Amazon.co.jp ウィジェット TAT オフ会ハイライトその2(最終回) 忍者ブログ
ご好評をいただいておりますオフ会ハイライトですが、
残念ながら早くも今回で最終回です。

シェフこげによるもんじゃ焼きクッキング

オフ会で大人数飲み会って言ったらド定番のもんじゃ焼きだろうが!ということで
ガッツリ予約をブチ込んでの第一次もんじゃ焼き大戦。
もう何年も前からDr.Kさんちでのオフ会と言ったらこのもんじゃ焼き屋ばかり使っているので
各自が各自「俺はいつもこの席に座ってるなぁ」とか、
テーブルに座るメンツが固まってきてしまってるんですね。
そんなこともあったんでちょっと今回は座る席を変えてみようという話になったんですが
テーブルのメンツが「こげさん、甘茶さん、あたくし」この3人。
これの何が悪いかって言うとぶっちゃけこのメンツはいつももんじゃ焼きを作ってない人々で
唯一作ったことがあるこげさんですら5年前くらい?とか言い出すレベル。何時代だそれは。

とはいえ唯一もんじゃ焼き経験があるというのは我々の中では大いなるアドバンテージで、
横のテーブルで経験豊かなKさん鉄くずさんテリーさんがもんじゃ焼きを作成するわきで
まったくヘラを持つ気も無い甘茶さんや私は「こげさん早く作ったら?」とか言い出す始末。
ぶっちゃけると私なんかは晩飯前から前回のオフレポで書いた
つまみやビールをたらふく食いこんだせいで腹があんまり減ってない!ウカツ!

単品ばかりで固めるという消極策極まりない策もあるにはあったんですが
そこをよしとしないのが我らが誇るシェフこげの男気あふれるワンシーン!
もんじゃ焼きメニューにも臆せず怯まず見ろこれが俺の生き様だとばかりに
作り方もよく分かってねえだろうメニューを片っ端から頼んでいく!
こげーッ!そんなに死に急いでどうするーッ!というか食うのは俺たちだからやめろーッ!

そんでもって従業員が持ってきたもんじゃ焼きの具を
こげさんがガッシとわきに抱えてヘラを握りしめていざ調理開始!
野菜という野菜を万能調理器具トングを利用して熱された鉄板に広げるこげ!
その野菜を満足そうな顔をして輪の形に壁を作っていくシェフ!
高い!高い壁だ!この壁なら巨人も越えられないぞ!
巻きあがるシェフコール!シェーフ!シェーフ!!シェーフ!!!

しかしここで湧き上がる違和感!壁が高すぎる!!!
おかしい!普段テリーさんが作ってくれる壁はこんなに高くは無かったはず…。
もっと野菜のひとつひとつが細かくて、壁を構成する要素が繊細だった…ハッ!

 シェフこげのオリジナル要素 その1
   野菜をヘラでざく切りに細かくしない

野菜をざく切りにするだなんてのは娘子供がやることよ!
俺っちのそだった安部川じゃあ野菜なんてのはそのまま生でかぶりつくもんだ!
細かく食べやすいサイズにするなんて軟弱者の所業!
いいか!俺をシェフにしたからにゃあ責任もって安部川流に付き合ってもらうぜ!
とかなんとか言いだすかと思いきやちょっと指摘したくらいで慌ててざく切りにし始めるこげさん。
壁を作って!その壁を壊して!!再構築する!!!
さすがこげさん!新しすぎるもんじゃ焼きクッキングだ!

そうこうしているうちに新しい壁が完成!
ぶっちゃけざく切りが甘くてさっきの姿とあんまり変わってないけれど心意気や善し!
さっそく輪の中心めがけてもんじゃ汁を鉄板に注ぎ込む!
その瞬間部屋中にこだまするジューッという気持ちいい音!
ん…、音?そういえばさっき野菜を投入する時はぜんぜん音がしなかったけど…ハッ!

 シェフこげのオリジナル要素 その2
   鉄板に油をひかない

油なんてのはまやかしよ!真の男ってもんは熱!
もうこの鉄板から湧きあがってくる熱だけで野菜から何から調理していくってのが安部川流!
見てみなこの野菜!うまそうに黒く焦げてるじゃないか!…焦げてるじゃねえか!
もんじゃ汁自体は奇跡的に壁からあふれださなかったものの
野菜が焦げてきているのは誰の目にも明らか!そりゃ油ひかなかったらそうなるわ!
隣の席から心配そうに覗き込むワイエスさんが「こげさん油引いた?」と問うも
「ん?ひいてないよ?」とさも当然そうに答えるこげさんにひっくり返る我々!
まさにもんじゃ焼きはバーリトゥードだぜ!

そうこうしているうちに焼きあがっていくもんじゃ!
一体いつになったら食べられるんですか?と問いかける我々。そう、全てはシェフの気まぐれ!
んー、そろそろですかね?と言いながらヘラを使ってもんじゃをひっくり返してびっくり!
油を敷いていなかったもんだからもんじゃ汁が鉄板に沿って焦げてしまい
薄い膜を形成しているじゃないか!そしてそれをさも当然のように
クレープかオムレツのようにくるくると巻きこんでいくこげさん!こ、これが安部川流の真髄!

 シェフこげのオリジナル要素 その3
   薄い焦げた膜で巻きこんでクレープのように食べる

おかしいなぁ、もんじゃ焼きってこう小さいヘラですくいとって食べる印象があったんだけど…
とか思いながら首をかしげているといつ間にか皿には安部川流もんじゃが!
ハッとこげさんを見ると万能調理器具トングでもんじゃ焼きをつかみとって
みんなの皿に強制シュートしているじゃないか!トングは当然ベトベトだ!ヘラでやれヘラで!

 シェフこげのオリジナル要素 その4
   トングで掴んで分配される

そして肝心の味は…、こ、これは確かにも んじゃ焼きだ!
見た目はあんなだしトングはベトベトだけどもんじゃ焼きそのもの!
すごい!こ、これが安部川流!

こうして僕らはもんじゃ焼きの懐の広さを知ったのだった…。


後日談

シェフこげが大奮闘している時、隣のテーブルのDr.Kさん鉄くずさんは
スポット参戦のやゆよさんをお迎えに駅まで行っていたので分からなかったのですが、
こげさんがそのとき作成していたもんじゃは、隣のテーブルが頼んだもので
我々が注文したものではなかったそうです。すまん!

 シェフこげのオリジナル要素 その5
   別テーブルが注文したもんじゃでもお構いなしに作る

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