて、ボスの一撃必殺の攻撃でパーティが半壊するのは当たり前なので、何とかしてそれを防ぐかそこから立て直すかしてね~っていうゲームバランスなんですね。
とはいえ序盤はそこまで一撃必殺の攻撃も強くなく、まああんまり深く考えなくても立て直しできるくらいのハードさで私の前をヒラヒラ飛んでてくれていたんですがそこへきてお遊びは終わりだと牙をむいてくるのが序盤の山場であるヴァム戦で、まあこれがまたほんとにつらくて面白い!


勝てるだろと思って挑んだらマジで強かったヴァム様

それまでのボス戦ではパーティ半壊当たり前のその攻撃をなんとか凌ぎ切ることができていたもんでしたがヴァム戦はその一戦を軽々超えてきやがると着たもんで、ヴァムがおもむろに戦闘中に複数本呼び出した剣を全て壊せば強力な一撃の発動を防げるという仕組みがあるんですが、初めのうちこそ本数も少なくどーにかこーにか強力な一撃の発動を防げていたもののヴァムの体力を削るにつれて剣の本数がガンガン増えていってしまいにゃどう考えても規定ターン数にゃ破壊しきれない本数出してくる有様!!!
こんなんどーすりゃいいんだよと思いながら半壊したパーティに対して惜しみなくエリクサーをガンガンに投入しまくって涙目で体制を立て直すも平然とすぐさままた剣を召喚する無慈悲なヴァム様!!!

どっこいよく見りゃヴァム様のヒットポイントも赤色表示ときたもんだ!!!
こうなりゃやぶれかぶれで攻撃しまくるしかねえそれでうまくいかなきゃレベル上げてやり直しだと背水の陣で攻撃を注ぎ込むも倒れないヴァム様へ最後の最後で放ったアイテム固定ダメージ1,000でヴァム様がクラッシュ!!!
序盤の山場にふさわしく、マジで手に汗握る戦いで秀逸なバランスでした。

その後のボス戦闘もどこをとってもひりつくようなバランス感で非常によかったです。
このゲーム、パーティメンバーの戦闘中の入れ替えにそこまでデメリットがないもんだから、基本的には戦闘の中で相手の行動パターンや弱点耐性を探って、仲間をその都度入れ替えて戦えばなんとかなるし、そうでなくともまあ一度戻って装備やスキルツリーの見直しで対策すればなんとか勝てるというレベルできっちり仕上がってる。
毎度毎度手に汗握る戦闘が続きまくるもんだから正直ボス戦前の緊張感やプレッシャーはすげーんあるんですがやっぱりやってるときには楽しいし、なんつっても勝てた時には嬉しいですね!
戦闘パターンも豊富でかなり楽しませてくれましたねー。

ラスボス戦も例にもれず熱くて最高!

で、ラスボスのジャス戦ですよ!マジによくできてました。


もうなんだかよく分かんなくなっちゃった第三形態

2連戦かと思わせておいての3連戦でまずプレイヤーの心を折に来た上でマジでもう感動すら覚えたのが3連戦目の攻撃バリエーション!
一見するとバリエーションがマジで豊かで何やってくるのか分からないんですが、その実、ここまで戦いぬいてきたプレイヤーならその戦いの中でパターンが自ずと見えてくるような単調さで、自然と戦いの中で対策を見出せるプレイヤーを信じたかのようなバランス調整がマジで見事!

そこへ来てラスボスの体力が残り50,000を切ったところで始まる唐突な「終わりの始まり」とかいうもう不穏極まりない5ターンカウント発動にはビビった!!!
やめろ!唐突に説明なく不穏なカウンターはよせ!
もうマジでしゃにむにになって攻撃をぶちこんだもんですよ!
それでなんとか倒せた時にはマジで嬉しかったし、やっぱ戦闘のバランスや演出に関しちゃすげー秀でたゲームだったもんだと思わせられた。坂口やるなあ!

んで、ジャス戦後のイベント戦闘もマジでいい!


キャラごとに旅路で得た情念をジャスにぶつける形式もナイス

秩序の力で世界をゼロに戻し、感情など不要と言っていたジャスがその実イムを失った悲しみと空虚感に支配され、主張とは裏腹に感情そのもので動くようになっており、最後に残ったのはイムに対する想いだけだったというのがマジでよく分かる!!!
そこへ来てそのジャスを解放するのが人間の想いの象徴である、神器だというのがまた見事!
すげーいい!よくできてました!

中盤以降のシナリオ構成はサブクエ感強し

最後にシナリオ構成について少しだけ。
ボス戦はめっちゃ楽しかったんですがその一方で中盤以降のシナリオはフリーシナリオっぽくクエストを方々で自由にこなすタイプのシナリオ進行になってたのが個人的にはちょっとハマらなかったです。
そりゃ攻略の自由度は上がって楽しいんですが、シナリオ的な引きが途端に弱くなったんですよ。
それまでは主人公レオアの記憶喪失や世界の成り立ちに関するいろいろな謎を解き明かす大きな流れの中でシナリオにものめりこめていたんですが、途端にフリーシナリオになってキャラを少しずつ掘り下げるような流れになったところが、なんというかサブクエ感満載で、もっと壮大なシナリオの軸を見せてほしかったなーと思いました。
まあ、そのあたりも先述の通りラスボス後の流れで一気に盛り上げてくれるので結果オーライ感はあるんですけどね!




そうそう、ジオラマ実写取り込みのマップ描写は特に自然物系でかなり力を発揮しててよかったです!
HD-2D慣れしてたところもあって、こういうのもあるんだなぁと驚かされました。


山や森、洞窟の表現は見事でした


これ系のやつが突然出てきたラストダンジョンも衝撃的でよかった

中盤以降のシナリオの引きが弱くてのめり込めなかった部分もありましたが、マジでクリアできねーんじゃねーかと思わせる骨太なバランス調整で飽きさせないつくりは見事!
さらにエンディングで一気に引き込んでくる仕組みはさすがでなんだかんだいいゲームでした!
エピローグの幸福な雰囲気もいいし、旅はまた続くという締めも最高!
未プレイの方はぜひプレイしてみてください!

拍手

PR
昔のブログ
アクセス解析
忍者ブログ [PR]

© kondo 2000-. All rights reserved.
Designed : Under the Rose